あなた方は、死の淵から生還した人が「真っ暗いトンネルを急上昇したら、まばゆい光につつまれた。その中では平和でやすらかな気持ちになった」という話をきいたことがあると思います。この現象を理解するうえでもアルクトゥルスの意識から話を進めることにしましょう。
「第三章 日本人のルーツ」における「戦闘志向の強い種族」グループが琴座特にリラ領域にたどり着くかなり前に、「大いなるすべて」から誕生した「創造の礎たち」の意識が一部の生命と同化して琴座の時空間を潜り抜けてたどり着いた先、アルクトゥルスの領域に腰を下ろして多くの子供たちを誕生させながらゆっくりとしかも着実に活動を始めていきました。
彼らは生命が物質世界においてリラ、ベガ領域からシリウスやオリオン領域に広がりながら発展進化していくうちに多くの葛藤を抱き、救いを求める時が必ず来ると確信し、また、宇宙の多くの場所で誕生した多くの生命体や物質形態の惑星などがやはり進化の途中で迷い、救いを求める時も必ず来ると確信し、その時がきたらそれらに奉仕することを選んでここの領域に留まることを決心したのでした。彼らは非物質的状態に留まりながら物質世界の生命体に対して援助を行なおうとすることを選んだのです。
ただし、彼らの全てが霊形態としてこの領域に留まったのではなくライトボデイ的形としてすなわち人間型生命体として宇宙船を建造してこの宇宙で活動している者も存在していることは事実なのです。その場合は当然遺伝子が適合すればほかの星の生命体と結婚して子供も授かることが出来るのです。現在のサナート・クマラやマグダラのマリアがその例ですが、子供をどうしたら授かるのかそのメカニズムは後にお話する遺伝子について理解していただければわかると思います。
また、いくつかの星々の惑星に根を降ろし活動を行う者もいました。たとえばアルクトゥルスの女性として生まれ、過去に地球に飛来したニビル星の王族と結婚して子供をもうけることもあったのです。さらに彼らが私たちの前に姿を現すとき、相手方に対応した形で現れることも多いのです。たとえば、天使の姿をしたり、或いは・・・・・
「日本人のルーツ」の「戦闘志向の強い種族」グループは琴座のリラの領域を出発点として周辺の領域に広がっていきましたが、このグループは元々戦闘的性格を持っていたところから絶えず平和、戦争そして創造と破壊を繰りかえしながら最初に定着した領域から周辺の領域にと広がりながら発展していきました。その中で多くの星々の期待と共に「戦争と平和という正反対の問題」を解決できる可能性のある星が誕生したのでした。この星の名はエイペックス星、そしてこの星の住民は、はるか昔地球の歴史にも影響を及ぼしてきたのでした。しかし、進化の道は徐々にこの星の住民を協調から対立にと変えていったのでした。現在の地球のように正反対の考え方が表面化した結果、ついには全面核戦争によりそのほとんどを破壊し尽くしてしまったのでした。この戦争はこの星の多くの住民が望んでいたわけではありませんでした。当時の霊性の低い指導者が幼い子供が新しく買ってもらったおもちゃを動かしてみたくて仕方がないような欲求にかられて使ってはいけないプラズマ核爆弾(高い圧力下で作動する反物質爆弾)のような核兵器を使ってしまったのでした。その結果、地上は強い熱で焼け上がり溶解し、強い放射能でも汚染されてしまったのでした。爆心地付近では広く地表をガラス質に変質させてしまいました。そのため地下に避難して生き残った住民は地表に出ることが出来ず、やがて動力源であるエネルギーが徐々に失われていき、それとともに食料も失う危機が迫っていることに気づきました。そこにあるのは暗闇と地中から放射される熱(赤外線)だけでした。そのため彼らは自分の体をその高度に発達した遺伝子工学を活用して、あなた方地球人が太陽の光を体に浴びることでビタミンDを体内で作り出すように、赤外線を体に吸収することで今まで食べていた食料と同じように体内で変化させ利用できるように体を変えていったのでした。目を大きくさせることで暗闇でもわずかな光さえあれば見ることが出来るようにも変えていきました。そして長い時間が過ぎて、地表の放射線も弱まって来たため地下空間で生き延びた彼らはついに地下から地上に出ることが出来るようになったのでした。が、その時、星の位置が核戦争前の位置とはかなり離れ、ゼータ・レチクル座にいることに気付いたのでした。
しかし地上に出た彼らにはもう一つ別の問題が付きつけられたのです。遺伝子操作をしても元の体に戻せないという事実です。元の体に戻すために必要な遺伝子が遺伝子操作の過程で消失してしまっていたのです。そのため彼らは自分たちの体を元に戻すため長い間宇宙の星々を尋ね歩くことになりました。そしてついにその解決方法を宇宙の歴史を正しく記録していたほかの星の生命体から教えてもらうことになったのでした。
「地球に行きなさい。時間をさかのぼり1900年代に行けば消失した遺伝子のかけらが発見できるでしょう。地球は銀河民族のあらゆる遺伝子の宝庫なのだから」と。彼らの存在はのちに「ヒル夫妻」によりあなた方にもたらされることになりました。そして、「未知との遭遇」という映画も作られていきました。
映画の前半のシーンでは、時間が異なる未来から現在にタイムマシンで来た場合に会合する時間・場所をどの様に一致させるかの困難さを秘密保護の苦しい状況の中で当時の大統領が皆さんに教えようとしていたのです。注目してほしいのは映画の中で最後に宇宙に旅立つ男女の人数と宇宙人の姿です。この男女の人数と宇宙人の姿は正しいのです
また、彼ら(エイペックの人たち)も日本人もその祖先は同じ種族から発展進化してきたということも事実なのです。
牛飼い座の一等星アルクトゥルスの領域は多くの磁気が交差しており丁度、高速道路のインターチェンジの様相を示し、どこの星系の領域にも通じていたためアルクトゥルスの意識達はここに留まり一つの集合意識として発達し、やがて彼らはこの場所が多くの生命の意識を様ざまな気づきのレベルで援助しながら自分達も同時に進化していくのにはとても都合の良いところだと理解していきました。それと共に宇宙の生命と自由と知性を守ることも自らの使命として、この使命を果たすことができるようにするためには外敵から自分たちを守るための方法も必要でした。その方法を模索した結果、高度な科学技術、どこの星の勢力も対抗できないほどの強力な武装、そしてこの武装は侵略目的のためには絶対に使用することはせず、宇宙の生命と自由と知性を守るためだけに使用するという縛りもかけたのでした。宇宙には侵略的行為を行う生命体は数限りなくおり、人道主義などは言葉上の意味でしかない生命体もいるからです。
これにより宇宙の生命と自由と知性を守りながら、多くの生命を意識レベルや物質レベルで援助することが出来るようになったのです。
ただ彼らの多くは非物質的という体の人間ではあるが、物質状態で生を体験している人もいるのです。しかし、いずれにせよやはり進化という枠組の中で心の希求と奉仕という任務との間に矛盾がありそのために葛藤を抱え込んでいるのも事実なのです。また。彼らの非物質(ライトボデイ)や物質という構成の生命体としての寿命はどこで生まれるかによって大きく開きがあり、5000年程度と短いのもあるのです。しかし高度な老化防止技術を獲得し、利用している場合には5000年で寿命が尽きるのではなく数千万年の寿命を確保していると聞かされています。
5 波動の世界
精神世界、それは全て天国の世界であり、波動の世界である。しかし見方を変えれば階段状の厳格な階級の世界であり、地獄も天国と思えるほどの世界でもあるのです。
かなり前の時代に精神世界すなわち霊界は階級の世界であり厳しく上・中・下に分かれている。中の位は上と下を取り持つ階級であると説明した。これはその時代にはあなた方に理解させる適切な説明であったのです。時期が来たからもう少し詳しく説明しよう。実際上・中・下の中にはさらに上・中・下が無限に続くのである。するとどうだろう。階段ではなくスロープになるではないか。
それでもよくわからないと思うからあなた方が今使っているスマートフォンでわかりやすく説明もしよう。非常に難しいから心して聞きなさい。あなた方は何気なくスマートフォンを使っている。スマートフォンを人間界と例えよう。スマートフォンの中身のデジタル信号の周波数が霊界としよう。その周波数はどうなっているのだろうか。正弦波(~)の周波数が毎秒1サイクルから何万サイクルかその機能の上限(その星の霊界の上限)まであるとしよう。100サイクル、101サイクルというようにサイクルの違いが霊界の階級(上・中・下の階段)であると仮定してみよう。
今度はデジタル信号を現わす矩形波を頭に描いてもらいたい。周波数の1サイクルでも1億サイクルでもいいのです。たとえば1サイクルを例にとりましょう。
「1サイクルはだれが考えても1サイクルであるのでしょうか。そんなことはありません。」数学者がこの矩形波の周波数を分解してみれば、その中には1サイクルから無限に続く正弦波の周波数が含まれており、分解されたその周波数を全てをプラスすると元の矩形波の1サイクルになると説明するはずです。但し各々の正弦波の周波数はその強さは同じではなく全て異なっています。これが霊界の各々の階段の高さであり、矩形波一つが霊界すなわちその惑星の精神世界と考えてみてください。矩形波のサイクルの分布の違いは各々の惑星の精神世界の違いともいえるでしょう。
矩形波の中にある無限ともいえる波長からフィルターで必要な周波数だけ取り出したものがあなた方の耳に聞こえるスマートフォンからの音なのです。これはあなた方に対する例示です。これ以上簡単には説明できない。
これでおわかりだろう。精神世界には階段状の階級が存在するが、階級のないスロープでもあることを。これが波動という世界の真の姿なのです。一つのスロープであり(単数)、多くの階段(複数)でもあるのです。
それでは階段の下から見れば階段の上の世界はどう見えるのでしょうか。
まず、各々の階段の世界には物質世界で生きた魂が作り出すさまざまな世界があります。山があれば川もありビルもあれば野原もあり花が咲き乱れる世界もあるのです。物質世界でパイロットで生きた魂であれば飛行機を瞬時に作りだして操縦もすることも可能なのです。場合によってはその飛行機を現世に出現することも不可能ではありません。もちろん非人道的な世界を作り出す魂もいるかもしれません。しかし全ての魂は大海の塩水(これについては後日説明しますが集合意識の世界と思って下さい。)に一旦身を沈めてしまえば苦というものは消滅してしまい幸せの絶頂の様な世界が広がっているのです。
しかし、見る方向が変われば当然見方は変わってきます。下から階段の上を見あげればその世界はまぶしくて見ることができません。細かい階段のすぐ上は自分のところより素晴らしい世界が広がっていることをまぶしい光の中に見ることは出来るでしょうがもっと上の階段の世界はそれはもうとてもまぶしくて見えないのです。さらに上の方は目がくらんでしまいます。創造主のところなんかはとても行ける相談ではないのです。魂すら破壊されてしまいます。
創造主の前に進み出てこの世の状況を報告し、指示を受けることができる魂はとてつもなく巨大な魂だけです。この世に一切出現したことのないような触れることも見ることも出来ない高みにいる魂なのです。
そうはいっても一つ上の階段に行ってみたいという魂がいたとします。うまく行けたとしてもその世界の明るさは尋常ではなく苦痛を感じてしまいます。やはり一番体に合った世界(階段)に魂は落ち着き修行を積まなければ上の階段にはいかれないのです。
それでは下の階段を見たらどう見えるのでしょう。一番下の段まで見ることができます。各々の下の階段の魂はそれは素晴らしい世界に住んでいると感じていますが、上の階段から見るとそうではありません。下に行くに従って暗くなっていると感じます。自分の場所が花咲く野原なら最下層の方は真っ暗で沼地の様なところで魂がもがいているようにも見えます。
この説明は魂の感覚としての相対的な説明です。あるのは全て波動の世界なのです。
それではこの世界の光はどこから来るのでしょうか。セントラルサンの光そのものなのです。
次回は「アルクトゥルス回廊」になります。
アルクトゥルの人の生活・文化等については「アルクトゥルスの風」に掲載しています。下記URL又は青字をクリックしてください。
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アルクトゥルスの風(人類の誕生と地球の未来)第一部 : アボリジニの歴史と文化1000万年の軌跡
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