宇宙のお話 スピリチュアルな世界

このお話はチャネリングによりもたらされたものです。このお話に接した方が素晴らしい生き方に出会い、多くの方々に幸せを運ぶことが出来ればうれしく思います。そのために提供者の願いにより掲載しました。真偽はあなた自身にお任せします。私的なブログのため不特定多数の方に提供する気持ちは私にはありません。そのため取り扱いはあなた自身の責任でお願いします。提供者から宗教関係に利用してはいけないとありました。なお、日本の固有種である二ホンミツバチは世界で唯一スズメバチと戦うことが出来る貴重なミツバチですが現在激減しています。二ホンミツバチについて知りたい方は「二ホンミツバチが住める里山を育てる会」で検索してください。  まちい ひさお

2019年01月

ブラックホールの真実・歴史のはじまり(日本人のルーツ 第3回)から続く

5 平和的戦闘後の民族の大移動DSC00822

(1)戦闘志向の強い種族
      グループの発展と移動
「戦闘志向の強い種族グループ」は惑星間、人種間の多くの問題を長い時間をかけて話し合いで平和的に解決すると言うより、種族の方針や意思をできるだけ時間をかけずに通すことが表面に強く出ることが多く、そのため我慢して長い時間をかけて解決の糸口を見つけるというよりは案外短絡的ともいえる行動を起こして、戦争など力で解決するということをしばしば行っていきました。同種族であれ異種族であれ、活動領域およびその周辺の星々の住民と対立する問題が発生するたびに戦争で解決を図る性格が強く表に出ていたといってもいいでしょう。
 それは
侵略目的からの戦争に限らず、平和的な関係から発生した政治的な摩擦による問題でも起こりました。そして文化や科学を発展させては戦争により疲弊したりその場所から逃避せざるをえなかったりして段々と中心太陽付近からあなた方の太陽方向、銀河系の外縁部に向かって広がっていきました。勘違いしていけないことは、当時の彼らの宇宙飛行技術は、やっと中心太陽付近から数千光年飛行できる程度の初歩的技術しか持ち合わせていないということではないということです。すでに銀河系の端から端まで飛行できる宇宙旅行の科学技術は持ち合わせていたということです。
 あなた方日本人だって地球の隅から隅までわずかな時間で移動できる飛行機や船を持っているでしょう。しかしずっと昔から日本にとどまっているではないですか。考えてみてください日本に留まることが出来ずに世界各地に民族移動した場合には、移動先の地域の住民と争いになるのは必至でしょう。あなた方が日本を捨てて
脱出して他の地域に行くとしたらどんなに大変か考えてみてください。そのようなものだと理解して下さい。

 とても大変な事情が複雑に絡んでやむを得ずに民族あげて移動を繰り返したということです。そのような中で
、幾つかの恒星系のいくつかの次元の異なる領域の惑星に定着しては再び文明を発達させ、そしてこのグループの多くの種族がこれらの場所に数十万年から長い場所では数十億年留まりました。

 
 しかしその間にも彼らは周辺の種族と相も変わらずたびたび大規模な戦争を起こしていきました。特に指導者が戦いを好まない平和を願う人々を力で押さえつけて、近隣の惑星の住民との戦いに方向を変えていったこともありました。そのために平和を願う多くの理知的な行動者や女性なども否応なしにその戦いに巻き込まれ行ったのでした。
「戦闘志向の強い種族グループ」といってもすべての人達が戦闘的というわけではなかったのでした。ただ、全てではないが、男性は非常に勇敢で途中で仕事を投げ出すという軟弱な性格ではなかったのです。女性は愛のあふれる高い知性を有しており、男女の格差は全くなかったのです。「全くなかった」ということについては誤解がないように付け加えておきます。男性と同じ権利を主張をしたということではないのです。男性は男性、女性は女性としての立場をわきまえて行動したということです。今のあなた方の世界ではすべてが平等の男女同権を主張している方もおりますが、その方たちには想像もつかないだろう宇宙の摂理に従った男女同権なのでした。

 戦いはあなた方には考えもつかない兵器を使い、一瞬で一つの惑星をガラス質に変えてしまうプラズマ核兵器や、ある種の波動発生器を使いその波動が命中した先のものは分子構造を保持できずに建物でも人間でも区別することなく、さらさらと砂のように破壊してしまうもの、時間や空間をコントロールする技術を習得していたためタイムマシンを使い過去や未来からの攻撃や異次元からの攻撃などなどさまざまでした。あなた方から見ればまるでSFでも取り上げられていないような戦いでした。その様な中でも、後方かく乱、情報集などのためにスパイもどきの行為も行われました。そしてあらゆる兵器を使い相手より先に一撃を加えるなどは常套手段で、人道的な問題など全く気にもかけない戦争すら平気で行っていました。住んでる惑星ごと破壊され、初めからやり直さなればならない種族や惑星ごと根こそぎ破壊・抹殺されてしまった種族もいくつもありました。
 このため大規模な戦闘行為が行われるたびに宇宙における移動も余儀なくされたのでした。必ず勝利するとは限らなかったのです。そしてついに「戦闘志向の強い種族グループ」の一部はあなた方の住む天の川銀河とは時空的に少し差を持つリラ星座の領域にたどり着き定着したのでした。

 彼らの人体的特徴は身長の差はあるものの多くはあなた方地球人と大差のない姿、形をしていました。なかには細長い手足、少し
頭の長い顔立ち(これに似た形状の頭骸骨はあなた方の古い遺跡から出土しています)の知的で非常に科学の発達した種族もおりました。進化の段階で体格も異なっていきました。身長が1メートルに満たない種族から優に3メートルを超える種族もいましたがやはり戦闘的な考えと性格を持つ種族に変わりはなかったのです。
 彼らはやがてこの天の川銀河とは時空・次元を異にするリラ領域からべガ領域に広がっていきました。そしてそこからさらに多くの人種が生まれました。しかし、ヘーノク系種族の特徴は引き継がれていました。

 ヘーノク系民族の特徴の一つとしては民族や個人的な発展を好み、成功意識や権力欲に強い関心を示す傾向が強く表面に出てくるのです。また強い者(支配者等)に対しては萎縮して従うという遺伝子的な要素が弱いためにいかなる相手に対しても対等な立場で権利を主張したことから、革命や戦争はやむことなく時と場所を移しながら絶え間なく続いていきました。特に「戦闘志向の強いグループ」はその傾向が強く、そのため高い科学技術により高度な文明を形成しては崩壊を繰り返してもいきました。戦争は同種族間でも行われ、リラ人よりベガ人の方が科学技術などが発達したために戦いはリラ人よりベガ人のほうが勝り、その結果、膨大な数のリラ人が難民となって住んでいる領域を脱出してもいきました。この戦いはやがてオリオンを巻き込んだ、いやオリオンに巻き込まれた戦いに発展していくのです。その中には古い記録をたどり私たちの太陽系の存在を知って地球に到着し、以前から住んでいたほかの星系の種族と交わっていったのもありました。それらのことはいまから数千万年前から始まっていました。
そのような度重なる戦いの中から温和で高度に発展したプレアデス/プレアール人が誕生するきっかけが生まれたのです。このことは地球の歴史に非常に重要な事柄なのでその誕生のいきさつを少し話しましょう。
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 リラ領域に住み着いた一部の種族(後のプレアデス/プレアール人)は愛と平和そして創造という行為を本当に大切にしていました。住んでいた領域およびその周辺において戦争がたびたび繰り返されることに嫌気がさし、戦いのない世界を長い間探していました。そしてわずかな情報をもとに探索した結果、リラ、ベガ領域からの政治的な影響がない場所で地球を発見して、あなた方の時間で換算して数千万年前に地球に定住する決心をして移住してきたのです。地球に定住してしばらくしてから彼らの肉体内の遺伝子に地球の固有波動が負の影響を与えていきました。そのためにここに留まるべきかそれとも自分たちの体に適合した新たな惑星に異動しようか真剣に模索を始めました。そしてついに覚悟を決めたのでした。「やっと見つけた平和な世界、地球、ここに留まろう。そしてここで文化を発展させて民族あげて力を合わせて生きてゆこう。そのために地球の生命体の中から自分たちの遺伝子と調和する遺伝子を見つけて同化し、地球人として生きてゆこう。」と。そして当時生息していた地球の霊長類の遺伝子を体内に取り入れ、この地球に同化して発展しようとしたのでした。
(この心情は令和元年9月10日伝えられた。なお、ここでいう霊長類という言葉は其のまま捉えるのではなく人間に宿すことのできる遺伝子ととらえたほうが賢明であるかもしれない。なぜなら地球上で自分と他人を区別できる霊長類が誕生したのはそれよりずっと後であるが霊長類の芽はとても古いという別の記述があるからである。)
 彼らが地球に移り、地球の霊長類の遺伝子を体に移して地球の固有波動に同化し始めた頃、リラ領域から今度は科学を基調とするグループが移住して来て、地球の霊長類に対して遺伝子交配実験などをとても多く行なっていきました。何年も何年もとどまることなく。彼らは霊的進化より科学技術の進化を重んじたためにプレアデス/プレアール人とは考え方が次第に合わなくなっていきました。地球の霊長類の遺伝子を取り入れた彼らにとっては自分たちの体を実験材料にされているようでがまんの限界をこえていたのです。そのためプレアデス/プレアール人は新たに居住できる星を求めてついに地球から旅立ってしまったのです。連絡員だけを残して(この連絡員が後にプレアデス/プレアール人の文化の発展と地球の進化に大きく係わってくることになるのです。その片鱗は地球の多くの歴史と文化の中に散見されます)。

 プレアデス/プレアール人は長い時間をかけ、現在のプレアデス星団のはるかかなた、別の時空・次元領域に居住できる星を発見し、そこに居住し、侵略や異文化の侵害をおそれて外界からの交流を長い間、いや、彼らと関係するすべての種族との交流も一切たってしまったのでした。そこで高度に科学と文化を発達させるとともに霊性を高め、さらに自分たちの歴史を大切に保存していきました(彼らの多くはすでに第三生命密度を超えています)。彼等の数字の形態は今あなた方が使っている数字と非常によく似ています。やがてあなた方が彼らの宇宙船に同乗すれば計器の数字があなた方の数字に非常に似ていることに気づくことになるでしょう。
 言語は、長い時間の流れの後、彼らの住む素晴らしい領域にほかの種族が移住するのに従って数万とも言えるほど多くなっていきました。しかしかなり後の時代になり地球において活動していた彼らの中の言語学者の一人が言葉の統一を進める上で一つのアイデアを思いついたのでした。それは地球から見た星座の位置を点としてそれを結ぶ直線とで構成された文字でした。彼らの過去の文化の一部は地球にあったことから、地球から見た星座を模して作られた言語は多くの異なる種族にも受け入れられることになりました。
 これでお判りでしょう、プレアデス/プレアール人が地球の発展のために現在も非常に多くかかわっていることを。いいかえれば彼らはあなた方地球人の先輩地球人なのです。しかし彼らも、あなた方が今後宇宙の秩序を害する知的生命体の組織に心を売り飛ばして発展することを望むなら、再びここから引き揚げていくことは火を見るより明らかなのです。すべて地球人個々の心の動きにかかっていることなのです。

 話を元に戻しましょう。長い時がたって、ふとしたところから彼らの居住星がリラ系の他の種族に発見されることになり、その素晴らしい文化に魅せられた多くの種族がプレアデス/プレアール人の領域に移り住んでいきました。プレアデス星団は多くの恒星が生まれている場所であり生命体が住むには非常に困難な場所ですが、時空・次元の扉を開いた領域には広大な広がりを持って居住出来る場所が非常に多くあるのです。この領域でさらに霊的にも文化的にもプレアデス/プレアール人(ここに住み着いた種族)は進化し、その霊的波動は上昇していったのです。しかし。今から数百万年前、オリオンの葛藤と呼ばれる事案が発生し、百万年にも及ぶ「オリオン大戦」が勃発してしまったのでした。プレアデス/プレアール人はいち早くこの大戦の終息を図ろうとしましたが、瞬く間に彼らの居住する星の一つが破壊されたことをきっかけに「平和と戦い」のジレンマに突入することになったのでした。やがて「オリオン大戦」は終息するのですが、この終息が地球のアトランティスの盛衰に大きな影響を与えその影響は現在も続いています。また、オリオン側の勢力はいまだに健在で宇宙秩序における平和統合への道に大きな影を残していることも事実なのです。
 しかしこの勢力も科学の発展指向が他よりかなり強い科学者の集合体と考えればなんとなくわかると思います。そして何より重要なことはオリオン人の構成は古代リラ人とベガ人が大部分であるということです。そして、生命形態は第3生命密度から第5生命密度いやそれ以上の広がりを持っていると言うことです。あなた方の現在の第3生命密度では計り知れない程の進化の広がりがあるのです。
 なお、あなた方を導くためにこの地球に時々メッセンジャーとして現れる「マリーン」は、爆発的なタイプのオリオンと癒しのタイプのアルクトゥルスの架け橋として登場しています。「マリーン」の心の中にはオリオンの意識が含まれており、それが架け橋としての強度を保っているのです。


 

(2)平和志向の強い種族グループの発展と移動
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  平和志向の強い種族グループは
日本人の祖先の誕生に大きくかかわっていきます。
いいえ、日本人の遺伝子の源は「平和志向の強い種族グループ」にあるのです。彼らは戦いを避けて、持てるすべての知識や技術等を使い、さらなる発
展と豊かな生活を目指すことを最優先にしていました。このため「戦闘志向の強い種族グループ」とは全く別の道をたどっていきます。

 

  このグループも「戦闘志向の強い種族グループ」と同様多くの異なった種族から形成されていました。「戦闘志向の強い種族グループ」と同様に分裂後、このグループも銀河系の中心太陽を離れ外側へ外側へと広がっていき、いくつもの惑星に居住するたびにその付近の他のカテゴリーの生命体などとも戦いが発生していきました。しかし、もともと戦いを好まない性格のために、その都度戦いを避けて自ら民族移動をしたり、すぐに降参して別な場所への移動を繰り返していきました。早く言えば。戦いを避けて逃避しといったほうがいいかもしれません。その繰り返しがたびたび発生し、そのため数十億年もたつと次第に自分たちの本来の出生の歴史も途中の歴史も失われていきました。その理由は他の人種との戦争による疲弊を避け自分たちの進化の目標を速やかに実現することに全力傾注した結果、歴史から学ぶことを怠り、正しい歴史を記録して引き継ぐことを怠ってしまったことが一つでした。目標達成のための新たな歴史が必要だったことも一つでした。まだまだあります。しかし、「平和志向の強い種族グループ」は彼らの目標であった「知識や技術の発達等により豊かな生活を目指す」ことについては早い段階から積極的に進め、ほかの種族には見られないほど早くこの目標に達して豊かな文化を築きあげていきました。しかし、この目標のみに指向して闘争心を全く無視した進化によってあらゆる戦闘能力とそれに関連する能力も徐々に失ってしまったのも事実でした。戦いをしない基調はやがて「自分達を守るために戦う。家族や民族を守るために戦う」という心も次第に希薄になっていったのでした。

 

  そのため、遺伝子の中の防衛本能も希薄になり、やがて他からの攻撃に対しは全く無防備になり彼らが住んでいた多くの惑星が、武力も科学力も劣っている敵の侵略に対しあっけなく占領されるという事態を招いてしまったのです。そのようなわけでそこに保管されていた歴史の記録もそのたびに失われてもいったのです。

歴史家は失われてしまった歴史を修復しようと試みるも自分たちに都合の悪い事実は表に出したくない気持ちが働き、そのため過去の歴史の中から都合の良い部分だけを抜き出し、そこに全く新たに事実とは無関係な歴史をつじつまが合うように挿入していきました。それがたびたび繰り返されれば真実などどこにも残らなくなってしまいます。しかし自分たちの歴史を正確に把握し引き継いできた「戦闘志向の強い種族グループ」は彼らに歴史の真実を伝えることはありませんでした。このため「平和志向の強い種族グループ」はさらに新たな自分たちの歴史を創作していったのです。自分たちに都合の良いように。いつの日かあなた方は超光速飛行や次元を突破する方法を発見することでしょう。そして彼らと接触することは未来の出来事として私達にはわかっています。そこから得られる歪曲された真実ではない素晴らしい彼らの歴史に接触することにもなるでしょうが、
 
 両グループはもともとは同種族なのに何故欠落した部分の歴史を伝えなかったとあなた方は疑問に思いでしょうが、宇宙の知的生命体間の情報交換・提供についてはあなた方が思うほど多くないのです。瞑想方法でさえ重要な情報として大切にしてよほどの友好関係がないとその知識を教えない種族もたくさんあります。また、近くに住んでいることすら知らない。交流もしない。教えない。ということも結構沢山あるのです。だから何十億年も前に分裂して別々な道を進んで行ったグループに歴史という情報を教えることは機密情報を教えるようなものでありえないことなのです。それでも彼らはどこかで自分たちの過去の真の歴史情報に接することがあるのではないかとあなた方は思うのではないでしょうか。それではあなた方に質問したい。私たちはあなた方の世界に、すでに失われたレムリア文明の歴史やアヌンナキのアダムとイブ創造の歴史を教えていますが、あなた方はそれを検証しようとはせずに今でも数十万年前に発生したホモサピエンスが人類の歴史の原点だとしているでしょう。

 進化の途中で「平和志向の強い種族グループ」は大きな間違いを一つ犯してしまいました。科学技術を発展させていけば自分達を守るあらゆる強力な武器も製造することは可能であり、その技術が侵略者を上回っていれば侵略されることはない。「知識や技術の発達等により豊かな生活を目指す」その先には「戦いのない愛があふれる世界がある」そう信じてついに彼らは恐ろしい決断をしてしまったのでした。自らの遺伝子から故意に闘争遺伝子を排除してしまったのでした。

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のちに、なぜこのような戦闘能力を失う進化を望んだのかとの問いに、彼等は自らの目標の追求に猛進した結果、文化や進化に戦いは不要と判断して、遺伝子操作により自らの遺伝子から闘争遺伝子を排除してしまったがそれに気づいた時にはどうしても元の遺伝子が復活出来なかったためでした。いや、復活を恐れたといっていいでしょう。これは他のどのような知的生命体も行なわないほど宇宙の摂理に反した狂気じみた行為だったのです。

 

   そのためこのグループは多くの侵略者との戦争を余儀なくされるも、強力な武器はあるがそれを使って戦う気持ちすら薄れていってついには満足に抵抗すらできなくなっていったのでした。そのため戦闘があるたびに種族をあげて別な場所への移動を余儀なくされてしまったのです。移動を重ねながらついに落ち着いた先は、私たちによく知られているシリウスとは時空・次元が異なる別な宇宙(パラレルワールド~この宇宙と平行して存在する全く別の宇宙)でした。彼らの多くはここへ逃避してきたのですが、逃避の根本的原因を探ることなく、やがてこの領域の広い範囲に散らばっていきました。そして自分たちの歴史のいい加減な編纂をさらに続ける一方彼らは自分たちが信じる目標に向かってさらに情熱を燃やしながら増々高い科学、文化の発展進化を進めてていきました。

   特にめざましかったのが「生命科学、特に遺伝子工学」でした。機械に命を持った部品を組み込み動かすいわゆる生命ロボット等の技術も格段に発達していきました。いつか自分達で人間を作り出したいとの願いを込めながら。


(人類の過去の人類創造の歴史の中でたびたびシリウス領域の宇宙人が関わってきたという伝承がありますが、なぜシリウス人が遺伝子工学に秀でているかここで想像がつくと思います。また、この生命ロボットはどのようなものかについて印象として伝えられたことは、人工知能のロボットではないということです。生物として誕生した生命体の脳や体の一部を機械に組み入れた生きたロボットなのです。これらの生物はフラスコの中で遺伝子操作によって誕生したのではなくあくまでも人間の母親から誕生した生命体なのでした。われわれは将来いくら科学が発達してもこのような文化を発展させてしまうことのないようにしなければと思う)

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このシリウス領域には彼らヘーノク系の生命体だけではありませんでした。さまざまな系統の生命体が多くの惑星に住んでおりました。そのためここでも彼らは多くの侵略を受けることになりました。


右の写真は二ホンミツバチを食料にしようとして襲ったスズメバチが逆に二ホンミツバチから反撃を受け、彼らの熱により蒸し焼きにされたものです。二ホンミツバチは日本だけに住んでいるミツバチです。そして世界で唯一スズメバチと戦える蜂なのです。けれど普段はとってもおとなしく掌に載せても刺すことはめったにありません。しかし現在この貴重なミツバチが農薬などのためにほとんどいなくなっています。



この続きは第5回で
掲載

 パラレルワールド(日本人のルーツ 第2回)から続く


4 歴史のはじまり
    天の川銀河系か平行する別の宇宙の銀河系かは想像にお任せします。それはこの物語では重要ではないからです。私たちの住んでいる太陽から見て、いて座の方角の天の川銀河の中心太陽と言われる物質が強く圧縮された渦巻の中心に近いところにある太陽系を周回している一つの惑星からこの物語はじまります。
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(ずっと後になって古代リラ人がこの天の川銀河系に戻ってきて大船団で調査活動中、天の川銀河系の外縁部付近で旧日本人を発見したといっていることからこの物語は天の川銀河系が始まりと私は推測しています。)
    銀河系の中心はあなた方の観測結果とは少し違います。現在のあなた方の天文学では巨大なブラックホールとなっているのではないかとも言われていますがそうではありません。一つの巨大な太陽なのです。あなた方の太陽の構造とは異なりますが力関係では似ているのです。いつまでもいつまでもまわりの物質を引き付けて巨大化していくというブラックホールはこの世には本当は存在しないのです。
(ここで説明しているブラックホールの実体は現在の天体物理学で言われているものと大きくかけ離れています。しかし私たちの太陽の何万倍もの質量を有するブラックホールともいえるような天体も観測されていますがそれはブラックホールとは別な天体現象なのかもしれません。そのことについては明かされていません。しかし、いつまでもいつまでも物質を引き付けて巨大化していくブラックホールは存在しないと彼らは言っています。そのような物理現象は宇宙の基盤そのものが成立させないといっています。) 
 あなた方の太陽もやがて寿命が尽きて中性子星になっていくでしょう。中性子星は強い重力を伴い周りの物質を引き付けて徐々に質量を増やしていきます。その質量が現在の太陽の概ね4倍を超えて臨界質量(この言葉は現在の物理学とは異なっており、別な意味ととらえてください)まで増えていくと中性子同士の反発力や内圧は重力の力に拮抗できなくなり星は一瞬のうちに爆縮を起こします。それは5倍に達する前に爆縮を起こします(これはあなた方に対する説明です。概ねといったのは全て相対的だからです。認識としては4倍と5倍の間あたりと思って下さい。この倍数は空間構造により少し違います)。爆縮を起こす際にこの星を飲み込む中心部にはわずかな時間で特異点(重力の特異点)が形成されることになります。そしてピンの先ほどの容量の中に全質量がしまい込まれることになります。その先はどうなるのでしょうか。その時突然そこに生じる特異点が閉鎖されるのです。なくなるのです。どこを見つけても。特異点の内側には何もない。何もない空間が残るのです。あなた方の科学者はそこから先はホワイトホールに繋がっているのではないかと考えていますがここにその様な天体現象は生じません。トボロジー(位相幾何学とでも言おうか)が長円環(ドーナツ状空間~2019年4月11日初めてブラックホールが映像でとらえられたとニュースでフィーバーしています。素晴らしいことです。その映像をよく見てください。中心の暗い部分の外側に赤いドーナツ状の光が写っていませんか。この領域とその内側のブラックな部分の領域が双子の世界と入れ替わると思っても大きな間違いではありません)を示し其の内側は何もない空間、いや、双子の宇宙(宇宙物理学者が反物質の存在の発見に心血を注いでいるがその世界がここにあるのです)との境界が破れて空間が入れ替わったということなのです。双子の宇宙の世界の空間とこちら側の物質の世界の空間の体積が入れ替わるのです(イメージとしては入れ替わる際に全てではないが少しねじれるような感じがする)。だからこちら側には双子の宇宙から来た反物質の粒子が少し存在することになります。こちら側の世界からは大量の物質が双子の世界に移るのに、なぜこちら側の世界には反物質の粒子が少しだけしか存在しないのでしょうか。その理由は、こちらの世界の物質がある場所の反対側の反物質の世界では反重力効果が働いて反物質がほとんど存在しない空間になっているからなのです。
 そのためブラックホールが突然に消失した空間は宇宙の平均温度3度kより低い絶対零度(マイナス270.15度)に近い温度の空間だけとなってしまうのです。これらの一連の活動は1秒にも満たない。詳しく言えば特異点が生まれてから閉じられるまでの時間はあなた方の感覚では1000~5000分の1秒くらいでしょうか。いやもう少し短い時間ともいえます。
 その際、反物質空間に転移したこの世界のブラックホールである巨大な質量の物質はどうなるのでしょうか。そのまま太陽のように存在するのでしょうか。そうではないのです。この世界のブラックホールは減衰したエネルギー(エントロピーを減少させてのいみです。エントロピーとはエネルギーを温度で割った次元を持つ)の形として反物質空間に姿を現すのです。
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 この現象は宇宙船が超光速飛行を行うなど双子の宇宙に座標を変える際にこの世界(宇宙)から消失してしまう現象と同じなのです。宇宙船のあった場所には何もないのです。光も粒子もないのです。真空ではなく不在なのです。いや、双子の宇宙に転移した宇宙船の体積だけの反物質世界の空間がこちらの世界に転移するのです。宇宙船のあった場所は円環の鞍部の部分と考えればいいと思います。転移した宇宙船は現在の世界の裏側なのですがここの世界は少し私たちの世界と異なっています。宇宙がビックバン(宇宙の始まりビッグバン)で生じたと仮定して説明するならば宇宙が始まったころ。まだ銀河が生まれていない過去の時代。形の定まらない質量が満ち満ちている世界であり、宇宙の曲率半径Rが小さかった頃の時代、分かりやすく説明すればひとつの球、それも真球ではない表面も内側もでこぼこの球。球の表面があなた方が住む物質の宇宙、内側が反物質の宇宙と考えてもいいでしょう。と説明するほかないのです。
 本当はそんな単純な球ではないのですが。その
双子の宇宙(反物質の宇宙)の特性を利用することにより宇宙船の速度は物質世界の飛行速度と比べて光速度の何百万倍も何兆倍もの速度で飛行することができるのです。その際宇宙船も乗員も波動のそろった束(エネルギー化される)として存在することになるのです。しかし一つだけ大きな問題が生じます。物質の宇宙船は反物質の空間では当然反物質と接触する恐れがあり、そうなれば宇宙船自体が反物質爆弾になってしまうのです。それを防ぐためにこの宇宙でも万能保護スクリーンを宇宙船の周囲に展開しなければその安全は保障されないのです。これには強力な静電気を展開させることによって防護するのです。それでは太陽と比べて比較にならないほど小さい質量しか持たない宇宙船がどうしてブラックホールのような現象を起こすことができるのでしょうか。それについては旧日本人の旅の途中でお話ししましょう。

 ブラックホールが消える?。物理学に疎いあなたにとっては何が何だかちんぷんかんぷんだと思います。多分、ほとんどの物理学者でさえ今までの概念がグルンとひっくり返ってしまうのでどうして対応したらいいのかわからなくなると思います。そこで素人のあなた方にもっとわかりやすく説明するとしましょう。私たちの物質の宇宙と反物質の宇宙の間には宇宙の構造的な境界があります。物質の宇宙が上側で反物質の宇宙を下側、そしてその境界は1枚の薄いゴムと考えてください。ゴムの上にピンポン球を置いてみてください。ゴムはほとんどへこみません。次にピンポン球の代わりに鉛の球を置いてみたらどうですか。ゴムはピンポン玉より重い鉛の球のために伸びてかなり下側にへこんでいくでしょう。鉛の球の代わりにもっと重い球を置いたらどうなるでしょう。さらにゴムは伸びていきます。球が重くなればやがてゴムの強度が限界に達してある時ぷつんと切れて球は上側の物質の宇宙から下側の反物質の宇宙に落ち込んでしまいます。球がゴムを突き破ってしまうと重さを失ったゴムは跳ね返って元に戻りますがその時、落ち込んだ物質の球の容量ほどの反物質の空間もつまんで物質の世界に戻ります。それらの一連の現象が物質空間に残された冷たい何もない空間なのです。DSC00223 (1)  

 この銀河系には他の銀河系同様多くの生命体が誕生し、発展進化してきました。蛇を起源とする生命体やドラゴンや魚類、植物を起源とする知的生命体が続々誕生し、その中の一つにヘーノクと呼ばれている原住種族が生まれました。
 最初に彼らの星の誕生からお話しなければなりません。彼らの太陽系の太陽は宇宙に一つポツンとあったのではありませんでした。周囲のいくつかの太陽系と力学的につながって存在していました。太陽系が単独で宇宙の存在することなどまれなのです。必ずいくつかの太陽が連携しているのです。あなた方の太陽も単独で存在しているのではなくいくつかの周囲の太陽と連携して存在しているのですが、あなた方の科学者はその力学的関係については全くわかっていません。
 最初に彼らが誕生した惑星の誕生からお話しましょう。約700憶年前に太陽の周りに将来惑星となるガスが集合を始めました(誕生が700億年前といいましたが宇宙人間ではかなり開きがあります。誕生は1000億年前といっている宇宙人もいるのです。それは誕生の基準点が宇宙人の間で異なるからなのでしょう。)。やがてそのガスの塊は一つの惑星に成長していったのです。地上は火山噴火と火山ガスに覆われ、地球の誕生と同じように生物の住めるような場所ではありませんでした。やがてそこにウイルスの原型ともいえる生命体が発生(この生命の発生のメカニズムはあなた方地球の生命発生メカニズムと基本的には同じです。そのことについては後にDNAについてお話する際に説明しましょう)し、それが灼熱の中で破壊され、また生成されながら細菌へと成長していきました。破壊されてはアミノ酸を地表にばらまき、蓄積させてもいきました。最初にこの惑星に生命体が発生してから数十億年も経過すると地表に植物の原型ともいえる生命体が発生しやがてそれも破壊と生成を繰り返しながら動物の原型となっていきました。そしてついに約130億年前には人間の原型ともいわれる霊長類が生まれたのです。いくつのも霊長類が時代を経過するごとに消滅と発生を繰り返し、やがてその一種族が人間に成長進化していったのです。彼らは進化しやがて宇宙に進出し、多くの人種に別れ発展していきましたが考え方の違い等から長い間には多くの葛藤が生まれてしまったのです。政治的な闘争が永遠と思われるほが長い間続き、時には和解し、時には多くの場所で断続的に紛争が勃発しました。そして戦いは長い長い間、時と場所、民族を変えながら続いていきました。

 宇宙におけるこのような戦いは珍しいものではありません。かつて私たち天の川銀河系においても蛇族とドラゴン族が熾烈な戦いを行ったこともあります。容赦はありません。お互いにとことん追撃して破壊していきました。今も続いています。蛇族が優勢です。しかしどちらもあなた方が考えるような醜い姿と思ったら大間違いです。たとえば蛇族の血を引く女性が女神のような姿だったら蛇族に対する意識が根本的に変わってしまうのではないでしょうか(私は蛇族の女性の方が断然好きです。ドラゴン族はどうもね。だけど心根は案外優しいのですよ。どちらも地球に住んでいます。)。
 あなた方の時間で数十万年前にブレアデス/プレアール人であるニビル星のアン王の第一子アヌは蛇族の惑星を親善訪問した際に王室のイドという女性のあまりの美しさに心を奪われて、その場で求婚して妻として連れ帰ってしまったのです。そこで生まれたエンキがあなた方地球の総責任者として駐留した際にアダムとイブ創生(アダムとイブと呼ばれる創生はこれだけではない)に関わり、その後、本星のアダムとイブ及びその子孫の抹殺命令に反対し、命を懸けて守りながら政治や医療知識を教えながらシュメール文明を起こさせていったのです。やがてあなた方が発掘した全粘土板の解読に成功すればその概要がわかることになるでしょう。今のところ過去のシュメール文明にかかわる詳しい歴史の一部をあなた方で作成したものによって知る手掛かりはこの粘土板くらいしかありません。(今、月では
アダムとイブのような人間が厳しい環境の中で仕事をしています。しかし、素晴らしい世界も展開され多くの指導的な生命体が訪れています。この世界は私たちから見れば天国でもあり、そうでない悲しい世界も展開しています。参考までに
  
 話を元に戻しましょう。ヘーノクと呼ばれる種族間の戦闘を何とか終わらせようと彼等はあなた方のPKOみたいな武装組織を作りました。革命的、戦闘的な紛争が起こり、または起こりそうなときには大事に至らないうちにそれを鎮めるためのあらゆる対策に絶対的な強大な力を使用して両当事者を制圧し、問題が解決するまでそこに駐屯したのです。PKOと本質的に違ったのは、紛争を解決するためには徹底的に武力を使ったということでした。人道的考え方や武力を行使するのに躊躇する反対意見者は全て制圧、除外しました。戦いの是非について有無を言わせませんでした。これらの紛争解決には、関係するどこの惑星や国家や勢力さえも利益や思惑により介入することは絶対できないほど強力な独立部隊として編成されていましたので、紛争の当事者でさえこの部隊に人員等を提供せざるを得ないほど強力でした(実際には、必ず人員を提供したということではなく、今の私たちで言えば見返りの物資の提供をしなければならないほどの責任を持たされてということでしょうか)。彼らはこれらの組織を「平和戦闘部隊」と称し、「平和戦闘部隊」の行う戦闘を「平和的戦闘」と呼んでいました。この組織は彼ら種族間の戦争回避の手段として彼らが知恵を出し合って創られた組織でした。長い長い時の流れの中で限りなく多くの「平和的戦闘」が起こっては終息し、やがて少しずつこの努力は実を結んできました。そしてついに全ての民族の和解が始まったのでした。それにより「平和的戦闘」が再び起こることがなくなって、お互いが長い長い時間をかけて戦いで被災した惑星や地域の保障と復旧に取り組み始め、民族を立て直していきました。そしてついに全ての民族間に平和がよみがえったのでした。
しかしその喜びは永遠には続きませんでした。お互いの考え方の違いの溝はそう簡単には埋めることはできなかったのです。
そのため、およそ120億年前にヘーノク原住種族は2つのグループに分裂したのでした。

(最初、「平和的戦闘」と言う言葉を聞いたとき平和な戦闘とはどのようなものか分かりませんでした。しかもこれが本当に理にかなっていたのかどうかは私にはわかりません。友人の中には全て相対的だという。またある友人は厳しい行動こそ再発防止になるという。またある友人は万人の祈りほど強大な力はないという。国連のPKO部隊は時として犠牲を強いられています。それは事案の対処に可能な限り武力を排除しているからだと思う。
PKO部隊がどのようにコントロールされていても武力を使わずに平和的に解決しようとしている隊員の願いがいつか実を結ぶように願っています)
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この続きは第4回「民族大移動」にて掲載

第1回 日本人のルーツ 波乱に満ちた輝かしい軌跡から続く


3 時空・次元領域(パラレルワールド)について
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    この問題については深く考えなくてもいいでしょう。今のあなた方の科学ではどんなに頑張っても見ることも行くことも出来ない世界なのですから。ですが日本人の遠い祖先は、この空間を縦横無尽に飛行していたのです。それも光の速度の数百万倍以上もの速度で。その知識はなぜ失われてしまったのでしょうか。
 時空・次元領域がどんなところかを簡単にいえば、宇宙を1冊の本と思ってください。ページはありません。厚い紙や薄い紙がランダムに混じってどの紙の表にもその世界の写真が貼り付けられています。その写真の1枚があなた方の今住んでいるところの宇宙なのです。そしてその紙はひどい凹凸早く言えばでこぼこ道のようできれいな平らな紙ではないのです。紙の枚数は最後の紙の後ろに増えるとは限りません。どこに増えるかわかりません。紙の裏側には写真はなく濃淡の模様が印刷され、そこに「反物質の世界~双子の宇宙の一つ~超空間の一つ」と字が書かれています。
 紙と紙の間は離れているので絶対に交わることはありません。そうです、隣の紙に描かれている宇宙には行けないということなのです。でもちょっと考えてください。本にはすべての紙を一つに綴じている場所があります。そう、そこを使えば隣の紙に乗り移れるとは思いになりませんか。
 実際この宇宙の本は上手には綴じられてはいないのです。そのため各々の宇宙はらせん状に勝手に傾き、所々がでこぼこにひずんでいます。ですから別の紙である宇宙には所々で接触しています。この接触場所が別の宇宙への出入り口いわゆる通路となっているのです。大きな接触場所もあれば小さな接触場所もあります。地球上にも小さな接触場所はあります。
 バミューダトライアングルのように遠いところの異常な恒星の磁場が強く影響して通路が時々出来た所もあります。この通路に落ち込んだら「行は良い良い帰りは恐い」で、それらの境界を突破する技術がないとほとんど戻ることはできません。最悪な場合は時間の止まった世界に落ち込んでしまうことです(時間が止まっている世界で私たちは動くことができるのでしょうか。動くことはできるのですが、しかしその世界に落ち込んだ人間や動物などはいつまでたっても死ぬことが出来ないのです。ですから魂もいつまでたっても肉体から切り離されることがなく、転生することも出来ないのです。魂が進化できないのです。解決方法は科学の力で時間のある世界に戻してあげるか、殺してあげて魂と肉体のつながりを切断してあげるかのどちらかなのです。自殺してしまえば済むのではないかとあなたは考えますか。それは不可能なのです。そのわけは時間の止まった世界に移ってしまったことをその人間や動物たちは認識することが出来ないからです。その不思議な世界のお話ができる機会が訪れることを願っています)。
 宇宙を旅するにあたってその様な世界に落ち込まないような安全な飛行通路はあるのでしょうか。その一つはタイムゲート、スターゲートともいわれている巨大なエネルギーシステムでトンネルを作り管理されている場所です。また、宇宙船の波動をその世界に調整することで行き来することもできます。地球上にも過去にある星の生命体によってこのトンネルが作られ現在も起動可能な状態になっていますがあなた方にはわかりません。

    この物語にリラ領域、シリウス領域という言葉が出てきますがこれは、地球から天体望遠鏡で観測することができるリラ星やシリウス星単体を意味するものではありません。時空・次元領域(パラレルワールド)が接触している広大な双方の領域、或いはその領域に接している別な時空・次元領域すべてを意味しています。それほどこの物語は深い絡み合いで展開して行くため途中で投げ出さないでください。最後にはなんとなくわかってくるようにお話ししますから心して聞いてください。また、いろいろの宇宙にはそれぞれわかりやすく私たちは共通の名前を付けています。あなた方が住む天の川を含む宇宙はデルン宇宙と呼んでいます。そのほかにダル宇宙(注1)と呼ばれる宇宙など理論的には無限と思われるほどの数の宇宙が存在可能なのですが実際はそれほど多くはないのです。あなた方の太陽系はゾル太陽系と呼んで区別しています。(これらの呼び方は全ての宇宙人に共通した呼び方ではないと説明した)

注1 ダル宇宙の住人でアスケットという生命体がかつて地球上で多くの人とコンタクトしていますが彼女も日本人と同じ遺伝子系統を持つヘーノク原住種族から発達してきた種族なのです。遺伝子の原型は日本人と同じなのです。

これ以降、「人種」や「種族」という言葉は「民族も含む」という意味でつかいます。そのわけは宇宙の長い歴史の中で多くの人種が生まれ、種族が民族を形成しては、その中から新たな種族が生まれたり、一つの民族の中に多くの人種や種族の系統が混在するなどしているためです。そのため「人種」や「種族」と書いても大きな違いはありません。しかし明らかに「民族」として使わなければならないところは「民族」として表記していきます。

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 ※この続き「ブラックホール」は第3回に掲載



第三章   日本人のルーツ「波乱に満ちたその輝かしい軌跡」


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第一部 日本人のルーツ

 このお話を皆さんにはどのようにお伝えしたらいいのでしょうか。どれだけ正しくお伝えできるでしょうか。それでも伝えることであなたの心に負担をかけるところがあれば少し柔らかい表現にしないといけないかとも思います。あなたに大きな衝撃を与えるかもしれないので話さないほうがいいのかと思うものもたくさんあります。これらの情報は今の私にとって正しいのか証明も出来ません。ですからこの真偽はあなたにお任せすることとしました。そして物語としてあなたの心に刻んでいただいてもいいのです。しかし、忘れないでほしいのは私たちを進化のレールに乗せるための情報提供であるということです。彼らも地球の進化を願って危険を顧みずに私たちの地球に訪れ、いろいろな政府機関、企業、研究所、農業分野などで活動をしています。皆さんとともに多くの支援活動もしています。現在の急激な科学の発展は彼らの支援のおかげなのですが彼らはその業績を私達地球人の業績としています。あなたの周りで活動している皆さんを支援している彼らを皆さんは自分の生活に夢中で気付かないだけなのでしょうがもう一度周りを先入観を捨てて見廻してみてください。時には「私はプレアデス・プレアール人ですがそのうち仕事が終わったら帰ります。」と打ち明けてくれる方もいるでしょう。私は〇〇ですとそっと教えてくれる方もいることでしょう。彼らがあなたに自分の素性を打ち明けても危険がないと彼らがあなたを信じた場合にはです。
この物語の内容は2017年7月から2019年1月までに伝達されたものとその後に伝達された内容の要点を分かりやすくしたものです。

 この物語をなぜお話しするかについては、物語の提供者から次のようなメッセージがありましたので添付しておきます。

「これから宇宙の基本的な構造とあなた方日本人がどこで誕生し、どのような経路でこの地球に到着したかまでをお話しします。あなた方の祖先が地球に到着してから現在に至るまでのことについてはあなた方で解きほぐしてください。日本人のルーツの概要についてはすでにビリー・マイヤーが私たちの友人から少し情報を得ています。彼は長い間数々の星において様々な任務を遂行してきた地球とは別の場所で誕生した生命体で、その実体は地球上に存在したとは限りません。地球人と宇宙人の関わり合いについては彼が多くの場所で表現(発表という言葉は使わなかった。この意味は発表より大きな意味を含んでいる感じがした)しているので機会があれば彼の書物に接してみることもよいでしょう。(私も機会があればそうしたいと思っています)

 今回は日本人がすばらしい未来を築くために自らの意思で地球に到着するに至った(この物語のなかでは数万年前にリラ領域に住んでいた日本人の祖先の一部が日本に到着したことが記されていますが、その理由は後日「アルクトゥルスの女性から日本人へのメッセージ」の中で語られています背景事情と宇宙の基本的構造、超光速ドライブ(光をはるかに超えた速度で宇宙空間を飛行する方法、どのような遠い距離を飛行しても時間がゼロで飛行出来る方法)の理論等を組み合わせることによって、どのように生きてきたかを知ることになるでしょう。かつての日本人の子孫であるあなた方が世界を導くにあたっての心の支えになればと思います。

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1 物語にようこそ

 これからお話しすることは、あなた方日本人の遠い遠い祖先が苦難の末に日本にたどり着くまでのお話です。一千万年以上も昔、日本人はとても戦闘力の強い種族としてヘーノク系の遺伝子を有する種族の中から誕生しました。そして、多くの犠牲を強いられながらも、ある種族を命がけで敵から守ることを使命として戦ってきました。それが正しいことであるとは思っていませんが日本人が誕生したわけがそこにあったのです。

 しかしあなた方が考えると途方もない長い時が過ぎていくうちに、「守られてきた種族」が自分達を守ってきた日本人の祖先があまりにも知的であり、多くの点で「守られてきた種族」を凌ぐ素質を持つなど極めて優秀であったために、やがて逆に自分達を支配するようになるのではないかと疑い、恐れはじめたのでした。この恐れはやがて言い知れぬ恐怖となって彼らの中に静かに広がっていきました。しかしこの恐怖を抱いたのは全ての民衆ではなく、指導者、科学者など等民衆の先導者や先導者にコントロールされた人々であったのでした。指導者や科学者たちが日本人の祖先と共に生きること選択し、民衆に日本人と生きるための愛をといていたなら、元々は同じヘーノク系の遺伝子を有している同族であり兄弟であったのですから無意味な恐怖を抱いて恐怖心を民衆にあおることもなかったのです。が、「日本人の祖先がいなくなってほしい」、「そのためには彼らを根こそぎ抹殺できたらいいのに」。という短絡的な考え方が強く頭をもたげて来てしまったのでした。しかし今まで「守られてきた種族」がどうやって自分達より戦闘力の強い日本人の祖先を抹殺することなど出来るのでしょうか。そのような状況のなかで、自己保身の強い抹殺派とこれまでの状況を客観的に判断できた人道派(擁護派)が抹殺と擁護でいつ終わるとも知れない長い期間、論争が延々と続けられていました。

 そのような時に突然シリウス領域に住む高度に科学力が発達した生命体(私たちと同じ人間=知的生命体)がこの問題に介入して来たことにより、抹殺派は「いずれ日本人の祖先に支配されるかもしれないのなら安全のためにいっそ彼らをその知的生命体の力を借りて抹殺してしまおう。私たちは日本人(当時は日本人とは呼ばれてはいませんでしたがここでは日本人として表記しました。日本人と呼ばれるようになったのは、レムリア王朝崩壊の後です)より強力な武器を持っているのだから。それが良い。その方が安心だ。自分たちを守る方法は別に考えよう。」と思うようになったのでした。そしてついに抹殺を決断してしまったのでした。

 なぜ、このシリウス領域の知的生命体(現在地球から観測されるシリウス星ではありません)がほかの星の問題に自ら進んで介入してきたのでしょうか。それは日本人の祖先がこの領域から姿を消すことにより彼らの住んでいるところの近隣宇宙の征服活動が容易になるからでした。日本人が邪魔だったからでした。目の上のたん瘤といったらわかりやすいかもしれません。

 (かつて、イエスが私たちの世界にもたらしたとても素晴らしい「無条件の愛」などはこの広い宇宙では通用していない生命体もいるのです。全て相対的なのです。それではシリウスの知的生命体とは何でしょうか。このように伝えられました。ここに登場するシリウスの知的生命体とは、あなた方ヘーノク系の人間ではなく天の川銀河系の領域のあなた方とは別な惑星で誕生して進化した人間です。彼らは高度に科学・技術力を発達させ、高い知識と文化を有していますがあなた方とは考え方が違います。)


 あなた方日本人の祖先(私たちが真に日本人と位置付けているのは銀河系の果てに脱出した2人種のうち、日本に到着した方々ですが、この物語では脱出した全ての人々を日本人として扱っています、それは遺伝子の基本構造が同じだからです。)全員の抹殺計画が発動される前に日本人の祖先は擁護派や支援者の導きによりいくつかのグループに分かれて住んでいたいくつかの惑星や宇宙基地、次元を超えた領域などから着の身着のまま緊急脱出を始めたのでした。その一つのグループは多くの困難の末、そう、故郷の星を脱出してから約250万年かけてこの日本にたどり着いたのでした。この日本人の祖先のたどった歴史がこれから話すことなのです。

(この250万年という数字は地球時間に換算すると合っていないかもしれない。その理由は同じ出来事であっても彼らの時間測定には数倍の開きがあるからです。測定する場所が違うのかもしれません。また、場所が変われば時間の進み方も違うと言っている。たとえば地球と水星と土星では時間は同時進行しないということでした。なぜ異なって観測されるのかは、宇宙の基本構造をあなた方がこれから勉強していけばわかると付け加えられた。)


 そして他のグループも多くの悲劇を繰り返しながらもやがて火星と今は小惑星となっているマローナ/フェイトン惑星を経由してこの地球にたどり着きました。この火星を経由して地球にたどり着いたグループの歴史については「第二部 日本人のルーツ外伝」でお話しすることにしましょう。

(この情報は、全てが文章という形式で提供されたのではありません。私が理解できない部分は幾人かの人を介して、また別の部分ではいくつものパケットとして送られてきたものです。パケット、それは紙に書かれた文章の言葉をバラバラにして1個のピンポン玉のようなものにギュッと押し込めて頭の中にポンと渡してきたのでした。でもそれはバラバラではなく細い糸でつながっていたことに気付いたのでした。この意思伝達方法は第一章で教えた(一部の方々には教えています。全ての方が出来るとは限らないからです。いつに日かこの方法を教える機会が来ればいいと思いますが私も教えるほどの十分な能力もないし、教えられる方々の身に危険が伴うこともあるので~悪意の者からコントロールされる~からです。テレパシーより意味が広い精神感応とでも説明すればいいのでしょうか。)宇宙の共通言語ということでした。でもいざ言葉にすると自信がありません。そうしていると、時として「〇〇という本を探しなさい。」というメッセージがあってやっと探し当てた分厚い本(すでに発行されていなくて結構高価だったのですよ)を目の前にしてどこを開けばいいのだろうと思案していると「どこでもいいから開けてみなさい。」との言葉に従って、適当に真ん中付近を開けるとそこが探していた場所だったりしていました。)


 あなた方が「日本人のルーツ」について知ることに心躍らせているのならばそれはあなた方が偶然に日本人に生まれたことではないということです。何かの目的のために望んで生まれたのでしょう。でも、生まれたとたんに忘れてしまっているのかもしれません。しかしおとぎ話をするつもりは全くありません。そのためあなた方が日本人のルーツを理解するのに最低限必要な宇宙の構造や超光速ドライブ(光の速さを超えて飛行できる宇宙船のシステム等)や宇宙船の構造なども話さなければなりません。地球に関心を示している生命体の中には過去に、人々の平和と科学の発展を願う強い意思を持っているこの星の物理学者(アインシュタイン)に光の速度と相対性についての理論を教えましたが、今回は光の速度を超える方法やブラックホールの真実についてもその概要を説明しなければ日本人のルーツについて正しく伝えられないのであえて取り上げます。

 

 この物語を始める前にみなさんは、UFO現象が頻繁に観察されているのに宇宙人が私たちの前になぜ堂々と姿を現さないのか、と思いになっているのではないでしょうか。その理由について次のように語っています。

 

 かつて、この銀河系や隣接するアンドロメダ星雲、そして並行して存在する様々な宇宙において、そこに住む人間の科学が発達して宇宙飛行ができるようになると、科学が発達していない惑星の人間を支配したりして進化を大幅に遅らせたり狂わせたりすることが少なからずありました。これ等の行為はどうしても惑星の人間の自由な進化の可能性を阻害することになるために「宇宙活動における倫理」として、天の川銀河や隣接する多くの銀河の知的生命体が協力して作った活動の枠組み・指針(これを無視する生命体もいる)なのです。その倫理は「惑星に住む人間の形態を持つ知的生命体が、自分たちの力で他の惑星に住む知的生命体にコンタクトをするのに十分な宇宙飛行の技術を持っていない場合、またはその惑星に住む知的生命体の全員が自分たち以外の知的生命体いわゆる宇宙人等(なぜ「等」とした理由は知的生命体は人間だけではないのです。妖精もそうです。龍もそうです。イルカもそうだからです)がこの広大な宇宙の他の惑星にも生息することを絶対的事実として確信するレベルに達していない場合は絶対に公式に姿を現し、干渉してはいけない」ことを決めて守っているからです。

 しかし、訪問先の惑星の人間に気付かれないような形で支援したり、有益な知識を授けたり、非公式にコンタクトすることまでは制限はしていないのです。また、観察・調査の基に活動することもたくさんあるのです。それではどのくらいのUFOがあなた方の上空や港湾付近などを毎日飛行しているのでしょうか。あなた方の航空機の数よりはるかに多いのです。それらのなかには旅行目的のもあります。家族で小さい子供を連れて来ているのもありますよ。しかし、波動を調節して、目に見えないようにして飛行しているのがほとんどです。そんなわけで、ミステリーサークルを作っている宇宙人もいるのですが、なぜ、茎が折れないで、細胞も損傷しないでそのようなことが出来るのかはお話する機会が訪れることを願っています。(どのような目的でミステリーサークルを作っているのかとの質問に「半分仕事、半分遊び」との答えが返ってきた。)また、地球に飛来する多くの宇宙船は、あなた方の世界の飛行機が飛行する場合は事前にフライトプランを提出して飛行の安全を確保したり、管制塔の指示や許可により飛行しているように、宇宙船があなた方の惑星上空を飛行する場合にも突然どこからともなく飛来して自由気ままに飛び回っているわけではないのです。飛行はその宇宙船の所属する惑星や太陽系の各惑星、近隣の惑星等で構成されている連合組織によりコントロールされているのがほとんどなのです。ほとんどといった理由は不法侵入もあるからです。人食い生命体や地球の人心を支配する目的等いろいろな理由で侵入を試みる知的生命体はいくらでもいるのです。

 

 今日のあなた方の現状は、自分の利益の追求のみに終始している人々がなんと多いことでしょう。しかし、その中で着実に自然との融和を図ろうとする人や優しく困っている人を支援している若い男女の姿も増えていて本当にうれしくなります。このことから一人一人が自分の信じる道に従って行動を取り、次々と周りの人達を巻き込むことが出来れば愛のあふれる世界を作っていくための大きな行動力が得られることを忘れてはならないのです。ただ、この星の意識として「誰かがやってくれるだろう、ただただ待つばかり」が多いのは本当に残念ですがこれを責めることは出来ません。これも過去の外宇宙を起源とする人間の支配政策の名残りが今も続いている結果なのですから。

 皆さんがいろいろな局面において正しいことを伝えようとする行動に当たっては、常に自分たちの利益を追求する者など反対勢力から様々な抵抗や妨害があることも肝に銘じておかなければならないのです。前途は多難であるがこの経験こそ皆さんの意識を大きく変え成長させてくれるものと思います。


2 さあ、素晴らしい世界へご案内しましょう。
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 ようこそみなさん、これからお話しするのはあなた方日本人の遠い遠い祖先が誕生し、いくつもの世界を旅し、この地球に到着するまでの物語です。到着してから現在までの歴史についてはとても複雑です。多くの星々の人々が関係するからです。

ですから地球に到着してからの物語を解きほぐしていくのは皆さんの仕事としておまかせします。でも、日本人の祖先は多くの星々の多くの人々の助けを借りながら勇気と希望と民族愛を持ってこの地球に到着したことは事実なのです。


 この宇宙は気の遠くなるような昔から多くの知的生命体が誕生しては消滅を繰り返してきました。中には、消滅ではなく新たな進化の道を切り開いて高度に発達した生命体(人間以外の知的な生命体もすべて含めています)も数えきれないほど存在します。特定の姿かたちを持たない体に進化していった生命体もいます。真空の宇宙空間を自由に飛翔する能力を持った生命体もいます。しかしあなた方の体は重力に縛られた重い物質で構成されている生命体として進化してきました。このように様々な生命体が息づいていますがそれでも遺伝子を構成する基本(このことについては何れ「精神世界と物質世界」でお話しすることになるでしょう)は皆同じなのです。そのような多くの生命体で満ち溢れている宇宙のなかの天の川銀河系とそれに対応するような形で隣接している別な宇宙をまたいでこの物語は展開して行きますので道に迷わないでください。

とても遠い昔、この世界を支配する創造主の支配する「カ」という領域からお話を進めましょう。創造主はとても歌が好きでした。心の内を歌声にして歌い始めました。いくつもいくつもの歌を。その響きは「カ」という力がみなぎっている領域に広がり、重なり合い、うなりのようにいくつもいくつもの場所で共鳴し合いました。その共鳴場所の一つがやがて私たちの住む宇宙に成長していきました。

 

みなさんは霧はどこで発生するかわかっていると思います。何もないところではないのです。皆さんの周りです。そこには空気があり、水蒸気があり、温度があります。気圧があります。それが変化して別な形を表現したのです。宇宙もそうなのです。「カ」という力の領域が共鳴により強く表現されました。そしてそれが強く強く重なり合っていきました。それは5000京年という時間を遡ってもそれよりはるか昔のことでした。いいえその場所には時間も空間も存在していないので時間は今の地球時間に照らしてかなり違うと思います。測定できないからです。多くの計算からの推測です。やがてその場所には霧のようなものが現れ凝縮していきました。卵のような形に(正確には卵型のマイナス曲率球体であって3次元の生物にはその形を認識することは不可能である)。その卵型の球体の中が次第に霧が晴れるように澄んでいきました。遠くが見えるようになり、それから長い時間をかけて星々が生まれていきました。いいえ星々が生まれる前に生命が発生したのです。天使や電磁的知生体です。そして人間になる卵も。あらゆる生命体の基になる卵が出来たのです。そしてそれは星が形成されると予想される空間に少しずつ集合していきました。物質が生まれるとそこに命が吹きこまれました。しかし卵型球体の中の澄み渡ったところの外側は相変わらず霧が渦巻いています。その霧の場所は卵の殻の部分と想像していいでしょう。卵の中身が私達が見渡すことが出来る宇宙と思っていいでしょう。霧の渦は今でも存在しています。それは圧力の壁となって宇宙の内側がつぶれないように守っているからなのです。

霧は宇宙の基本元素で成り立っています。そして宇宙のすべての物は勾玉のように生まれては成長し、やがて衰え消滅するという循環をしているのです。物質も光も磁気もやがては霧のように殻の中から出ていき、「カ」となって創造主の領域に戻ります。創造主の領域の「カ」は霧となりやがて宇宙の中に侵入してきます。そしてこの卵型の宇宙はわずかに膨張・収縮を繰り返しています。これを宇宙の呼吸といいます。そしてすべてのものが秩序ある宇宙を保てるように決まりを守っているのです。それを私たちは「創造・自然の法則・掟」と称し、あらゆるものはそれに従うことで宇宙が存在し、発展、進化することを許されるのです。遺伝子も何もかもその決まりを守ってこそ進化が許されるのです。

この霧の中に透明な世界が生まれた時は宇宙が誕生したときといってもいいでしょう。それは今から46兆5000億年も昔のことでした。いいえ測定する場所によって異なる結果が出ます。ですから宇宙の誕生は46から48兆年と理解して下さい。このようにして私たちの住む宇宙は生まれ、やがて天の川銀河が生まれました。そして気の遠くなるような時間が過ぎ、天の川銀河の中に日本人の祖先の惑星が生まれました。(この文章は2020年12月8日の掲示として付け加えます)


 日本人の遺伝子の原型は120億年以上前に誕生した生命体ヘーノク原住種族に由来しています。プレアデス/プレヤール人(注1)も古代リラ人、ベガ人、オリオンのグレーに酷似した種族や住んでいる宇宙こそ違うがアスケットの種族も遡ればここに到達します。かつて、ピラミッドの地下空間を生息基地として使用し、社会にいくつもの混乱を引き起こしたギゼー知生体も遡ればやはりヘーノク原住種族と関係があるのです。しかしこのギゼー知生体は数千年間地球上で多くの混乱を起こしていたため逮捕し、さらにギゼー知生体と意思を通じ合い悪逆非道のアシュランと呼ばれる知生体は他の惑星への侵略を企てていたため、宇宙空間において粉砕しています。これはいずれお話します私たちが設けているアルクトゥルス回廊の防御・支援の一つとして行ったのです。


 あなた方にこれからお話するためには一つ考え方を改めていただかなければならないことがあります。それは宇宙の誕生はいつかということです。今のあなた方の科学者は、宇宙の誕生はビックバンが発生した今から138億年位過去のことであると考えていますが、この宇宙の誕生は約48兆年前なのです。
(これについてはプレアデス/プレヤール人と情報提供者の間では1兆年位の差があり、どちらが正しいか尋ねたところ「どちらも正しい」と答えられた。そして、宇宙の中に物質で構成される星々が誕生したのはずっと後のことだと伝えられたが、霊的生命体は星々の誕生前に発生したとも伝えられた。私たちの住んでいる宇宙がどのくらい昔に誕生したかについては、あなた方がこれから見つけ出していくことと言われた。)


 宇宙の誕生が138億年位前であるとあなた方物理学者に測定されてしまう誤りの原因は

●  その一つはドップラー効果で宇宙の年齢を測っているからなのです。宇宙の年齢を測るのに赤方偏移で計測するということはとても良いアイデアではあったのですが(前にダークマターでもおきるという説明がされたがこれは物理学に詳しくない人に対する説明であって~彼らは時々このような説明手法をとる。)赤方偏移を起こす主な原因は「光子がエネルギーを保存しようとする現象とプランクの定数の永年変化が介在する」ことなのです。

 もう一つは、物質や光などの寿命の関係を理解していないからなのです。物質の寿命は長くても150憶年位です。まれに400憶年位保存される場合もあるのですが。そのようなわけであなた方が測定する現在の手法では138憶年位前の痕跡しか測定できていないのです。宇宙は138億年位前にビックバンで生まれたのではないのです。ビックバンなどそもそもないのです。宇宙の構造はマイナスの曲率を持った卵型の構造と思って下さい。「思って下さい」といった理由は、どのような測定器を用いても見ることはできないからです。私たちでも不可能なのです。多くの測定結果や計算からのイメージがマイナスの曲率を持った卵型の構造なのです。そしてこの宇宙は数限りないペア(反物質)になった宇宙で構成されているのです。


 宇宙は多くの時空・次元領域(パラレルワールド)で構成されています。そこには様々な系統の生命体が生息していますがそれらとのかかわりは話がややこしくなるので極力この物語からは排除します。それと非常に重要な要素であることは承知していますがあなた方には理解困難な部分があるので(生命の)密度についてもどのような関わりがあったのかを省略しますが、賢明な方には物語の流れから何となくわかるようには構成してお伝えします。また、この物語を理解するうえで、時空間における時の流れと歴史的事実について知っておかなければならないことがあります。そうでなければ時間を遡り歴史を観察するとややこしいパラドックスの迷路に迷い込むことがあります。「どちらの歴史が正しいのだろうか」と。また、「出来事の時間が合わないのはなぜだろうか」という問題です。あなた方の世界ではコンピューターの2000年問題は発生しませんでした。しかし、他の生命体に「絶対に地球では2000年問題は発生しなかった。自信があります。」とは言えないのですよ。 時間も分岐すれば歴史も分岐するのです。「2000年問題が発生した地球の歴史もあるのです」。それではどちらが正しいのでしょうか。時間も空間も相対的です。すべてが正しいのです。時空・次元間の計測場所が時空・次元をまたいでいる場合には時間も歴史も異なる場合があるのです。量子論を少しかじった学生さんならこのことはわかると思いますが物理学に疎い方は多分不思議に思うでしょう。そこでこの物語は出来るだけ時間の分岐をさけ、あなた方が今住んでいるこの場所のこの時間に換算してそのまま過去の歴史に踏み込んでみることとしています。

 しかし、地球の時間を測定すると135万年前は1年は280日位でした。今の地球の時間を時間空間の外側から測定すると18時間とちょっとです。毎年時間が短縮しています。これは地球自体が4次元時空層(これはあなた方に対する説明です。科学者が四次元を定義し皆さんに四次元について説明しているため、仮に四次元としてお話しているだけです。のちに説明しますが本当は四次元という時間の次元はこの世界にはないのです。二次元の中に立ち上がった三次元のフレームの中にさらに立ち上がった時間という断続的なフレームと理解してください)に舵を切りはじめたため時間の短縮がおきているのです。この物語の時間についてはこの位の誤差は考慮してください。

 さらに、あなた方の歴史を紐どいていくのに私たちがとても困難なこととしていることは、住んでいる世界の時間の流れ方が違うので合わせるのに誤差が生じるということなのです。どの位困難かというと、かつて「未知との遭遇」という映画が作られましたがその前半部分がこれを理解してほしいという願いも込めて製作されています。皆さんはこの映画がどのような意図で製作されたか知らないで鑑賞しています。それはそれでいいのです。

 また、いくつかの生命体が地球の歴史については、その時折に伝えてきましたが、複数のタイムラインの中のひとつの事実を断片的に説明しているために、それを伝えられた方が全ての地球の歴史と勘違いしてしまっていることです。さらに、過去には地球を支配しようと神々を名乗り情報操作をして事実を歪曲してしまった知的生命体もいるため、歴史は真実と大きく異なっています。だからこの物語(情報)を読むに当たっては、その判断はあなた方にお任せします。


注1

 プレアデスという名は広大な領域を占める牡牛座の中の散開星団のことでスバルと呼ばれているものです。約7個が肉眼で見ることが出来ますがここを小さな望遠鏡で見ると無数の星が輝いていることがわかると思います。地球からの距離は420光年です。この領域は爆発的に星が発生・消滅を繰り返している場所で、生命の生息には不適な場所であり、皆さんにおなじみの蟹星雲もこの領域に存在しています。

 プレアデス/プレアール人の故郷はここにあるのではなく、この場所から少し未来に時空間を移した場所にあり私たちの宇宙の時空構造内にあります。地球からは約80光年の距離になりますがこの80光年という距離の計算は、時間幾何学(地球の物理学にはない)という概念を持ち出さなければ説明は出来ないでしょう。そこを見渡すと数千光年に亘る広い場所に生命が息づいている星々がたくさんあるとのことです。このように少し未来に位置する場所は特別な場所なのでしょうか。彼らは普通にどこにでもある場所であるといいます。私たちは時間というものが過去から未来に永遠に続く1本ではないということを学ばなければならない時期に来ているのではないでしょうか。このプレアデス時空・次元領域には多くの人工的なトンネルが設けられていて、私たちが住む宇宙や別の宇宙にスムーズに移動できるようになっているとのことでした。
 プレアデス/プレアール人のことがここで出てきていますが、皆さんはなぜここで関係があるのだろうかと思っていることでしょう。後でわかることですが、私たちとは地球のなかの生命体として血肉を分けた兄弟なのです。そして彼らの文化を私たちは今でも使っています。1・2・3・4・5・6・・・という数字です。

※この章をはじめ各章の情報提供者であるアルクトゥルスやプレアデス/プレアール人達は私たちには想像もできないほど進化した高いところ、言い換えれば神のような存在と思われるかもしれません。しかし私も彼らもそのようには思っていません。彼らも進化途上の人間なのです。例えば女性に対する「愛」と「使命」どちらを取るかについても私たちと同様悩むのです。いや大きな問題として惑星全体で悩んでいるのです。他の宇宙の惑星や地球に害悪を及ぼす宇宙人との戦闘で敵を全て原子分解するまで破壊・抹殺した場合私たちはどう思うでしょうか。「よくやった」、「それまでしなくても」、「やらなければやられる、使命のためにやむを得ない」どれを考えるでしょうか。全て相対的と考えるかもしれないがそれでも悩み、意見がわかれるのです。戦闘をどう思うか他の惑星の人に司令官が尋ねる時もあるのです。戦闘の末に部下が死亡した場合には私たち以上に悩むのです。生きる世界は違っていても私たちと同じなのです。そのように悩みながら私たちに奉仕している彼らに私たちがすべきことは「感謝と愛」なのではないでしょうか。



※この続き「パラレルワールド」は第2回で掲載

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