(あの世とこの世そしてその間の世界)
〇第二部 実体(魂)はどのような生命体か。
魂の人間コントロールシステム
第二部と第三部をどう説明したらいいのかずっと思案していました。とても難しいのです。生物学者も遺伝子学者も脳科学者も物理学者も踏み込んだことがないからです。いや、少し踏み込んでいるのかもしれませんが発表できない事情があるのかもしれません。本当に正しいのだろうかとの疑念もあります。
そんな2019年3月28日正午ごろ水戸市内の女性から、日本語の「いろはにほへと・・・」はとても深く大切な言葉、という話がありました。「いろはにほへと・・・」という言葉やひふみ(一二三)・・・という数え方は小学生の時、授業や遊びの中で使った記憶があります。しかしいつの間にか学校の授業から遠ざかり、そしていろは文字は忘れられていきました。その女性が電話してきたのは第二部に何か関係あるのだろうかと考えていたその日の午後6時過ぎ、次のような語りかけがありましたのでそのまま書いておきます。
「私たちの世界はあなた方の世界と少し違います。あなた方の世界はダイヤモンドの光の世界です。それは透明な光、その源は七色の虹の光の集合体です。しかし、私たちの世界は金色の光の世界です。それはあなた方が見たことのない五色の光を虹色の光に加えた十二色の光の世界なのです。それでは私たちの世界は黄金色の光に満ち溢れている世界なのだとあなた方はあなた方の世界を基準として単純に考えるかもしれません。あなた方を宇宙船で私たちの世界に連れてくるのは簡単です。そこで私たちの世界に宇宙船から降り立った時、あなた方はとても明るくまぶしい世界を感じることになるでしょう。サングラスをつけなければとても耐えられないような明るさです。おわかりですか、体験したことのない世界を説明する難しさを。
そのようなわけで第二部と第三部は叡智という道具を使わないと理解できないでしょう。そこで「叡智」という道具を使って解くほぐしていただこうと思い、最初に取り上げました。それでは、第二部と第三部はあなた方の世界と私たちの世界では法則がかけ離れているのでしょうか。そんなことはありません。私たちの世界もあなた方の世界も第二部と第三部は共通なのです。全く変わりないのです。ⅮNA構造も共通なのです。進化のルールも同じなのです。
もう一つあなた方の世界も私たちの世界も同じ法則の基に動いていることをお話しましょう。すべての法則は創造主の考えで出来ました。たった一つの法則が出発点です。そしてその法則を助けるために新たな法則が作られました。例えば父性原理と母性原理です。物質と反物質の世界もそうです。善と悪もそうです。すべて相対的なのです。そしてそれは共に助け合い、或いは戦い、そしていつの日か統合されて、そして元のたった一つの法則に回帰します(すべてが同じ方向か反対方向の円(縁)で結ばれているのです)。
今あなたが考え込んでいた日本語の「いろはにほへと・・・」について宿題を出しましょう。しかしヒントは出しておきます。叡智という道具を使って見つけてください。
ヒントは、前のおおよそ半分の言葉は創造主のしもべが送ったプレゼントです。後ろの残りの言葉は日本人のあなた方が悩みながら作った言葉ですがこれも神々に回帰します。そして前と後ではその神髄は相反します。創造主は創造という目的を達成するためにあえて敵対(正負)する事象をこの世界に取り入れました。どちらかが欠けても宇宙の進化はありえないのです。物質世界の進化は精神世界に進化をもたらします。敵対するどちらを選ぶかはそのほとんどはあなた方の自由なのです。そしてこの言葉がなぜ日本にあるのかを考えることはとても大切なことなのです。この言葉を円(縁=つながり)で考えたら何か見えてきませんか。
目次
1 学問の基本「叡智」
2 精神世界と物質世界の構造、魂は人間をどの様にコントロールして命を与えているのでしょうか。
3 死が訪れた時あなたはどうなるのでしょうか。そこから人間の生命としての第二段階が始まるのです。
4 魂の故郷への旅路はエーテル界、アストラル界を通過して行われる。その旅路は楽な楽しい旅路だけではない。困難を伴うこともある。
5 霊界に入る前に個人の生前の人格や不要な記憶は失われる。
6「念」と「意識」について
7 集合的魂と集合的魂の意識(集合意識)とは。
8 生命進化のルール
9 創造主(成長を続ける巨大な生命体)と一個の魂の関係
10 魂はどのようにして人体を操縦し、情報伝達を行っているのでしょうか。
11 クリプトン原子のもう一つの役割
12 死とは魂と肉体をつなぐ脳内のクリプトン原子ネットワークの崩壊なのです。
13 誕生とは脳内のクリプトン原子ネットワークが発生したことである。
1 学問の基本「叡智」
(1) 叡智こそが学問の基本です。
人間が学問をする時の心構えとして創造主が定めた天と地の真実を知るための力が人間にはあるのでしょうか、どういう仕掛けがあるのか、その仕掛けを読み解くにはどうしたらいいのか考えてみましょう。普通の人間の心の力で解けるのかを考えてみましょう。解けなければどのような方法・手段があるかを用いるべきか考えてみましょう。それに対する心構えはどのようにしたら良いのか考えてみましょう。人間の理性ぐらいで学問がやれると思ったら身の程知らずもはなはだしいと思いませんか。それは非常に学問に遠い心です。一番学問の邪魔をするものは学問をしようとする熱意のある人の心や精神に植え付けられた誤った社会の常識や決め事です。それではどうしたらいいのでしょうか。
「叡智こそが学問の基本」です。叡智の世界に入って今までの学問を見回すと高い山から裾野を見下ろすように見えてくるはずです。叡智こそが学問のための手段としてのふりだしなのです。叡智で見ると物事が非常に緻密に体系的にいつも全体を見通しながら同時に細かくその端々に至るまで考えることができるのです。
叡智で学問を考えると、今まで矛盾だと考えていたことが矛盾ではなくなります。矛盾と思っていたことはあなた方の理性の思い上がりであったと気付くはずです。難しく言うと理論が自然に開けて同時に今まで気づかなかったものの考え方が同じ一列の上下でなく、一段上がることに気付くはずです。進めば進むほど己の無学を痛感すればするほどそれだけ宇宙の真実に近づいていると感じてください。
このことはこれから教えることになるクリプトン原子ネットワーク、生物進化にDNAがどのように係わっているか、などについて理解を深めるのに役立つでしょう。しかし、世間の頂点に立つと自負している科学者の心を読んでみると(本当に読んでみたのですよ)「そんなこと認めたら今までの研究がすべて瓦解のように崩れてしまう。今まで出した本はどうすればいいのか。それを認めたらこの世界を追放されてしまう。収入もなくなってしまう。」と。
あなた方は何を恐れているのですか。恐れはあなたの心が作った幻影なのに。あなた方の先輩は、太平洋戦争の時あなたやあなた方の家族を守るため命を差し出したのでしょうが。単に文字の羅列(科学的論文という文章のため)が大切で命も差し出せないとは今の科学者には本当に困ったものです。
本当はもっと詳しく具体的に教えてあげたいのですがなぜ教えられないか、というよりあなた方が私たちと同程度の理解する知識を有していないためにあなたが理解できないからです。同程度の理解する知識がない場合には教えを受ける側はどのように誤った解釈するか少し例を挙げて説明しましょう。
もしあなたの世界にタイムマシンがあるとしましょう。あなたはタイムマシンを使って平安時代の指導者に面会し、現代の自分の世界がどれだけ進歩して素晴らしい世界か説明します。すると指導者は役人を呼んで、
「未来に行ってその素晴らしい世界を見てきなさい。」
と命じたとします。あなたは役人をタイムマシンに乗せてこの時代に戻り文化を自慢げに見せるとしましょう。
〇 平安時代の役人をレーザー光線で鉄板を切断している現場に連れて行きます。
そして記念にその人の写真を撮って渡すとしましょう。
するとその役人は元の時代に戻り指導者にどのように報告するでしょうか。
レーザー光による鉄板切断についてはどう報告するでしょうか。
指導者の前に立って彼は見てきた光景と自分の持っている知識をフル動員し、理性を保ちながらみたとおりに答えると思います。
「鉄の箱の小さな穴から糸の様な赤い光が出てきて、それが鉄板にあたると鉄板が赤く輝き、すると鉄板があっという間に真っ二つになってしまいます。」、すると指導者は「光が糸のように細くなるのは小さな穴から出てきたからそう見えたのだろう。鉄の箱の中の光はろうそくの光なのだろうか、鉄板が赤く見えたのはろうそくの細い光が鉄板を照らしたからなのだろうか。」
すると彼は「その通りです。あちらの世界のろうそくは透明な丸い箱(電球のガラス様なもの)に入っており、風が吹いても火が消えないのです。」
指導者は少し考え込んでから「風が吹いても消えないろうそく、我々の提灯のようなものだな。未来の世界は我々の世界とあまり変わらないのだな。それでろうそくの光で鉄板が切れるなんて。だからあれほどよく観察して来いと言ったのに。」
職人はさらに「あちらの世界は恐ろしいところです。小さな箱を向けられるとその箱に魂が吸い取られてしまいます。これを見てください。この紙(写真)には私の魂が半分吸い取られてしまっています。どうしましょう。」
指導者は写真を見て「お前の魂が半分吸い取られているのは間違いないようだ。紛失しないようにいつも肌身離さず持ってなさい。彼にはかわいそうなことをしてしまった。」と。
〇 今度は霊能者についてお話しましょう。
あなた方は知らないが、捜査機関は霊能者を犯罪捜査で犯人や犯行現場を見つけ出すために活用しています。ある国では非常に高い確率で迷宮入りと思われる事件の犯人を検挙しています。日本ではどうなのでしょう。お答え出来ません。「いたこ」はどうなのでしょう。犯人にたどり着ける確率はとてもとても低いです。なぜそうなるのでしょうか。霊能者はとても素晴らしく犯人にたどり着く情報を把握します。しかし霊能者は捜査員ではありません。伝えられる事柄の微妙なニュアンスが違うのです。それを伝えられた捜査員は霊能者ではないのでその状況が把握できません。結果、霊能者の証言が犯人にたどり着くのはまれとなります。この関係は前記の平安時代の役人と似てはいませんか。
だから「叡智」を使いなさいとあなたに教えているのです。「叡智」を使わないと異なる文化、異なる科学、聞いたことがない初めての経験・体験、それを理解したり、他の人に伝えることは非常に困難なのです。そこで、それを可能にする「松果体」を活用してはいかがですか。
(2)松果体は第3の眼です。誰にでもあるその眼を活用しないことこそ宝の持ち腐れです。
学問が観察者より少し高い世界にあれば、その世界に住む人と同じ位のレベルでなければわからないことはたくさんあります。しかしあなた方全ての実体は精神世界にあってはとてつもなく高い知識を持っているのだから少し気づけばどのような世界とも同じレベルで物事を考えること出来るということを知ってほしいのです。ただ、この世に生まれたために一旦忘れているだけなのです。それにはどうしたらいいのでしょうか。あなた方にはどのような世界とでも同じレベルで物事や感情を相手方と同等な意識で感じる器官があることに気付いて欲しいのです。それはあなた方に備わっている松果体を使うことです。それは第3の眼と言われているものです。松果体にはそのような機能はないと言われていますがかなり多くの人がその機能を感じています。その眼で直接物事を見て・感じて、会話して、さらに「叡智」という道具を使って物事を考えるのです。するとある時、突然今まで研究してきた学問のすそ野が霧が晴れたように見えるようになるでしょう。松果体これは精神世界や宇宙の全ての世界と繋がることができるように創造主が用意した器官なのです。松果体の特別な機能としてはあなた方の住んでいる世界だけでなく物質・反物質、時間の停止しているを問わず、他の並行する複数の宇宙とも関連性を有し、また集合意識の宇宙(このような宇宙があるということは私は初めて知りました)とも関連性を有しているのです。
2 精神世界と物質世界の構造、魂は人間をどの様にコントロールして命を与えているのでしょうか。
私たちの実体(魂)は人間をどのようにコントロールしているのでしょうか。その重要な手掛かりは人間の脳内の希少ガスの集合体(クリプトン原子群)に見出すことが出来ます。この振る舞いは非常に複雑なのですがここでは出来るだけわかりやすく説明します。その中でも極めて重要な機能について重点的に説明していくこととしましょう。
また、話がややこしくなるので最初に一つ断っておきます。いくつかの部分で四次元時空層について述べているところがあります。これはあなた方の物理学で言う三次元に時間という一次元を加えた四次元ではありません。あなた方が言う四次元は見る方向を変えた三次元内の四つのフレームの表現が変わった結果なのです。だからタイムマシンはあなた方が車で三次元の物理空間を移動できるように時間というフレームの中で自由に動くことが出来るのです。そして時間は連続的に過去から未来に続いているのではなく瞬間瞬間の移動なのです。瞬間瞬間の間はゼロではないのです。二階に上がる階段がスロープでなく階段であるように。(この物理的なことについては三章に中で説明しています)
物質世界の根源は何でしょうか。それは「量子」そのものなのです。今の科学者は10次元までしか数学上現わし切れていません。しかし計算方法に誤りがあるのですが。そのため正しく数値化されていません。それでは10次元以上の世界はどんな世界なのでしょうか。あなた方の現在の知識でいうならば10次元以上の世界はその次元自体が量子化されて離散的数値しか扱えない世界であり、物理学で言う時空の連続性などは空想・幻影の世界でしかないのです。が、その世界にも人間は住んでいます。10次元以上の世界で生命活動をすることになった(進化した)人間は手や足と言った人間的要素は排除され光の一点(人間の実体=霊魂)に近い形として形成されます。と、説明するほかあなた方には説明することが出来ない世界なのです。
あなた方が知覚し測定できる3次元宇宙はさらに巨大な「現実」の小さな部分なのです。早く言えばサッカーボールの表面のいくつもにも区切られた一部分の小さな模様ともいえるでしょう。そもそも次元でさえ適切な言葉ではないのですが、あなた方が理解できる最低限の説明として時空・次元領域という言葉を導入することにします。
(私は以前サナート・クマラが自分は5~9次元に存在していると言っており、10次元以上の世界に住むことになった友人を紹介したが、その友人は10次元の世界の生き方について「きらめく光の体に今はなっているが、手足のあったころの9次元以下の世界の感覚を記憶している。最初は手足がないので違和感を感じていたが徐々に手足のない世界に慣れてきて今は低い次元の生命体に対して支援出来ることがとてもうれしいことなのです。」と言っていたことが印象に残る。)
宇宙を単純化してどれほど簡単に説明しようとしてもそこに意識という問題を取り 入れたときにどうにも説明できないことが出てきます。その本質的な問題の解答はどうすればいいと思いますか。ここに物質世界では説明しきれない問題が生じてくるのです。もう一つ物質世界とは別な世界があるのではないだろうかと。重なり合っているのではないだろうかと。その世界が精神世界なのです。
具体的にお話しましょう。頭脳にはいわゆる希少ガスの原子があって、その中のクリプトン原子が視床下部において特異な活動をしているのです。このガスの原子の周囲を回っているなかの一連の電子が奇妙にも不確定性原理(この理論は大変難しいので興味のある方はインターネットで調べて下さい。要するに目の前にケーキあるのだがそれを食べようとして取ろうとしたところ場所がわからない。今度は場所がわかったが目の前にあるものが何だかわからない。というようなイメージを感じてくれればいいだろう。)にとらわれない運動を示してしており、この原子と電子群はこの物質世界のどこを探しても信号の発信源がないのにもかかわらず、何らかの信号に対応している振る舞いをしていることが測定されます。
詳細にこの現象について測定するとあなた方が「現実、3次元事象」と呼ぶイメージを構成する2次元的な事象が活性化された領域の外側から、この原子と電子群は無線のようなものでコントロールされているような奇妙なふるまいを起こしているのです。丁度パソコンを私たちが操作するように。そしてそれがいくつもの集中塊(部分的)を構成し、さらにこの世にはどこにも存在が見つからない何者かがクリプトン原子と電子群をコントロールする一方、コントロールしている者同士も無線のようなものでつながっているのです。これらはさらに大きな塊をなしてさらに大きなコントロールセンターの様な形態を示しているのです。小さなパソコンが無数に集まりお互いを接続して共有し、ついには大きな人工頭脳を形成して複雑な機械をコントロールしているように。この最終的な大きなコントロールセンターこそ「精神世界にある人間の魂」であり、「魂とは人間の体を動かす操縦システム」であるのです。
このことから「生」とは人間の脳内の希少ガス(クリプトン原子・電子群)と精神世界のネットワークシステムが動いていることであり、「死」とは崩壊(停止)したことが原因であることがわかると思います。
次回、第二部、第二回は、死後、そこから人間の生命としての第二段階が始まることを説明しましょう。
アルクトゥルの人の生活・文化等については「アルクトゥルスの風」に掲載しています。下記URL又は青字をクリックしてください。
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アルクトゥルスの風(人類の誕生と地球の未来)第一部 : アボリジニの歴史と文化1000万年の軌跡