(図1を参照しながら理解してください) 

死が訪れた時あなたはどうなるのでしょうか。そこから人間の生命としての第二段階が始まるのです。

 

1図 (1)


※ここで「海水」という言葉が出てきます。それは私たちが生きていくために必要な空気や水が豊富な自然環境と同じように霊界の環境と考えてください。

 

    クリプトン原子群が行う「送受信装置」言い換えればネットワークシステムが崩壊(停止)した時、そこから人間の生命としての「第二段階」が始まるのです。

 新しい職場に赴いて第二の人生が始まると思ってくだされば理解できるでしょう。人は自分の個性を保ちながら(自分を認識しながら)最初は比較的小さい集合的魂(集合した魂の意識の総体が集合意識。最初はエスキモーであればそのグループ、或いは家系など、それら同士が次々と結ばれてやがて地球の総合意識の中に組み入れられていく)と結ばれながらあなた方の空間と時間の平凡な4次元世界の外側の世界と一体化するプロセスに入っていくのです。その関係は人間社会の国家の形態と似ています。また、脳内出血などにより脳の神経突起が突然破壊(死)しために脳のニューロンが外部の情報を取れなくなったとき(現世界の情報を取れなくなったとき)、新たに樹状突起を広げて脳にバイバスを作り、再び外界の情報源と接触を図ろうとする現象に似ているのです。

   この一体化の作業は生前の人間の「愛の作業の内容(そのように説明するしか説明のしようがない。しかし必ずしもそうではない。2極性の問題を考慮しなければならない。第3生命密度(今のあなた方)から第4密度の生命としてアセッションする場合は逆にものすごい悪、そうです悪の作業の内容でもいいのです、例えばスターウオーズの帝国側のダース・ベイダーでもよいのです。中途半端はダメなのです。しかし、第4生命密度から第5生命密度の或いはそれ以上の生命密度や次元に移るには愛の作業の内容が重要になってきます。)」というべきものにより異なってくるのです。

あなた方が天国のどの位高い位置に存在できるかは、言い換えれば如何に「高い波動、大量の情報量に対応できる魂」に成長したかにかかっているのです。

 

    人間が死ぬと個々の魂はやがて大きな魂の集合に溶け込んでいきます。個々の魂、それらはさらに巨大な星の集合的魂を形成している惑星頭脳の1個のニューロン(或いは神経細胞)のようなものです。もちろん地球で生活している人間の中には、その魂が他の惑星のニューロンとして位置付けされているものもあります。また、地球の集合的魂の中に組み込まれた1個の魂でさえ魂個人としての意識をもっており、永遠に地球の集合的魂の中に組み入れられているわけでもないのです。自らの意思や周波数の整合・不整合、他の意志、地球が人間の居住にふさわしくない状況に陥り崩壊(注1)した場合や意識次元の向上(アセッション)などにより別な世界に移動する場合も当然あるのです。このことから、魂はある程度自由意志を持っていることがわかると思います。

    魂の世界であっても中にはその星の集合的魂から他の星に脱出した魂を連れ戻す戦士もおれば、その戦士をその星の集合的魂の中に捕獲し、その星に取りこんでしまう場合もあり、この世の状況と変わらないような現実もあるのです。このことはかつてのオリオン大戦においては非常に悩まされた問題でもあったのです。実際、オリオン大戦においては多くの逃亡者がおりました。それを捕獲し、引き戻すために地球にも捕縛者が多数訪れています。しかしその捕縛者の多くも地球の集合意識に捕縛され、そこに同化していきました。

 

注1 多くの宇宙の指導者は地球の指導者に対して核兵器の廃絶を強く求めています。特に1発で地球全体をガラス質に変貌させてしまう恐れのある「プラズマ核兵器」の開発には強い警告を発しています。その理由は惑星と時空・次元領域に多大な影響があるばかりでなく、精神世界の破壊にもつながるからなのです。地球の生物が愚かな核戦争で全て全滅したらその魂はどこに行くのでしょう。自由意志があるのだからほかの星に移ればいいって。そんなに簡単にはいかないのです。一度集合意識の海(基盤)に浸ってしまった魂はその星の海水を体から抜かなければならないのです(海水についてはもう少し後で説明します)。少し抜いても、魂は海との境界を作っている膜がないのですから海水を抜いても抜いてもあとからあとから魂の体の中に海水は入ってきてしまいます。それでも抜かないと出ていけないのです。要は波動の問題で、地球の集合意識という強い波動(殻)から強い意識(意志)を持って別な波動に魂自身を変えなければならないのです。

   あなた方が意識を変えられても、そんなに強い意識のない動植物はどうするのでしょう。今まで人間界に尽くしてきてくれたのに簡単に見捨てるのですか。

  集合意識から抜け出られない魂は星の崩壊を待って徐々に宇宙の枠組の中に霧散するように浸っていくか、それとも物質世界に触手を伸ばし、長い長い時間をかけて小さな生物を作り出し、さらに長い時間をかけて動植物を作っていくか、他の星から生命体を受け入れるしかないのです。なぜこのように厳しい法則に縛られるのでしょうか。別な説明を次回の「念と思考」で説明しますが創造主の向かう道を妨害するような生命体は宇宙の枠組みから隔離されると言ったらいいでしょう。しかし自分の向かう道を妨害するような生命体を創造主は自らを進化させるためにあえて創造するということも覚えておいてください。
 しかし核兵器により崩壊して元に戻るためにあまりにも長い時間がかかると精神世界自体が衰弱してしまいます。動植物が発生する前に星の寿命が来てしまうかもしれません。どちらにせよその影響は宇宙の星々に悪影響を及ぼすことになるのです。
 更にもう一つ重要な理由がありますがここではお話しきれないので別なところでお話することになるでしょう。簡単に言えば統括する宇宙がそれらの行為を行った生命体やその生命体が存続する宇宙の消滅や組み換えを行うための情報として収集されると言ったらわかるでしょうか。その生命体をこの宇宙に生存させることが不必要(病原菌みたいなもの)と判断した結果、その生命体或いは別の生命体をコントロールしてその生命体をこの宇宙から排除するための枠組み
と言ったらわかるでしょうか。この枠組みはその生命体が核兵器を保有してもその恐ろしさに気付いて、核兵器を使用させない高い意識を持つことでさらにその生命体の発達を促すようにも作用するのです。

   このような理由で核による破壊は絶対に起こさないように警告を発しているのです。しかし現実にこの宇宙では惑星を一瞬で破壊してしまうような武器も沢山あるのです。それを使っての惑星間戦争も現実に発生しているのです。それを阻止し、秩序ある宇宙を保つために多くの星の生命体同士が同盟もしています。しかもできるだけお互いが干渉しない秩序の基に。例外とまでにはいかないけれど(普通のことなのかもしれないが)アルクトゥルス人のように居住惑星の精神世界と一緒に特別な領域(そう表現するしかない)にも精神世界を持つ生命体もあることを忘れないでほしい。

                          

4 (図5を参照しながら理解してください)

魂の故郷への旅路はエーテル界、アストラル界を通過して行われる。その旅路は楽な楽しい旅路だけではない。困難を伴うこともある。


4章5図




 この項ではエーテル界、アストラル界として説明していますがそれはあなた方にわかりやすく説明するためのものです。ここで古くから言われているエーテルの概念を想像したらいけないのです。本当はそんなもの存在しないのです。エーテル界、アストラル界をあえて言えば異なる波動の世界なのです。そこに存在するのは、いずれ第1章でお話することとなる「」の変遷重合した目にも見えなければ測定もできない。しかし確実にそこにあるもの。言い換えれば量子など自然のあらゆる最も小さいものの基盤となっているもの。物理的に言えばその海は同じ色のものが一つもない「」が変化した「ビーズ」がぎっしり詰まったあなた方が認識している真空ともいうべき場所、見方によってはあらゆる方向性を持った軸線間の「角度」なのです。そして「ビーズ」も「角度」も各々が単独で存在しているのではなく「連鎖」しているのです。その中に波動によって構成された形の異なる「島」があるのです。そしてその島の一つを巡り歩きながら浄化して霊界に戻るというイメージがわけば十分です。なぜこのようなことを言うかというと三次元の生物種であるあなた方には説明しても理解できないからです。しかし、あなた方がそれらの島に到着すれば今住んでいる世界と同じように周りの状況が認識できるようになっているのです。あなた方が今住んでいる三次元の世界で植物や小鳥や仲間たちを認識できるように。


霊界はどこにあるのでしょうか。霊界の場所はあなたの想像を超えた場所です。肉体を有する物質の世界、その上にあるエーテル界、アストラル界これらの世界にも多くの生命体が存在しています(もちろん人間もいます)が、霊界はその彼方にあります。あなた方が人間の生命としての第二段階になるとエーテル界、アストラル界を通過して霊界へと進んでいきますが、例外としてエーテル界、アストラル界から現世に生まれ変わる場合やエーテル界、アストラル界にとどまる場合、ある目的のため別な生命体の体の中に魂の同意を得て移される場合などもあります。意志が弱い(自我が強い)と霊界に通じる道を見失い、なかにはその途中の道筋で(あまりにも多くの美男美女に出会ったなどで惑わされるなどして)そこに一時留まってしまう、いや引き止められてしまう場合もあります。この場合は自我意識が魂の基盤である海水に溶けずにいる状態と考えてください。

 

   なぜ、エーテル界、アストラル界を通過しなければ霊界へと進んで行けないのでしょうか。本当は通過ではないのです。あなた自身は裸の体に肌着をまとって生活しているでしょう。その上に服を着てるでしょう、そして今のあなたはその上に宇宙服を着こんでいると想像してください。この重い物質の世界では宇宙服が必要なのです。それはとても重くて動きづらいものなのですが、宇宙で生きるには宇宙服が必要なのです。そんな重たい宇宙服なんか着たくない。本当にそうなのでしょうか。あなた方みんなが宇宙旅行にあこがれ、出来れば宇宙遊泳をしたいと思っているのではないでしょうか。だからあなた方はみんなそれを承知でこの素晴らしい宇宙遊泳をするためにこの場所にいるのです。しかし地球に帰還すれば宇宙服は脱ぎます。必要ないからです。しかし宇宙服を脱ぐ行為それは「死」と名付けられている現象なのです。人間の生命としての第二段階の最初の状態なのです。でもまだ素敵な服を着ていますね。それがエーテル体なのです。素敵な服を脱いでもまだ肌着は来ていますね。それがアストラル体なのです。魂の世界のあなたは「実体」なのです。だから「裸」は本当のあなたの姿なのです。それはきらめく光の一点と言われるものなのです。

 

   宇宙から地上の人々の生活は遠くて見えませんね。高い空で宇宙服姿でいたのではで地上の人間が見えないように、エーテル界、アストラル界は実はあなたのすぐ近くにあるのですが良く見えないのです。「よく見えないのです」と言ったのは見える人もいるからです。3次元の世界では地上と宇宙という遠い距離が地上の人間を見えなくしていますが、エーテル界、アストラル界は波動が異なることで見えなくしているのです。ですが地上の人間と同じようにアストラル界やエーテル界で生きている人間はいっぱいいるのです。あなた方が現世で肌着を着て素敵な服を着ている生活をしていると同じように。

   宇宙は、三次元の生物種が五感を駆使して探り当てようとしてもとてもできないほど複雑で広大な世界なのです。それを探り当てるにはあなた方に必ず備わっている「松果体」という器官と「叡智」という道具をお使いなさい。

 

5 霊界に入る前に個人の生前の人格や不要な記憶は失われる。

   (人生を通じて得られた体験は保存され魂の成長に活かされる)

    人格とは何でしょうか。それは生まれたこの世で生きていくのに必要なアイテムです。だから、あの世では全く必要のないものなのです。エーテル界、アストラル界を通過していくと、段々と幻ともいえるこの世で生きた記憶は必要でなくなり、通過していく世界での現実に対応する行動が必要になってきます。小学生が中学生になった場合に中学生がとる行動に小学生だったころの記憶が全て必要でしょうか。記憶よりも小学生として学んだ体験こそ中学生として役立つのではないでしょうか。そのようにして不必要なものは段々とそがれていき、その反対に人間として生まれる以前の魂の本質がよみがえってきます。それと共に、生前の家族等で魂のつながりがある部分が頭をもたげてきます。それが集合的魂の世界に入っていく最初の段階です。

 

     さらに進むと人間の時に必要だった人格や知性といった自我(魂の表皮)ともいう部分は集合的魂の住んでいる大海の塩水の中に徐々に溶けだし(表皮の部分が海の中に記憶として保存されるといった方がわかりやすいかも)海水と同じ成分の魂は自我の表皮ともいうべき殻がなくなり海水と同化することになります。ここで重要なことは生前の体験は同化した魂の中にも保存され魂の成長に資されるということです。


次回は「念」と「意識」と魂と集合的魂の意識(集合意識)のかかわりについてお話します。


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