第4章 精神世界と物質世界

(あの世この世、そしてその間の世界)


第3章、第4章の情報(詳細或いは断片)については、物理学者、遺伝子学者、人類学者の方々などにこれまでに提供してきたものです。4章はとても難しいのです。遺伝子工学や脳科学の専門用語や私がどう説明したらいいのかわからないこともとても多いのです。それでは理解できないと思いますのでどこまでやさしく説明できるか考えています。しかも誰も見たことのない世界も説明しなければならないのです。=


〇第1部 アルクトゥルス回廊の目次

  1 アルクトゥルス宙域艦隊司令官サナート・クマラからのメッセージ抜粋

 2 精神世界と物質世界を伝えるにあたって

 3 正しい礼儀は全ての世界に通じます

 4 アルクトゥルスの意識、世界は全て波動の世界、アルクトゥルス回廊、

アルクトゥルス回廊のさざ波等

4章5図


 冒頭の図5については、【あの世とこの世とその間の世界」を図にしたものです。この図について説明します。この図は概略図です。これ以外の場合もあるということです。
 上図の左側の部分は、精神世界と物質世界の構成概要図です。地球の私たちの世界や妖精の世界や高次元の人間がどこに住んでいるかわかると思います。霊界には神様がいるとお思いですか。どこにも「神」は書いてないでしょう。
「神」など実在しないのです。しいて言えば「創造主」ですだから4章では「創造主」という言葉を使います。霊界の最高位置を占めている「実体」も私たちと同じなのです。その位置の高さは「実体」が持つ情報処理能力といえばいいでしょうか。「愛」の高さと言ったらいいのでしょうか。

② 
上図の中央左側は、魂が惑星の集合意識に戻っていく過程を現しています。ここであなたは、ふと考えることでしょう。天国も地獄も書いてないと。その通りです。天国や地獄など本当はどこの世界にもないのです。人が勝手に造った想像の世界なのです。しいて言えば死後に安らかな気持ちになれる場所こそ天国といってもいいのではないでしょうか。でもこの世界は今生きている世界よりもっと厳しい世界なのです。ここでは死後必ずしもあの世に行くことなく生まれ変わることも示唆しています。必ずしも集合意識の中に魂が戻るとは限らないことも示唆されています。

③ 
上図の中央右側は、エーテル界やアストラル界など存在しない惑星もあるということです。なぜないのかは長くなるので省略します。この世を生きるための防御の鎧(殻)がない生き方をしている生命体の世界なのです。

④ 
上図の右側の図は、非常に複雑です。多くのケースがあるのです。例を話せば、かつてアヌンナキが地球において活動していたころ地球で初めて誕生したアヌンナキの女性イン・アンナ(イナンナが核兵器に似た武器を使用して戦争を行い、進化途上の多くの人間を犠牲にさせたことにより責任者として魂を肉体から引き離され(※赤字の部分は2019年3月9日、少し誤解を生む表現であると伝達されて下記の通り訂正しました)、今、地球人として転生して平和のために活動しています。皆さんがお互い助け合って行くことこそ彼女を元の世界に返す唯一の方法なのです。また、助からない病気の地球の少女の肉体を複製して複製した肉体に魂を接続する外科手術や麻酔を使用することなく魂を一旦肉体から引き離してその間に治療することも普通にあるのです。

※2019年3月9日正午ごろNHKラジオで「昨年日光市で行方不明になったこよなく日本を愛するフランスの女性がいまだ発見されていない」旨の
ニュースがありました。この方を発見してあげる方法はないのか考えていたら突然イナンナの意識が入ってきた。チャンネル的に彼女と関係あるかもしれない誰かがひょっとしたら行方不明の女性の行き先がわかるかもしれない。そのような思いが込み上げてきた。すると今度は前記赤字の部分の状況が感じられ、ここに訂正掲載が必要と思われたので訂正します。
※行方不明の女性を探すことが出来る方を知る方は教えてほしい。

◎訂正した情景~アヌンナキの上位の者たちにより起こされた争いの結果、多くの地域が破壊されていった。イナンナはめまぐるしく変わる情勢の中で、この終息を図ろうとしていた。そのような時彼女は遠くの空に白い飛行機雲のような帯が一直線に津波のように自分のほうに向かってくることに気付いたが、他の女性にはそれが見えなかったらしい。それはあらゆるものをスキャンする装置が働いているということなのです、その光の帯を見ていると、彼女の頭上でピタリと停止したのでした。探索されているのは「わたし?」そう思った瞬間、すざまじい渦に巻き込まれ、瞬く間に宇宙連合総司令官ソ・ラーラを含む複数の指導者の宇宙船「西の星」に収容されたのでした。そして長い時間が経ちました。2012年地球のある場所で一人の女性が地球での目的を終了しました。彼女は自らの意思によりその女性と肉体を交換したのです。もちろん交換は一人ではできません。宇宙連合が行ったのです。


アルクトゥルス回廊のさざ波
という癒しの波動はどこにあるのでしょうか。大きな湖にぽっかり浮かぶ島が霊界であり、第二の人生の場所としましょう。島と陸地を隔てる湖水は「あの世とこの世の間の世界」です。あなたは今、この世という陸地で人生を楽しんでいます。陸地と湖水の間はわずかに寄せては引き返すさざ波が立っています。とても綺麗です。見ていると心が洗われます。アルクトゥルス回廊のさざ波はしいえ言えばこの場所なのです。無論、これを望まない者はこの支援を受けることはできません。

  =関係図はページをめくりを軽減するためその都度挿入します=



第1部 アルクトゥルス回廊

 

1 アルクトゥルス宙域艦隊司令官
   サナート・クマラからのメッセージ抜粋(
注1)


(前略)

現在私はアルクトゥルスの宙域艦隊司令官としてあなた方が住んでいる天の川銀河系やそれに隣接する別な宇宙の銀河系の広大な領域を巡回して「守りがいのある生命と知性と自由を守る」という任務についています。私たちが住んでいるアルクトゥルスの位置はあなた方の知っている天の川銀河系の恒星アルクトゥルスの惑星ではありません。その領域の別な次元層の中にある宇宙であり、あなた方の時間と空間の外側に位置するところが私たちの住んでいるところ(惑星とは言っていなかった)なのです。(中略)

 

第4章では、あなた方が「死」という問題に常に悩んでいて、それが一歩前に進むことが出来ない要因の一つにもなっていることは分かっています。そのためあなた方の進化を願い、ここでは「精神世界と物質世界の基本」について私の仲間達が参加して教えることになるでしょう。このことについては数十年前から少しずつ教えてはいるのですがなかなか理解が得られていません。なかには数十冊に詳しくつづられた冊子も日本には存在しますが多くの方が理解できずに一部の人たちに廻し読みされているのが現状です。

そこで今回は神道の基本である礼儀から始まり、アルクトゥルス回廊、魂が人間という衣服をどの様にして着こなしているのか、生命の発生と進化や突然変異はDNAを通じてどのようになされているのか等を中心に教えていきましょう。

また、死から生還した人がトンネルの中を吸い上げられるように光に向かって上昇したという体験を語る現象、アルクトゥルス回廊のさざ波(そう表現するほかない)についても伝えることになります。(中略)

 

話はかわりますが、今地球は非常に危機的な時代を迎えようとしています、それについてはいくつかのチャンネルを通じてこれまで多くの政府や科学者などに伝えてきました。そのため私たちの意図を組み困惑し悩みながらも共同して、ニコラス・ケイジなど素晴らしい出演者によりノウイングという映画を作ってくれました。この映画を多くの方々が見てくれれば私たちの考えとこれから起こる危機的な問題が多少なりともわかると思います。

伝えた理由はたとえ地球が破壊されるほどの危機が訪れようとも、私たちのだれもが直接あなた方を助けることは出来ないからです。この星の薄い次元層の中であなた方がここに住む以前から住んでいる生命体やあなた方に交じって支援活動をしている多くの私たちの友人でさえあなた方を今のままでは助けることはできません。小さな子どもさんがお母さんに学校の宿題を代わりにやって頂戴とせがんだときにお母さんが丸ごと宿題をしてあげたらその子供さんは将来どうなりますか。子供さんは、自ら人生を切り開いて生きてゆくという強い意思が欠如してしまいます。子供さんの能力を最大限伸ばすためにはお母さんは支援という形で宿題を解くヒントを与えることなのです。そういうわけで私たちがあなた方にできることは、あなた方が「気づき」を得るための支援をヒントという形で情報提供することなのです。それが私たちに出来るあなた方への慈悲と思ってください。(中略)

 

私たちのことについては天使や神のような存在とよく言われています。確かに私たちアルクトゥルス人の女性の持てる力の中で癒しの能力は素晴らしく、その体が変化し包み込むような翼が病人やけが人を包み込み、やがてその翼が解かれるとき(そのようなイメージ・感覚が生じます)には瀕死の状態の病気や怪我も治っているほどです。男性は非常に勇敢で途中で物事を投げ出すことはありません。私たちが乗船する宇宙船の武器は侵略目的のためには絶対に使用しませんが、「守りがいのある生命が危機に遭遇したときには、その生命と知性と自由を守るため」躊躇なく使用することになります。船体に複雑に組み込まれた武器を装備した私たちの艦隊にはこの銀河系を取り巻く宇宙で今のところ対抗できる勢力はありません。侵略者からのいかなる攻撃に対してもダイレクトに相手方にダメージを与えることができます。また、私たちが使用する宇宙船は破損しても丁度あなた方が怪我をした時に体の細胞が傷を修復するように、全てが瞬時に自動修復出来るようになっております。一種の生命体構造をしているのです。そのためあなた方の単位でいう1立方ミリメートルの中でさえあなた方の細胞と同じくらいの数の部品が組み込まれています。

また、私たちアルクトゥルス人はあなた方が思うほどに万能ではありません。やはり進化途中の人間なので当然心に傷を負うこともあります。心の希求と使命への献身との相反性、言い換えれば心に湧き上がる愛と使命という現実のアンバランスを如何に解決していくかというジレンマを常に背っています。(中略)

 

 あなたの心を「愛の波動」で満たすのはどうしたらいいですかって。そんなに難しいことではありません。自然のサイクルに目を向けることです。人でも、動物でも、植物でも、昆虫でもいいのです。たとえばあなたの世界に住むミツバチについてお話ししましょう。ミツバチほど花粉を媒介できる生物はこの世には存在しません。あなた方の食料(家畜や魚類を含めて)の90%はミツバチの貢献のおかげです。森を豊かにしてそこから流れ出す水に含まれる栄養分は魚類の生息を豊かにします。家畜でさえ穀物を食べます。しかしその穀物はだれが受粉させ実を結ばせたのでしょうか。しかし今あなた方の世界では物質主義を優先させ、これらの貴重な昆虫達から目を背けています。この「ミツバチ」を大切にする心一つでさえあなたの心を「愛の波動」で満たすことが出来るのです。日本人は自然に対して深い心を持っている勇気ある民族です。きっとあなたの心がミツバチを通じて自然を豊かにしてくれるでしょう。(中略)

 

 世界中のあなた方がよく知らない多くの民族は、日本人がどこから来たかをよく知っています。あなた方はこの星に移り住んでからどれだけ多くの貢献をこの星に住んでいる多くの人々にもたらしたか今一度思い出してほしいのです。これからのあなた方日本人の行動に世界の多くの人々が期待をしているのです。その期待を裏切らない行動を望んでいます。(中略)

 一つだけ教えましょう。地球のことを。

「この地球というちっぽけでも美しく宇宙に青く輝いている星には多くの生命体が息づいています。本当に魅力あふれる星なのです。多くの混乱はあってもここに生きられるということは素晴らしいことなのです。多くの生命体が地球の進化に参加したいと願っていますがここに来る切符は難しい試験にパス出来ないと手に入らないのです。そのようなこの地球という星の多くの次元層等には、あなた方の知らない高度に進化した生命体、あなた方が想像も及ばないほど長命な生命体、遠い昔に他の星からきた生命体がここを支配下に置いた時ですら関わることが出来なかった強い生命体、あなた方に交じって生活している地球以外を起源に持つ生命体が生きているのです。もちろんあなた方もこの地球上の生命体の一つです。

しかし今この地球のあなた方が住む3次元層の世界には大きな危機がひっ迫しています。心ある多くの人々の努力にもかかわらず無責任が横行し、制御が利かない状態が続いています。人口の爆発的増加や金銭的感覚の崩壊もその一つと言えるでしょう。それよりも深刻なのが化学薬品の破壊成分の無秩序なまでの放出により、あらゆる形態の生命体の生存が脅かされていることです。さらに今までに放出されたフロンガスと臭素ガスはその影響が徐々に拡大し、有害な放射線が地表に直撃することにより自然のサイクルが変化し、人間のほか動植物にとっても壊滅的な影響が徐々に拡大していくでしょう。また見逃してならないのが人間に限らず男性生命形態の女性化による不妊が増加し個体数が激減していくことです。今後、四半世紀のうちにさらに私利私欲を中心とした多くの混乱、戦争、甘言と虚偽に満ち溢れた政治が横行し、あらゆる害悪が途方もなく蔓延、膨張していくでしょう。暖かい地方の豊かな緑の大地は食料の生産という理由で焼き払われ、緑が失われ、地中や大気中には水分を貯える機能が徐々に失われて行きます、その結果砂漠化が進んでいき、多くの国々は水利権を確保しようとするなど様々な利権のためにさらに新たな摩擦や戦いに向かっていきます。その結果、温暖化が進み両極の氷が解けるにしたがって海流が流れ込む地域では逆に寒冷化傾向を示し、食料となる植物の生育が難しくなってきます。冷された大気の流れ着く先の多くの地域の人々にも苦しみを与えることになるでしょう。このため地球を取り巻く磁気層も次第に弱体化して宇宙の有害な放射線からあなた方を守ることも困難になってきます。地球は今、大きな傷を負わされているのです。超銀河文明の末裔であるあなた方は遠い昔に自ら選んでこの地球にたどり着いたことの記憶を思い出し、その優れた能力でこの地球を破壊するのではなく立派に築き上げてほしいのです。この地球には遠い昔から好意のある生命体があなた方に必要な多くの教えや情報を提供してきましたが、その反面教えや情報を改ざんしたり、人民を支配するために神を語って情報をねつ造して、もっともらしく広めた生命体もいます。あなた方が出来れば絶滅してほしいと願っている地球外の生命体もいるのです。」



なお、ここで得られる知識については、あなた方にとって素晴らしい宝もの、財産となることを願っています。そのようなわけで金銭的利益の追求や人から高く評価されたいという野望に駆り立てられることなく、謙虚に、正直に自分らしく生きるために使ってほしいと願っています。

 

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2 精神世界と物質世界を伝えるにあたって

 

 これからあなた方にお話する内容はあの世とこの世とその間の世界です。いままで話してこなかったのは、あなた方がとても理解できないからです。ただ、いろいろなチャンネルを通じて我々への協力者があなた方の世界にこの情報を細切れにではあるが提供してきたのは事実です。それらの情報の中から精神世界と物質世界をあなた方に理解できるようにわかりやすく話していきます。わかりやすいといっても哲学者や科学者でさえ理解できないぐらい難しい内容であることを心してください。宗教家は全く対象にしておりません。なぜだか賢明なあなた方にはお分かりになると思います。

難しいからと言っても今、あなた方の子供たちはこれを理解する能力を持って生まれてきています。だからこの時期にあなた方とあなた方の子供たちのために教えるのです。

 

 この情報は、あなた方が読んで満足するだけであなたの心に何も残さないものであれば読む必要もないし読んでもらわないでもいいのです。これをお話する目的はアセッションが進む中、あなた方が本当の世界を理解し、子供たちにも本当の世界を伝えていただきたいという願いからです。そしてあなた方の手によって一人一人を進化のレールに乗せて未来を輝かしいものとしてほしいのです。だからこの中に入っていこうと決心をしたのなら、機会が訪れたときはためらうことなく子供たちにこのことを話して、導いていってほしいのです。

 

  創造主は今あなた方が、創造主がどのような意図をもってこの宇宙を創造したかを学ぶ心が芽生えてきたことをうれしく思っています。創造とは生命であり全ての世界の存在でもあるのです。そのため創造の力を通じて私たちは創造主から下された使命を果たさなければならないのです。

 はるか昔、創造主がこの宇宙の創造を任された時、どのような宇宙にしようか思案しました。そして決めたことは、自分の魂のかけらから魂の子供たちを限りなく誕生させて宇宙を広げていこう。魂の宿る世界を精神世界とし、精神世界を進化させるために物質世界も創造しよう。この2つの世界はお互いを補わなくてはならない世界としよう。そして創造という力によってわが宇宙を作っていこう。と。

 

   精神世界の広さはどのくらいあると思いますか。あなた方の住んでいる天の川銀河が存在する宇宙は多くのパラレルワールドの一つです。その広さはどのくらいあるのでしょうか。物質世界は次元で区分されています。丁度卵をスライスしたと同じように。だから全てのスライスした世界をひっくるめなければ本当の物質世界の宇宙は見えてきません。それでは「精神世界」はどうでしょうか。スライスなしで全てを一つにひっくるめていますがそこには波動という決まりごとがあります。精神世界の広さを測る物差しには時間も空間も役に立ちません。あえて言うなら「カ」(ここでは省略します)という宇宙を作っている基盤から成り立っている世界と説明したほうがわかりやすいでしょうか。「精神世界」の広さは「生命」そのものと理解して下さい。
 

 私たち宇宙の兄弟たちはこの物質世界をあなた方に説明する場合「あなたが生きている物質世界は魂の世界の投影であり幻影の世界である」という。これは事実なのでしょうか。彼らが精いっぱいあなた方に説明しようとすればそのようになります。しかしあなた方説明を受ける側も説明する側が「どのように説明したら理解されるのだろうか」という心の動きを理解してあげないといけません。私たちの仲間がとる態度は「相手が理解できる言葉・内容で教えること」なのです。「人を見て法を解け」なのです。正確なのだが相手が理解できないでは教える意味はありません。相手を思いやれば相手が理解できる言葉と方法を用いるでしょう。その答が「あなたが生きている物質世界は魂の世界の投影であり幻影の世界である」という言葉になって表れたのです。しかし本当の物質世界はあなた方の考える投影・幻影とはかけ離れたものです。そのような単純なものではありません。

 最近、あなた方の世界の科学者がこの世界は他の世界の投影であるという研究論文を書きました。本当に素晴らしい研究です。これをもっと進めていただければ、やがて本当の世界もわかってくると思います。

 

 話を先に進めましょう。この世界は確かに精神世界と物質世界の2つから成り立っています。物質世界は精神世界の投影と言えるでしょうがそれは二極性という原理原則の結果なのです。独立性を有する投影の世界ではあるのですが、そこに創造という力・意思が働らいている世界なのです。

 精神世界と物質世界は完全に独立しているわけではありません。あえて言うならそこにはやはり創造という力・意思が働き、精神世界の投影である物質世界が精神世界に反射して物事を進めていくという現象もあります。物質世界の情報は精神世界の進化に必要不可欠なのです。

 ゆえに、この世界は精神世界と物質世界の単独の2つの世界ではなく互いに補っている世界なのです。オーバーラップしているのです。 

 

 なぜこのような2つの世界を創造主は作ったのでしょうか。きちんとした一つの世界のほうがいいのではないでしょうか。良く考えてください。それはあなた方の考え違いです。この世界は一つであり複数なのです。そして複数であるがゆえに一つの世界なのです。あなた方の物理学の「量子論」もこれと似たような現象を見出しています。

 もう一つ別な説明をすれば、創造主は統合の世界を目指しているということです。丁度トライアングルのように、底辺の一方が精神世界であればもう一方の底辺は物質世界、そしてトライアングルの頂点が統合の目指すところなのです。そのために創造というルールが作られました。よってこの関係はあらゆる事象で現れています。この創造という世界は、そこに必ず生命が存在しているとは限りません。今あなた方の住んでいる世界は生命に満ち溢れていますが、微生物さえいない宇宙もあるのです。命溢れる宇宙に暮らせることがどんなに幸せなことか、そのなかで創造活動に参加できる幸せをかみしめてください。この宇宙であなた方はどのような状態でも一人ではありません。周りの人と手をつないでください。これこそ創造活動なのです。


 
精神世界はあえて言うなら、精神圏、精神現象圏、心的現象圏、集合的魂と集合意識圏、意識・無意識圏などと言葉を変えればいろいろな説明ができますがこれらを一つにひっくるめた世界と言ってもいいでしょう。そして、

     精神世界と物質世界の同時進化が創造主の意志なのです。

 大切なことは、精神世界は物質世界や精神世界との間の世界の人間の現実的な経験なくしては適切に進化することはできないのです。そして精神世界の高いところは現在のあなた方の頭脳では考えることも想像することでさえ出来ない意識レベルに対応しているのです。

 

  科学者や宗教学者は「宇宙は大きな生命であり、未来も全てわかっている」といいますが今までの説明でお分かりと思います。確かに宇宙は大きな生命体です。しかも成長中(進化途上)の生命体(創造主)なのです。その行先は創造主でさえ知らないのです。知らないから「創造(創造という行為ははどのようなものなのでしょうか。今あなた方が活動していることなのです。しかしそれをあなた方が理解して活動するようになるのはあと数千年待たなければならないでしょう、しかし今この言葉を使うのは、物事には始まりがあるからなのです。あなた方はその創造行為の先駆者なのです。)」という行為を行っているのです。知らないから、「きまり(法則)」を作ってその道筋に沿った生き方をしているのです。

 

  〇精神と物質の2つの世界の基盤は共に波動の世界から成り立っています。

  〇魂はよほどのことがないと破壊されない独立したきらめく光の一点に集約されます。

      光の1点とは針の先ほどの光でしょうか。そうではありません針の先より小さいものから太陽も焼き尽くすほどの巨大な強烈な光もあります。創造主の光は私どもにも想像がつかないほど巨大で強力なものなのです。近くにもよれないのです。これは空間に制約されているあなた方に対する説明です。空間を超越している魂の大きさを3次元の物差しで測ることはでないからです。そこは時計で測ることのできる時間も物差しで測ることのできる距離も存在しないない世界なのです。

  〇精神世界には天国も地獄もありません。全てが光の世界です。しかしものの見方によってはあなた方が想像を絶するほどの天国と地獄があります。

  〇魂は最初に創造主から別れた魂(分魂)として現れ、分魂がさらに分かれて限りなく増えていきました。

  〇これらの世界のあらゆる現象は原因であり結果なのです。それは1なるものの法則(単数複数原理など等)により運用され、世界の導き(創造による進化)はあなた方に教えた「神道」という定め事により行なわれていますがあなた方が理解する「神道」はこの定め事の本の表題ぐらいと思ってください。その本は無限と言えるほどのページがあり、とても分厚いのです。
※ここで「神道」は宗教ではなく「定め事」と言っていることに注意を要する。

  〇全ての世界を知っているのは創造主のみです。これから話す内容も創造主の頭脳のほんの一部でしかないのです。ですがあなた方に出来るだけ理解できるように話すこととしました。しかしその内容についての全ての責任は私でしょうが、これを心ある方に伝達するに当たっての責任は受け手側であるあなた方が引き受けなければなりません。

 

これまでの説明でお分かりと思いますが、魂が精神世界の全てではないのです。すべての魂は創造主が創造中の「大いなるすべて」の一部なのです。

 

 それではこれから精神世界と物質世界の関わりについて教えていくことにします。そのために最初に「アルクトゥルス回廊(ここをインターネットにリンクしなかった理由はインターネットに掲載されている内容をうのみにすると混乱するからです。少し違うのです。)を教えましょう。その前に正しい礼儀は全ての世界に通じます(神道の基本)をお話しましょう。あなたが精神世界に一歩足を踏み入れるのにお役に立てるでしょう。



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注1
 サナート・クマラが鞍馬山に到着した時期

サナート・クマラが1000万年前に日本の鞍馬山にUFOで到着したということについては、600万年前に金星からUFOで飛来した。1200万年前に飛来した。200万年前に飛来した。UFOは使わずに金星から自ら飛行してきた。などいろいろな伝承がある。
 これについて聞いたところ、「あなた方の時間測定では時間は一定と考えていますが、時間というものは相対的なものです。測定する場所によって異なります。また、私はいくつかの次元に同時に存在しています。あなた方も生物学上別な場所に同時に存在する可能性がすでに出来上がっています。ただし、それをつなぐ遺伝子が機能していないので同時存在の自分を認識できないでいるのです。」との答えだった。
 さらに金星については「当時は天王星の衛星だったが現在の位置に軌道が変更されたのは別な宇宙からこの宇宙に時空の壁のほころびから突如侵入した破壊者と呼ばれた放浪惑星の影響である。この放浪惑星がこの太陽系に月を連れてきた張本人でもあるのです。月はもともと他の恒星系の平原の多い惑星で、人が住んでいたがこの放浪惑星が破壊したものである。私が鞍馬山に降り立ったときにはまだ、地球に現在の月はなかった。」と付け加えた。


次回は「正しい礼儀は全ての世界に通じます。」を掲載予定です

アルクトゥルの人の生活・文化等については「アルクトゥルスの風」に掲載しています。下記URL又は青字をクリックしてください。
http://aborizinino.livedoor.blog/archives/15174713.html
アルクトゥルスの風(人類の誕生と地球の未来)第一部 : アボリジニの歴史と文化1000万年の軌跡