マローナ/フェイトン惑星の破壊(外伝 第3回)から続く
(5)闘争の舞台は地球へ
火星はその当時は、今の軌道ではありませんでした。水星、地球、伝達されていない惑星?、火星とマローナ/フェイトン惑星(両惑星の位置関係が明示されてないが伝達のニュアンスではマローナ/フェイトン惑星の外側に火星があったようだ)という順序でした。当時の地球の1日は約30時間、1年は約280日でした。この破壊者と言われる放浪惑星が水星、金星、地球、火星、小惑星帯(マローナ/フェイトン惑星)と並べ変えてしまったのでした。それではこの破壊者は今どうなっているのでしょうか。太陽の引力に捕らえられて楕円軌道を描いて周回するうちに徐々に彗星化しながら太陽系内の被害を拡大させていきました。地球においても大洪水(ノアの大洪水?)や地殻変動、火山の爆発などが起こっていきました。そのため、当時プレアデス/プレアール人が太陽系からこの彗星を引き離す作業を開始したのですが、引き離した場合には他の恒星系に悪影響を及ぼす恐れが出てきたため、将来地球などに著しい影響を及ぼさないように周期1000年以上の超楕円軌道に変えただけで作業を中止しています。(この彗星は、予測では太陽が衰退し、地球に人類が住めなくなるまで存在し続けるようです)
(マローナ/フェイトン惑星が爆発により小惑星となった時期は、知らされてはいませんが今から50万年より前のことには間違いないようです。二ビル星人が地球に金の採掘に来る前のことのようです。なぜなら彼らは小さな時空・次元領域の出入り口が小惑星帯付近にあったので、ニビルという褐色矮星の自分たちが住んでいる場所からこの世界に来るのに、小惑星帯が邪魔をして安全な飛行ルートを見つけるのに当初苦労した旨のことを言っていたからです。
なぜ二ビル星人が地球に金の採掘に来たのでしょうか。それは二ビルという星に降り注ぐ放射線がかなり強く、そのために彼らは放射線から体を守るために体内にかなり多くの銅を含むために肌はブルーなのです。ブルーといってもステンドグラスのように輝きがあるようなブルーから茶褐色系のブルーまで様々です。その彼らの星の大気が宇宙から飛来する放射線の影響で悪化し始めたために、放射線を大気上層部で防ぐ手段として大気中に大量の金の原子を放出する必要に迫われたのです。そのために金鉱脈を見つけるために惑星などを探査していたのですが、内乱により追放された王族関係者が地球の中東付近において大量の金鉱脈を発見し、故郷の惑星に報告したことから、二ビル星人は地球に部隊を編成して金の採掘に来たのでした。
しかし、彼らが飛来する何十万年前にマローナ/フェイトン惑星が小惑星となったのかは私たちがこれから調べていかなければならないことなのだろうと思いますがひょっとしたら135万年以上前にすでに小惑星になっていたのではないかとも思います。その理由はアボリジニの祖先が太陽系探査において地球と火星については入念な調査をしていたがマローナ/フェイトン惑星の調査について言及されていなかったからです。また、土星に置かれている宇宙連合の評議会がマローナ/フェイトン惑星の住人の魂が宇宙空間にとても長い間留まっていることを危惧して地球に移す手立てを講じたともしていることからです。
ここでいうニビルという褐色矮星はアヌンナキの住んでいる星に間違いないのだろうかという疑念を持ちました。しかし彼らが素晴らしい自分たちの星からこの世界に出てみると二ビルは住むことが出来ないほど高温の星だったといっていることからひょっとしたらわずかに時空が異なっているのかもしれない。また、二ビルという呼び方は彼らの住んでいる星だけではないということです。太陽系惑星の衛星としての軌道を外れたり不安定になりほかの星々に影響を与えるものも含めているらしい。)
二人の兄弟により導かれって地球に移住した者は、地球の大気と重力になれるまでにしばらくの間不愉快な期間を過ごさなければなりませんでしたが、元来「遺伝子操作により新たに誕生したヘーノク系の人種」は環境への適応能力が優れていたためこの地球において広く世界に広がり、さらに地球外から飛来して定着していた多くの人種とも交じり合っていきましたが、その後地球に訪れた幾多の壊滅的な災害により民族的な分断や消滅がいくつも起こっていきました。
3 ここで3つのミニ物語を話しておきましょう。
★1つ目は、
火星が寒冷化するまで居住していた人種が残した痕跡です。やがて私たちが火星を訪れた時にはその遺跡が発見されるでしょう。そして、詳細に調査されればより詳しい私たちの出生の秘密と当時の科学的知識があからさまになるかもしれません。その中の遺跡については今も稼働可能であると伝えられています。
★2つ目は、
マローナ/フェイトン惑星の破壊で死亡した人間の魂の行方です。彼等の魂は唯一つとして魂の故郷である「平和志向の強い種族グループ」が住んでいる故郷の惑星に戻ることはなかったのです。実際、火星住民の魂とマローナ/フェイトン惑星が破壊された時に死亡した住民の魂はすぐに地球に移ったわけではないのです。その多くが浮遊状態で数十万年間これらの空間にとどまっていたのです。そのため、地球時間で数万年前に土星での評議会が魂の居住出来る場所に地球を選ぶも、魂のなかには宿る肉体と魂の持つ固有周波数があわないという事情が生じてしまいました。そのため適合する生命体の創出(遺伝子操作で新たに人間が作られたという意味ではない)が図られたと伝えられました。しかしやがて、ほとんどの魂は地球の集合意識に組み込まれていきました。
(この適合する生命体としては雪男やビックフットタイプなどがあげられます。世界の多くの森林などに生息し、3タイプがあるといいます。またこのタイプの中には非常に放射線に強い遺伝子構成となっているものがいるとのことです。なぜ放射線に強い肉体が出来上がるかの遺伝子問題については第4章で少し説明します。)
「平和志向の強い種族グルー
プ側の支援者」が2つの派に
分かれたということです。
「遺伝子操作により新たに誕生したヘーノク系の人種」を「利用しようとする悪意ある支援者側」と「自らの力で生き抜かせようとする好意的な支援者側」の2つの派の最初の対立は火星でおきました。 マローナ/フェイトン惑星の破壊後はその舞台が地球に移されたのです。「利用しようとする側」は「絶対服従の神」を創りあげて信仰を強要していきました。「自らの力で生き抜かせようとする側」は「教えという形」で対抗していきました。しかし、「利用しようとする側」は反対派に有無を言わせないほど圧倒的勢力を有していました。それと同時に地球をわがものにしようとする利権も発生して行きました。
そのため「利用しようとする悪意ある支援者側」は地球に住む全ての民族・人種間に混乱と戦争を発生させ貴重な文明を破壊していったのでした。旧日本人も例外なくその活動に巻き込まれていきました。それと並行して「過去の全ての記録と科学技術なども抹消させる政策」を徹底的に行い、神として君臨していきました。その政策の一つとして松果体の機能の知識と使い方を忘れさせる政策も並行して行われました。無知にさせたのです。素晴らしい能力をそぎ落とし、進化を遅らせて、自分が今置かれている状況を正しく把握できなくして、神を名乗る彼らからコントロールしやすくしていったのです(このコントロールは手を変え品を変えて今も行われています)。神の正体や神が何を考えているかを知られたくなかったのでした。それらの結果、多くの民族が今まで持っていた豊かな文化と超光速ドライブを含めたあらゆる科学や医療の知識、伝えられていた出生の記録も最終的には抹殺されてしまったのでした。また、寿命も短くなっていきました(これは遺伝子をコントロールしたことではないということです)。
なぜこれらの対策を徹底的に行ったのでしょうか。その最大の理由は「遺伝子操作により新たに誕生したヘーノク系の人種」をうまくコントロールして自分たちのために利用してしまおうということでした。それともう一つは、やがて故郷の「平和志向の強い種族グループ側」に発見されたり、彼らの故郷であるシリウス領域に宇宙船を飛ばすようであれば故郷の星の誰かに発見されることになり、そうすれば抹殺対策に反対して彼らを逃がしてしまった自分たちは故郷の惑星から反逆者として報復を受けることは間違いない。安全のために彼らの痕跡をすべて消してしまって自分たちが彼らと関係ないことにして安全を図ろう。と考えたのでした。
しかし、この対策はすべてうまくいったのではありません。当時、あなた方の星において主導的だったのがレムリア人でありアトランティス人そしてアヌンナキでした。彼らの管轄区域を侵害することはできませんでした。そのためこの対策は不十分でしたが、レムリアとアトランティスが崩壊し、アヌンナキもアメリカ大陸で豊富な金鉱脈を発見し、大量に金を二ビル星に運ぶことが出来たため任務を終了し地球から引き揚げてしまった後は、急速に「神」という政治体制を再び敷いていきました。そのような中で「神」という政治体制が思うように機能しない地域がありました。それが今の日本とインドそして太平洋の島々でした。その理由はサナート・クラマが率いる14万4210人の男女の活動努力と「神道」の教えでした。「仏教」もこの人たちがいたからこそあなた方の地球に芽生えたのです。
(今、知識や技術を退化させられてしまったあなた方を元に戻そうとして、あなた方の宇宙のかつての同胞たちはあなた方のところにいろいろなチャンネルを通じて来ているのです。)
やがてこれらの混乱を問題視した周辺の惑星の人々は、土星外縁部(土星の輪付近)の領域に置かれている評議会において、「地球のことは地球人に任せること」を決定するに至ったのでした。このことにより、地球人類に関わっていた全ての知的生命体を強制的に地球から引き上げさせたのでしたが、「利用しようとする側」は地球を去っても元のシリウス系の自分達の星から反逆者扱いにされ戻ることも出来ないため、その中には「いつか戻ってきて支配してやる。とんでもない人種だから戦争でも起こして自滅すればいい」などと恨み節を吐きながら立ち去ったのもいたのです。また、別な時空・次元領域に移り住み、地球の存在すら忘れ去てしまっているものもいるのです。
さらに、評議会は地球外の空間から新たに地球に侵入する勢力の阻止も行うこととなったのです。この決定以降、地球に関与するには評議会の承認が必要となるも、それでも地球から退去しなかったものと、地球侵入防止バリアーの隙間をかいくぐり地球に潜り込み、さらに神を名乗って人心操作をたくらむものもおり、地球人類は益々孤立化と文化や技術の退廃の道を進んでいったのです。地球侵入防止のバリアーは太陽系内領域に強力な武装をした宇宙船を多数配置し、非常に強力なものであるのですが、実際にはわずかに侵入出来る隙間も故意に設けてあり、不完全な状態にしているのも事実です。この一連の状況をあなた方が考えることはとても大切なことなのです。
それではシリウス領域の故郷惑星の「平和志向の強い種族グループ」側は脱出した「遺伝子操作により新たに誕生したヘーノク系の人種」」を現在どのように思っているのでしょうか。彼らは案外としぶとく、自分たちの進化の目的以外は関心も薄い。そのため和解する、共に手を取り合って進化のレールを進んでいこうという考え方は程遠く、もしここに住んでいることを発見し、彼らと対等に戦える民族がいないとわかれば250万年もたっていても抹殺隊を繰り出すのは火を見るより明らかなのです。
「素晴らしい未来を目指してほしい(外伝 第5回)」第5回、最後の回に続く
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