(ここの理解は次に示す図を見ながら理解してください。)
8 生命進化のルール
宇宙に多くの知的生命体(人間など)が存在しているのなら、中には素晴らしい文化を築いている世界もあるではないでしょうか。その素晴らしい世界の文化やテクノロジーを遅れている星に直接導入して発展に寄与出来ればどんなに素晴らしいことなのではないでしょうか。あなたはそう思いですか。宇宙人がいるということならなぜ姿を現さないのでしょうか。ここで一つあなたの疑問に答えましょう。
高度な科学技術と素晴らしい生活が目が覚めたら一夜で出来ていたなんて社会はあなたが自分を捨てて全てを他人の考えに任せてしまうということと同じようなものです。長い時間かかって築き上げたその惑星の文化などを捨てさせてしまうことはできないのです。人はお互いに個性があるように惑星の文化なども一つ一つ個性があるのです。人と人とはお互い意識を通い合わせる中で理解し、良いところを取り入れて少しづつ自分を成長させていくことが大切なのです。如何に素晴らしい文化やテクノロジーがあっても、全てごろっと変えることは出来ないのです。
そのようなわけで私たちは宇宙にあまねく存在している人間など知的生命体が築きあげた文化を大切に思い、宇宙旅行の技術が確立されていない惑星や宇宙に多くの人間が存在していると確信していない人間が住んでいる惑星を訪問した場合には姿を現さないようにしているのです。
私たちは受け入れられる段階に至っていないあなた方に高度な技術などを直接教えてあげることはできないのです。あなた方の世界を壊してしてしまう恐れがあるからです。その星の固有性を壊してしまう恐れがあるからです。だから早くその段階に至れるよう、今あなた方に語りかけて、あなた方を進化のレールに乗せようとしているのです。ここでの情報提供もその一つの理由なのです。
生命体の発生の始まりと進化について少しお話しましょう。太陽の周りの空間に、将来その塵が惑星に育っていくであろう空間(3次元とは限らない)に微小な魂が集合を始めます。この魂は岩石やごく微小なウイルスの原型などの中に宿っていきます。第1密度と呼ばれる生命体の最初の姿なのです。塵は回転運動をしながら惑星を形作っていくにつれて第2密度を形成する魂も集合を始めます。中には第1密度から第2密度に対応できるように進化していく魂もあります。第2密度の生命体とは便宜上の区分けです。この密度の魂を有する生命体は自己認識のできない生命体であるのです。ウイルス、細菌、昆虫、鳥類、魚類、動物、植物などです。さらに魚類や動物などが進化していくとやがてそこに知的能力を備え自分を個人として他人と区別できる生命体すなわち人間と呼ばれる生物が誕生する。これを第3密度の生命体と呼んでいます。
しかし、ここに難しい問題が生じる。岩石の魂は時が過ぎていくうちに成長して全て人間に成長していくのだろうか。そうではないのです。第1密度の魂と第2密度の魂との違いはそれが芽生えた時の微小電磁気(そう説明するしか説明のしようがない)の構成要素、言い換えれば配分が違っているのです。とういうことは将来人間となる魂も初めはウイルスや動物などに潜り込んでいても人間となる要素が最初からできており必然的に自分を個人として認識できる人間に成長していくことがわかると思います。
それでは第2密度の猫や犬はどうなのでしょうか。人に飼われる犬や猫は生まれたときにそこに将来人間になる魂が宿る傾向がある。イルカやクジラはどうなのであろうか。イルカやクジラは別格である。彼らはすでに水の中に生きている人間なのである。あなた方3次元の生物種と同等、いやそれ以上の存在なのです。個別意識を持ち、霊的には、はるかに高い存在と言えるでしょう。それには誕生した経過と魂のチャンネルを理解する必要があります。あなた方が殺すだけでなくそれを理解できる高みに1日でも早く育ってほしいと願うものです。あなた方がもう少し進化すれば彼らと言葉を交わすことも出来るようになるでしょう。
9 創造主(成長を続ける巨大な生命体)と一個の魂の関係
魂の全てがひとつの基盤(魂と同じ成分の海水の様なものと考えればいいでしょう)に集合し、連携チャンネル(必ずしもすべてが結びついているわけではない.注1)が形成されたものが集合的魂でありその意識がその星(地球などの惑星)の集合意識なのです。だから地球はおろか太陽でさえ生命を宿す星は全て大きな生命体なのです(ここで太陽も生命を宿す星だといっていることについて、このような回答がありました。今言えることはあなた方は冷たい星に芽生えた知的生命体です。なぜあえて冷たい星と言ったのかその意味を考えてください。と。)。そして星がやがて寿命を終えることになると徐々に惑星の集合的魂は、別な惑星に移動するか、もしくは死者の魂がやがて惑星の集合意識の中に溶け込むのと似たように宇宙の総体の中に溶け込んでゆくことになるのです。宇宙全体は成長を続ける巨大な生命体であり、一つの惑星の集合的魂は巨大な生命体の1個の細胞でしかありません。私たち1個の魂は細胞の中の一粒の養分でしかないのです。
(過日、集合意識の中の状況を意識で感じた。その情景は次のようなものでした。理解の参考になればと思いメモしておきました。
ホテルのそれは広い庭にはるか先までテーブルが並べられている。多くの人がテーブルに座り歓談している。大きなパーティの様な雰囲気だ。各々のテーブルは、家族、部族、科学者、学校の先生、気の合った仲間など様ざまなグループ別に構成されていた。その構成されたテーブルは国家意識とでもいうような、さらに大きな集団で構成されていた。でも、なぜか一つだけぽつんと置かれているテーブルもあった。どこにも根付いていないような根無し草の様なテーブルだった。
私は武道家のグループのテーブルに席をとった。多分若いころ柔道をしていたためだろうか。そのテーブルに座るとどういうわけか心が落ち着く。ほかのテーブルはなぜか場違いな感じがする。それでもほかのテーブルにも知人がおり、その知人はさらに他のテーブルの人と繋がっていた。要はすべてのテーブルが何らかの形でつながっていたのである。知りたいことがあれば大きな声で「おお~い、△△を知っている人は教えてくれ」と叫ぶと、それを知っている人から人を介して答えが返ってきた。この繋がりが精神ニューロンと理解すればいいだろう。)
注1 これは便宜上の言葉です。魂を1個の人間の神経細胞とすればこのチャンネルは人間の脳のニューロン回路のようなものと考えてよい。魂同士をつなぐ精神ニューロンとでも呼べばいいだろう。インターネットの回線のようなものです。
10 魂はどのようにして人体を操縦し、
情報伝達を行っているのでしょうか。
脳内のクリプトン原子と脳細胞はどのように協働しているのでしょうか。大脳皮質の視床下部(注意:クリプトン原子群の活動している基盤はインターネットを検索しても出てきません。ここで初めて紹介するのですから。しかし、なかには説明もなく松果体と書かれていたのがありました。この基盤は松果体ではないので注意して下さい)におけるクリプトン原子群の各電子群は協働しており脳波から生じる神経インパルスに完璧に連動し、独立した系の内部情報は定常的に保たれているのです。系の外部から相互作用があれば系は別な種類の固有状態に変化するのです。これは瞬間的な量子状態の変化として観測されます(量子飛躍)。
結論を先に言えば、あなた方の現在の科学では人間が考えたり行動(ここの行動とは動くということに限定されない。心臓が規則正しく送られてきたパルスに対応して血液を送り出すそのパルスも含めてのことである)したりするとそこには電気信号が発生し、それはすなわち心電図や脳波等として観測され、それにより心臓が動いたり、思考が発生したりするということが知られている。しかしそれは本当なのでしょうか。地球時間で換算すればそれよりおよそ1マイクロ秒早くクリプトン原子に信号が発生しているのです。人間が行動するより1マイクロ秒早く信号が発生しているというあなた方の現代科学ではありえない現象がクリプトン原子の中に起きているのです。これは例えばリンゴを食べたいと考えてリンゴに手を伸ばす行為より先に何らかの信号があってリンゴを食べたいという気持ちになりリンゴに手を伸ばすということになると同じ事である。
人間の意志に基づいて行為が発生するより先に「その行為を行いなさい」という命令現象が生じているということは、時間的に矛盾そのもので、ありありえないとあなた方は思うでしょう。さらに詳しく調べるとは今度は前記とは逆に意志的行為の後にその現象が生じているのである。これはどういうことでしょうか。意志的行為と現象は同時のはずなのに、行為が終わった後でその行為をしたという必要のない過去の現象のシグナルが発生しているのである。ということはどこからか脳に指令があり、それによって人間は機能し、機能した結果をどこかに送信しているということになると思うのではないでしょうか。
このことはクリプトン原子群が送信機と受信機の役割を果たしているということです。実際この情報の発信、受信にあたっては何百万というクリプトン原子が関わっているのです。このシステムは人間という生命体に共通する現象なのであり、タヌキとか昆虫とかは別のシステムで動いています。宇宙の存在するすべての人間はクリプトン原子群の振る舞いにより機能しているのです。
ここでは前記現象がどのようなシステムで起きるか説明してみることにしよう。
大脳皮質の視床下部のクリプトン原子の電子群は脳波から生じる神経インパルスに連動しており、駆けたり歩いたりしたときの腕や足の動きや思考など人間の行動全てにとても細かく連動しているのです。
人間は外界から刺激を受けた時には感覚器官に接続されたニューロンにキャッチされて、視覚であれ、臭覚であれ、味覚であれ、記憶された全てのイメージ、個々人の精神性の発達により生じる現象等全ての事象は大脳皮質のニューロンネットワークの中に見出されることになります。このネットワークは刺激に対して科学的発熱反応を起こして熱を放出します。そして熱を放出しながら脳内に構成されているヘリウム自由電子ネットワーク中の量子状態を刺激していくのです。そこでは「比較的速いモールス信号の様な断続的な信号」が生じ、それが小さなヘリウムの送信機の役目を果たす部分まで伝搬していくのです。そうするとヘリウム電子の電子環とクリプトン原子の間に共振現象が生じ、このクリプトン原子が今度は受信したコードを人間の魂にも理解できるような同じような特性の別なコードに変換してから送信するのです。そのコードは私たちが日常使う言葉というより図形の様なものなのです。(宇宙船同士の霊的通信は図形のパターンを使っています)
その一連の現象の結果として、魂はそのコードを受信すると今度は逆にそれに対応するコードを送信することになるのです。そのコードをあなた方の脳が受信し、あなた方にはまだ知られていない神経器官が「熱電対」に似た作用を起こし、運動量の増加(熱)によって抑揚をつけられた信号(メッセージ)は脳内のニューロンネットワークによって整理誘導されて神経インパルスに変換されるのです。これらの神経器官はあなた方の脳で説明するならば2つの前頭葉の運動野に配置されています。その部分は中心の大きな溝の背後と下の野に集中しているのです。この「熱電対」に似た神経器官はやがてあなた方にも発見されることになるでしょう。
要は魂と人間とが双方向性チャンネルでつながれていることにより、人間として生きることができるのです。ここで「比較的速いモールス信号の様な断続的な信号」と言ったがこれはあなた方に対する説明です。あなた方は相手との情報のやり取りは言葉で話し、耳で聞いて理解すると思う。そのようにニューロンネットワークが構築されているからです。情報伝速度はせいぜい1秒間に数語程度でしょう。しかしどこの世界の人間も同じなのでしょうか。たとえばあなたの前に1000冊の分厚い歴史書が積まれていたとします。その右側にはやはり1000冊の歴史の背景事情が網羅されている本が積まれていたとします。さらに左側にも1000冊のこれらの歴史の未来の可能性が書かれた本が積まれていたとします。このすべての本をポンと一瞬で相手に情報伝達できるようにニューロンネットワークが構築されている人間もこの宇宙にはいるのです。だから「比較的早い」と言ったのですが比較的とはどの位早いのかという記述はできないのです。
次回は「死とは魂と肉体をつなぐ脳内のクリプトン原子ネットワークの崩壊」であることを中心に説明します。
アルクトゥルスの風(人類の誕生と地球の未来)第一部 : アボリジニの歴史と文化1000万年の軌跡
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