アルクトゥルス回廊のさざ波


1図 (1)

図1は精神世界と物質世界の関係概略図です。この図は説明を簡略化するために間の世界」を省略しています。間の世界はアルクトゥルス回廊のさざ波付近にあると思って下さい。アルクトゥルス回廊のさざ波もアルクトゥルス回廊の一部なのです。それは高い波動の無数のスパイラルの集合体と言ってもいいでしょう。アルクトゥルス回廊 第1回での図5、第4回での図6も関係図ですので参考にしてください。


ここでは、身近な問題を取り上げて説明することにしましょう。

 

私達アルクトゥルスの人たちは地球の人類が非肉体(半霊半物質)レベルまで進化したときはアルクトゥルスの集合意識に近い状態となる可能性が高いことを承知しています。それは祖先の遺伝子系統が同じことも一つの理由です。アルクトゥルスの集合意識は創造する力や無条件の愛の高まりとしてその恩恵を受ける多くの宇宙の人間が感知します。私たちがあなた方の前に姿を現すときは前にもお話したように接触する個々人の観念に対応した姿かたちで現れることもあるのです。また、アルクトゥルス回廊の波動は精神世界の大海にさざ波のように影響していることから人間の魂が大海の海水(図1の精神世界の中にある。第二部で説明します)に触れる前に、または誕生という経過を経るため海水から出て母体に宿るときには必ずこのさざ波を通過することになります。これが死んだときに「真っ暗いトンネルを急上昇していったら、まばゆい光につつまれた。その中では平和でやすらかな気持ちになった」という感覚となって現れるのです。また、肉体として母体に宿る過程において、大海から脱したときの不安を和らげ肉体に安心して身をゆだねることが出来るよう支援もなされているのです。そのため母体に宿った魂は母親の愛を安心して受けることが出来るのです。

   言い換えれば地球の全ての魂は意図的にこれと異なる選択をしない限りアルクトゥルス回廊の領域を通過することになるのです。アルクトゥルス回廊の領域を通過することによって死を迎えた魂や誕生を目前に控えた魂はそこで癒され、手厚く看護されると共に新しい選択や願望が強化されることになるのです。この安らぎを受ける場所を風呂場の温かい湯舟や産湯と仮定するならそこがアルクトゥルス回廊のさざ波といわれる場所なのです。アルクトゥルス回廊のさざ波の影響を別な表現で説明すれば、地球という領域にかぶせられた高い振動を有する波動の網であり、魂が肉体を離れる時も、肉体に宿るときもこの波動に接触した結果、意識に現れる反応であり、それはちょうど音楽会で素晴らしい音楽に出会って心が安らいだ時や疲れた時に風呂につかり肉体が癒されることと似ているのです。

 

言葉を変えてあなたの家で説明すれば、あなたが今いる現実世界を一階としましょう。3階は死後の世界、あの世です。魂の帰る場所です。あの世はいずれ大海の海水として説明しますが、あの世の集合意識の世界は大海原の海の塩水と同じようなものなのです。2階は5次元から上の世界です。あなたは死後2階を通過するかどうかはわかりません。外階段もあるからです。1階から2階に行ききするのには縄梯子を使います。上り下りは大変ですね。しかし1階に隣接する風呂場から2階に行く場合には縄梯子では大変だろうと思い私たちは螺旋階段を作りました。天国に行く場合にはそれを利用することが出来ます。2階から1階に下りてくる時(生まれる時)にもここを通ることが出来ます。これがアルクトゥルス回廊なのです。

この場所は誰が管理しているのでしょうか。私達アルクトゥルス人です。あなた方は1階でその人生を終わり魂として元の世界、そう3階に帰る際、縄梯子を登らなければなりません。でも生きていた三、四次元の物質的な人生(この表記は多くの方が矛盾を感じるかもしれません。四次元は物質の世界ではなく非物質の世界ではないかということですが、再度ここで説明します。四次元と第四密度は違いますが少し重なっています。第四密度の階層は簡単に区分しても50以上あります。四次元はその階層の一部でもありますので確かに時間の中を自由に移動することが出来る生命体は非物質の要素が強いのは間違いありません。しかし三次元も四次元も二次元のフレームの中に存在するのです。そのためここでは物質の世界として表記しています)は面白い体験ができますがそれだけ大変なことで当然疲れます。そのためそれを癒すためどうぞお風呂に入って疲れを癒してから天国に帰ってください。それに螺旋階段もありますのでどうぞご利用してください。というわけです。

あなたはお風呂に入って疲れを取り、ゆっくりと螺旋階段を上っていくとします。あなたはその時どのように感じるでしょうか。生き返った人が「暗闇のトンネルを光の方に吸い上げられた」という意識です。逆に生まれる時もこの螺旋階段が使われます。そして風呂場で産湯を使いこの世に生まれる前に癒されます。しかし生まれてから少し時間がたち、言葉が話せるに従い(この世の複雑な社会にもまれるに従い)魂の周りに「自我」という自分を防護する鎧のような「」を作るのです。そのために、母親の胎内にいた時や天国のことについては記憶の奥底に仕舞い込まれてしまいあなたの記憶からは一旦忘れてしまいます。

 

8 アルクトゥルス回廊に触れているあなた方へ

   あなた方と私たちは距離は遠く離れていても宇宙の仲間であり兄弟です。そして共に手を取り合って生きていきたいと願っています。いろいろとお話ししたいこともたくさんあります。しかし今は意識の層が違うためにあなた方は私たちの姿や声を聴くことができません。しかし私たちはあなた方の生活はもちろん考え方や心の動きまで全てを知っています。あなた方の地球は今、私たちと同じ意識の層に舵を切っています。変わろうとしている地球についていけずに闇の支配者に知らず知らずに支配、利用されてされて「ハッ」と気が付いたらごろごろの石ころの惑星に住んでいたということにならないように願っています。それにはまず人間の個人性への執着を手放して、自分は地球という惑星の一員であると考えるのが一番近道でしょう。

   次元上昇とはこの偉大なる時代の到来前までは「死んで別な世界に行くこと」であると曲解していましたが、いま人間は肉体を通して五次元世界で活動できる肉体(半分は物質の肉体で半分は霊的肉体)になる過程を進んでいます。これはどのような闇の勢力が阻止しようとも既に止められない状況まで進んでいますが、さらにもうひとつ努力することがあります。その努力如何で進化のスピードが早くもなれば遅くもなるということです。

   そのためには、素直に地球に助けられることが必要なのです。同時に豊かな今の自然を絶やすことなく次元上昇するためには、地球という彼女は人間の助けを必要としています。ですから親愛なるあなた方、そして多くの宇宙や次元を超えて人間の中にやってきた生命体と天の存在達、あなた方は個人としての意識を惑星意識へと拡大させて行かなければならないのです。そこには、個人的な犠牲や恐れといった感覚は必要なくなります。人と惑星が一つのものとして共に力を合わせて次元上昇する、その偉大なる一体性のみが存在するのです。

      すでに地球という生命体であるガイアのお母さんである太陽はガイアの成長を願って現在の次元からもっと「輝く次元」へと舵を切っています。そのためガイアも母さんである太陽についていく決心をしました。この問題はすでに各国の政府にも伝えてありますがあなた方三次元の生物種という体では「輝く次元」へ入ることは難しいのです。あなた方がガイアと共にあるためには「アセッション=次元上昇=このことはあなた方が教師から何を学ぶかにかかっています。学んだ知識を子供たちに教え、次は子供となって教師から知識を学ぶという経験を何度も何度も繰り返すことにより少しずつ波動が上がっていくのです。その繰り返しの先でアセッションは訪れるのです。寝て起きたらアセッションしていたなどということは一切ありません」が必要なのです。このことは地球に住めなくなったら別な星に移住すればいいという簡単な問題ではないのです。

 

   あなた方がガイアと一緒に次元上昇しては困る勢力がいるのは間違いありません。そのためあらゆる手段を講じて阻止しようとしていますが、アルクトゥルス回廊の内側にはあなた方を守る防御のシステムも構築されています。

   地球はひとつの自由意志の惑星であり、依然として数多くの人々が、アトランティスの崩壊以降維持してきた他者を支配しようとする権力に留まることを自由に選択しています。従って次元上昇中の地球は実際数多くの対立が発生しています。数々の断片を支配しようとする権力は、彼らの地位を維持するためなら、どのような手段も辞さないでしょう。しかしその一方で、今まで他の数々の惑星や次元に損害を与えてきた核兵器を彼らが使用して以降、わたし達はそういったすべての装置を粉砕することはいとも簡単です。しかしあなた方が保有している核を廃絶するという問題は地球人のあなた方が行わなければならないのです。

 

   私たちは、守りがいのある生命が危機に遭遇したときには、その生命と知性と自由を守るため全力で戦うことになります。それは私たちの使命でもあるのです。闇である彼らが地上から身を隠すため、とても深い地下に創り出した数々の巨大な地下都市には多くの危険な武器が貯えられてきました。中には地球を一瞬でマローナ・フェイトン惑星のように破壊してしまうほどの爆弾も保管されてきました。これをわたし達は、惑星や次元に損害を与えかねないとして地下都市ごと一掃しています。

私たちの艦隊には複雑に組み込まれた多種の武器が搭載されており、この宇宙で対抗できる勢力はありません。最近も地球侵攻を図ろうとしていた「人食い人種」といわれる種族を太陽系外縁部で発見し、戦闘の末、原子レベルになるまで粉砕しています。もし彼らが地球に侵入してあなた方に発見されたとしても彼らの宇宙船1隻に対してあなた方の世界の全武器を使用したとしても全く敵う相手ではなかったのです。このように生命と知性と自由を守るための防御もアルクトゥルス回廊の役目の一つなのです。

   しかし残念なことに、既に断片を支配しようとする権力の組織的な洗脳運動が極めて成功を収めていて、数多くの人々が依然として三次元の幻影の中でまどろんでいます。地球の自由意志の本質のせいで、現実性のそういったさらに低い周波数に留まる選択をした人々のために、わたし達ができることは多くはありません。

   次元上昇の道筋の上にいるあなた方は、既にさらに高い数々の周波数に向けて、あなた方の意識を拡大しています。従って、あなた方が放出するそのエネルギーは、急速にあなた方のところに回帰します。またこの即時の回帰は、あなた方が無条件の愛と多次元的な光を送り出す時にも起ります。依然として闇の中に閉じ込められている人々は、ただ他の人々を支配しようとする権力を生み出すことができるだけです。それは、怖れのひとつの形として生まれているのです。

 

   自分が多次元的自己であることに目覚めた人達はここで他からの圧力などで自分のプロセスを止めないでこの道を信じて歩んで行ってください。そのようなあなた方は目覚め始めたばかりの人々と共に次元上昇という仕事に取り組むという任務を自ら選んだ人々なのです。自分の多次元自己と融合している人々は、あなた方が意識しなくても自分で思っている以上に準備は整っています。

   さらに、高次の光があなた方の意識を高次元の自己の表現へと拡大させているのです。同時にあなた方の意識は意識の原子レベル、原子より小さいレベル、量子レベルの深部まで拡大しつつあるのです。あなた方はただ意識を上昇させているわけではありません。物理的地球を遥かに超えて意識は拡大しており、同時に現実的な地球マトリックスの奥深くまでも到達しているのです。あなた方の意識が拡大すると知覚も拡大します。知覚が拡大すると遺伝子の活性に変化を起こす可能性も大いに出てきて人類そのものを進化のレールに引き上げていくでしょう。

 

    あなた方の高次の知覚(注1)が「本物だ」と信じることを選ぶと、あなた方の知覚領域は五次元の振動が強く増加することになります。このように拡大された知覚領域は、あなた方の全DNAの中で三次元の肉体の生命維持のみに使われているDNAとすでに機能を停止しているDNAを除くおおよそ97%にも及ぶ多次元を表現又は関係しているDNAが神経に活性化作用を起こさせます。この多次元DNAはあなた方の高次の自己表現に繋がっており、またあなた方の肉体の一つ一つの細胞にも繋がっているのです。ちょうど私達の宇宙船の構造が生物構造であるのと同じように、あなた方の地球という乗り物も知性をもった生物、地球の船なのです。あなたの体もその中の個人的な小さな船なのです。

   あなた方の意識をおさめている今の肉体という容器は無数の次元、無数の並行現実、言い換えれば他の現実の中の無数にある容器のうちの一つに過ぎません。その一つ一つがあなたという個人的な小さな船なのです。

 

これを今読んでいるあなた方は、地球の船の指揮を執ると決断した勇敢な人間という小さな船なのです。その船はあなた方が「寝ている」時は四次元のエーテル船となり時空の中の世界を飛行して多くの体験や知識を知らず知らずのうちに収集してくるのです。あなた方がそれを利用するためには、収集した体験と知識を思い出すだけでよいのです。あなた方が瞑想を行うならその瞑想中はさらに五次元以上の高次元へと飛行することができる小さくても素晴らしい船なのです。

   なぜならあなた方はいま高次の意識状態へと移行しているところなのです。かつてはあなた方の知覚力が及ばなかった私達のメッセージの要素がもつ高次振動を知覚することができるのです。ですからあなた方の知覚が広がるにしたがって人間とアルクトゥルス人の回廊は拡大していきます。

 

   最期に現実問題として、一つ付け加えておきます。                 

   わたし達アルクトゥルスの存在が“闇の者達”を“路に迷った人々”として言及している理由は、彼らのほとんどは、崇高な目的を持って生まれたにもかかわらず、家族制度や外部の数々の現実問題により他の人々を支配しようとする権力という闇の中で道に迷ってしまったからです。道に迷った者として生まれた訳ではありません。ここを理解しておいてください。

   わたし達は、数多くの人々が「闇によって騙されている」状況を理解することが難しいことを、認識しています。また、わたし達は、自分達の世界を破壊しているように見える人々に対して「無条件の愛と多次元的な光」を余すことなく送ることがどれほど難しいのかも認識しています。

   今ガイアは、その三次元の共鳴の密度を解き放っているところです。既にその意識を拡大しているあなた方は、これからはガイアと伴に新しい地球のガイアの四次元、五次元の表現を共に協力しながら進むことになるでしょう。

   今後“時間”に縛られ、そこに安住の地を求める人々は地球の三次元の幻影(注2)の世界に縛られ見動き出来なくなり取り残されることになります。それに対して、五次元とそれ以上の次元に向けてその意識を拡大する人々は、新しい地球ガイアと共に進化のレールに乗って進んでいくことになるでしょう。

 

(注1)高次の知覚とは何なのでしょうか。あなたの五感をつかさどる器官以外のものですが五感と繋がっています。この知覚はあなたの実体からきています。あなたの実体の側面を表現しているハイアーセルフの知覚と言ってもいいでしょう。あなたの肉体はいつでもこの知覚に接することが出来るのですが強い自我に押さえつけられています。この知覚を自分のものとするには、あなた自身がそれに接することを願い、それに感謝することがとても大切なのです。

 

 

(注2~この注釈は長くなります。最後までが注釈です)
 この世は全て波動の世界であり、あなた方の世界は幻影の世界だと前に言いました。それでもあなた方は、予言や、未来から来たという人の話や未来に行って来たという人の話から大きな災害が何年先の何月何日に発生する。或いは発生していると告げられて不安に思っていても、来たるべきその日に何も起こらなかった。という話は一つや二つは聞くと思います。そのように未来に不安を覚えているあなた方のためにこのことについてお話ししておきます。それでは彼らの未来の話は嘘なのでしょうか。いいえその情報が正しいのなら全て本当です。そのわけをお話ししましょう。何故お話しするかと言いますと、

 

正しく過去の歴史を知ることは未来に向かって進むうえでとても大切なことでもあるのです。だから日本人がどこで生まれ、いつどこから日本に到着したのかを第三章でお話ししました。あなた方に言います。幻影に惑わされず素晴らしい未来を画いて前に進みなさい。未来にはあなたの思う世界が待っています。不安や欲に引きずられることなく前に進みなさい。不安があれば不安のある世界に、戦争を望めば戦争のある世界にあなたは行きつくことになります。」

 

過去や未来はどこまでも続く一本道ではないのか。と、あなた方は反論するかもしれません。過去や未来がいくつも枝分かれをして変わっていく姿をお話ししても理解できないかもしれません。そこで少しお話ししょう。その中で幻影に惑わされず素晴らしい未来を画いて前に進む。ということを学んでください。

 

タイムラインはあなた方が関与したことによりその進路を変えます。あなた方の世界の物理学の一つに「量子論」があります。その中で「シュレーディンガーの猫」と言われる理論があります。どの様なことかというと、箱に入れておいた猫を確認するためにあなたが箱のふたを未来のある時間に開けるとします。箱を開けると元気に生きている猫が確認されました。同時にもう一つ用意された箱を開けたところ、猫は箱の中で死んでいました。どちらが本当の出来事なのだろうかとあなた方は考えます。この理論では猫の生死は、あなたがどちらかの箱を開けるまでは決まらないということなのです。言い換えれば未来はあなた自身の手にかかっているのです。

現在という時間の中では、猫が生きているのと死んでいるのが共存しているのです。この説明はあなた方の理論で説明しましたので、本当は少し違いますが大した問題ではありません。ここで理解していただきたいのはこの世は幻影、まぼろしの世界であり、あなたはどのような未来にでも進むことが出来る可能性があるということをわかっていただけましたでしょうか。

 

次は、あなた方の世界のタイムマシンで説明しましょう。あなた方の科学者はタイムマシンについて研究しています。あなた方は知らないかもしれないが未来や過去に少しだけなら行けるように現在なっています。やがてタイムマシンが実用化できる日が来るでしょう。その時は日本の企業が大きくかかわることになるでしょうが、その時の開発者達と日本の指導者達は日本人がなぜここにいるのかを理解して初めて完成の域に到達するよう私たちの兄弟たちは援助することになるでしょう。
 今の世界には、少し未来からやってきた者もわずかですがいます。はるか遠い未来からはあなた方の前に姿を現すことはありません。それには理由がありますがここでは省きます。

もしあなたがタイムマシンで数年後の未来に行ったところ、そこは核戦争の真っただ中でした。その状況をビデオで撮影して持ち帰ったとします。そしてとうとうその日が来ました。しかし核戦争は起こらず、幸せな1日が過ぎていきました。ここには撮影してきた核戦争のビデオ映像があるのに、なぜ核戦争は起こらなかったのか。核戦争の世界と平和な1日の世界はどちらが本当のことなのか。と、あなたは考え込むはずです。どちらも事実です。同時に存在しているのです。ただし、タイムマシンはあなたが進むタイムラインから少しずれて飛行したのかもしれません。或いはあなたの世界が核戦争が起きたタイムラインから少しずれて未来に進んだのかもしれません。このようにタイムラインは絶えずいくつもに枝別れしながら多くの現実を生み出していきます。そしてこの世界にオーバーラップして存在しています。あなたがどのタイムラインに進むかはあなたとあなたに関係するすべての事象の結果として起きているのです。

また、過去にタイムマシンで行って歴史を変えてしまえば現在のあなたのタイムラインはやはり変ってしまうのでしょうか。必ずそうなるとは断定できないのです、あなたがタイムマシンで過去の世界に行って何かを変えたとします。すると歴史は過去から変わります。しかし、あなたは一人だけを考えればそれはあなたのタイムラインの過去ではなくあなたのこれから進む未来の一つの現実として生じている(歴史を変えた)ことでもあるのです。ここのところを分からなければタイムマシンの誤用が生じてしまいます。しかし通常は過去を変えればその時点でタイムライン変化し、新たな現実を生み出すことになります。そのような現実を生じさせないように私たちがタイムマシンを運用する場合は慎重に慎重を期しています。これでお分かりでしょう。この世界は一つの流れではなく無数に生じている幻影の世界のひとつだということを。

 

最後に全てのタイムラインが未来につながっているかということです。そうではありません。あなた方がいくつもあるタイムラインをタイムマシンに乗って未来にどんどん向かってその世界に出た時、タイムマシンから外を眺めた光景が光り輝く素晴らしい文明の世界にたどり着くこともあれば、いつの間にか世界が喪失している漆黒の闇の中に着くこともあるのです。また、よく言われている問題として、あなたが過去に戻りあなたが生まれる前の親を殺した場合にはあなたは当然生まれていないのだから親を殺すことはできないのではないかというタイムマシンのパラドックスという考え方がありますが、実際パラドックスは存在しないのです。パラドックスという考え方はあなた方の科学者が何もわからないで作り出しただけなのです。実際この世界ではあなたが生きている世界とあなたが別の人生を歩んでいる世界やあなたがいない世界のどちらも存在するということです。ただタイムラインが異なるだけなのです。このことからもこの世は幻影の世界だということがお分かりになるでしょう。

 

次回の第二部は、あなたの魂はあなたという肉体をどのようにコントロールしているのか(乗り移っているのか)を説明することになるでしょう。

アルクトゥルの人の生活・文化等については「アルクトゥルスの風」に掲載しています。下記URL又は青字をクリックしてください。
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アルクトゥルスの風(人類の誕生と地球の未来)第一部 : アボリジニの歴史と文化1000万年の軌跡