宇宙のお話 スピリチュアルな世界

このお話はチャネリングによりもたらされたものです。このお話に接した方が素晴らしい生き方に出会い、多くの方々に幸せを運ぶことが出来ればうれしく思います。そのために提供者の願いにより掲載しました。真偽はあなた自身にお任せします。私的なブログのため不特定多数の方に提供する気持ちは私にはありません。そのため取り扱いはあなた自身の責任でお願いします。提供者から宗教関係に利用してはいけないとありました。なお、日本の固有種である二ホンミツバチは世界で唯一スズメバチと戦うことが出来る貴重なミツバチですが現在激減しています。二ホンミツバチについて知りたい方は「二ホンミツバチが住める里山を育てる会」で検索してください。  まちい ひさお

2019年04月

普段の生活の中で目の前のサングラスを少し外せば今まで見えなかったものがたくさん見えてきます。これについてはいずれ1章でお話しできればと思っています。


1図 (1)
 


11 クリプトン原子のもう一つの役割

   さらに話をすすめましょう。今まではクリプトン原子が魂とつながっていることについてお話しましたが、クリプトン原子がもう一つの役割を持っていることも話しておかなければなりません。

   このクリプトン原子は集合意識とつながりのある全ての人間の視床下部中のクリプトン原子と協働していることなのです。

たとえばあなたが恋人に「結婚してほしい」と申し込んだとしたらその言葉は彼女の耳を通じて彼女の脳のネットワークに伝わります。そして彼女の脳内のクリプトン原子の電子群の振る舞いは、どんなに離れている人にも、全く面識のない人にでも、その脳内のクリプトン原子の電子群がテレパシーのように瞬時に送信し、集合意識としてつながりのあるすべての人間の脳のクリプトン原子の電子群に同じ振る舞いを起こすのです。それはテレビ放送の電波が全てのテレビ受像機につながっているように。ただ、その内容が見られるかどうかは、スイッチを入れてそのチャンネルに合わしたかどうかだけの違いだけなのです。そしてこの情報はビデオ機器のように記録として保存されるのです。ですから特殊な能力を持ち合わせていればいつでもどこでも世界中のあらゆる情報にあなた方は性別、年齢に関係なくアクセスすることは可能なのです。だから地球の歴史を地球人の個々の脳内にアクセスすることによりすべての地球の情報を収集している生命体(人間)も現実にいるのです。これは精神世界のネットワークシステムの一つです。そして魂と肉体を結んでいる絆でもあるのです。そして人間が生きている限り「私は彼との関係を知られたくないからそれだけは隠したい」と思っても自動的に送信されるのです。「隠したい」という考えも送信されるのです。特別な例外を除いては。

 

12 死とは魂と肉体をつなぐ脳内のクリプトン原子ネットワークの崩壊なのです。

         人間は死んでクリプトン原子ネットワークが崩壊すると精神世界と人間を繋げていた精神ニューロン(視覚的に銀の糸のように見えるのは不思議なことだ)の糸は今度は精神世界の魂のほうに強く糸を伸ばし始め、精神ニューロンによる魂同士のネットワークを強めていきます。それは丁度、脳神経細胞の一部が事故や脳出血などの病気で死滅したときに神経突起が、失われてしまった外界との連絡を新たに取ろうとして別な細胞に突起を伸ばして情報を収集しようとする現象と似ています。

   今まで人間と繋がっていた魂は、人間とのネットワークが崩壊したときから浄化の道を進みはじめます。(ここで項目項目ごとに若干異なる説明をとっているがそれはあなた方がその項目を理解するうえで最も良い言葉を使っているだけのことと思ってほしい。賢明な人は全て同じ説明であることがわかるでしょう。)

   そのため魂として浄化していくのに不必要な部分である「」はこの世に捨て去り、急速に集合的魂の方に進路をとっていきます。

しかも、精神世界では不必要な「人間であったころの自我(文頭図1の魂を取り囲む太い円の線で表している表皮)」は徐々にその星の集合的魂の存在する基盤(ここでは大海の中の海水として随所で説明してある)の中に溶け出してその基盤に人間だった頃の自我が記憶として記録されることになります。このことから物質世界に生きている人間はこの基盤にもつながっていることになり、既に亡くなったあらゆる人の過去とも情報交換ができるということになります。また、魂は人間だった頃の「魂の表皮」ともいうべき自我が薄れていき「表皮」のなくなった後に残る魂本体は魂の基盤に同化していくこととなるのです。

   非常にエゴイストの強い人は「表皮」が厚くなかなか溶けていかないので「地獄のように非常に苦しい知的苦痛と孤立状態」に長期間とどまることになります。地獄とは個人としての自我が強いために心的現象圏のなかで魂として孤立状態に陥ることと理解してください。これは別な言葉で言い換えれば心的現象圏の波動に魂の波動が合わないということで、いつまでもいつまでも絶えることのないボクシングのジャブを受けているようなものと思ってくださっても間違いではありません。だから自殺や殺人などは個人としての強い自我のため死後もなかなか魂の基盤の中に溶け込むことができないでいることになるのです。

ここで一つ勘違いしないでもらいたいことがある。日本における大戦中の特攻隊員については比較的早い段階で浄化が行われました。その理由はその中身によるのです。「特攻隊員」は今、集合的魂の総意識としての使命を抱いてこの世に生を受けています。この現象はこれからも続いていくことでしょう。

  この地球という素晴らしい世界が誤った方向に進んでいるため、その舵を永遠の存続の方向に舵を切らせるために集合意識がそう決めたのです。(※集合意識と集合的魂に大きな違いはありません。集合的魂の意識が集合意識です。あなたの意識は貴方そのものでしょうだから表現方法の違いだけです)

 

13 誕生とは脳内のクリプトン原子ネットワークが発生したことである。

 誕生とは精神世界のニューロンの銀の糸が、物質世界の人間のとても素晴らしい男女の接合(※彼らは男女の交わりをなぜか接合と言っている)によって受精した卵子の情報をキャッチし、卵子が細胞分裂を開始し、生命として出発すると、その生命の脳に当たる部分に形成されたクリプトン原子に銀の糸が伸びてきてクリプトン原子ネットワークを形成して行きます。その誕生のメカニズムについて説明しましよう。 

  「生まれる」ということは集合意識の基盤(環境のようなもの)の中に同化していた魂が丁度水中に気泡が生じるように分離することから始まります(魂個々にも魂としての個別意識があるため、魂の基盤に同化しても個々の魂としての存在は保たれています)。この分離は魂自らの意志の場合もあれば集合意識の中で物質世界に赴いて何らかの行動を起こすような要請があった場合などもあるのです。

   人間がセックスを行いその感情が頂点に達すると精神世界にも男女のクリプトン原子ネットワークを通じてその行為が伝達されます。これは肉体の感情ばかりでなく「気(とも言われる)」の作用もあることを覚えておいてほしい。通常の場合、精子と卵子が結合して受精という形を取りはじめると精神世界の集合意識の中にこの事実と両親の子供に対する感情(子供を将来スケーターにしたい、世の中を助ける医者にしたいなど)が併せて連絡されるのです。すると集合的魂の中からそのような波動にあった魂が基盤から分離を始めます。いくつもいくつもそれは限りなく分離を始めます。それは女性の体内の卵子に向かって男性の無数の精子が突進していくのに似ています。そして分離をはじめた魂の一つが母親の体内にいる胎児との間に精神ニューロンをつないで、クリプトン原子ネットワークを構築していくのです。

ここであなた方は「卵子が受精した瞬間でなくて、その後母親の子宮内の胎児と精神ニューロンがつながりはじめてクリプトン原子ネットワークが構築される」ということは受精した瞬間には魂はそこにはないというのだろうか。と考えると思います。その通りです。魂は受精してから時が少したってから胎児と結ばれるのです。この期間はその惑星の波動も影響していますが、胎児に魂が宿った時(精神ニューロンがつながった時)が人間の誕生なのです。

これは受精してからどの位の時間が経過してからなのでしょうか。あなた方地球人の場合は概ね2週間以内です。受精直後ではありません。また、妊娠から子供の誕生まで2~3週間と短い星の人間の場合はもっと短くなるのは当然のことです。胎児に宿った魂は物質世界で生きていくために今度は物質世界のあらゆる外圧から自分を守るための「盾」が必要になってきます。そのため人間としての自我意識としての盾である「表皮」を徐々に出現させはじめます。母胎からこの世に誕生すると母胎内と比べて急速に外界の情報を収集し始めますが、それに伴って「表皮」も強くしっかりとしてきます。これが人間としての人格や知性の現れです。人格や知性は意識とは何の関係もないのです。しかし、それに伴って、生まれた崇高な目的や目標は次第に自我意識の中に潜在化していくことが多くなってきます。ここで大切なことは魂がこの世に生れた目的を達成させるために両親が子供にしてあげられることはなにかを学ぶ必要があります。これは「叡智」を持ってあなた方で考えなさい。世の中を見れば賢明なあなた方はよくわかると思います。

   母胎内に魂が宿ることについて1つ付け加えることがあるとすれば、あなた方はいずれ発見することでしょうが性的結合の際に男性の副腎振動が母胎同様大きな役割を果たすということです。

 

これまでの説明はあなた方がかろうじて理解できる最大限の範囲での説明です。三次元だけしか認識できない生物がそのすべてを理解しようとしてもそれは不可能なことです。

 身近な事例として、あなた方の外科手術に例えれば、人体が回復できないほど損傷した場合に脳の機能が損なわれないうちに全く同じ人体を複製(案外簡単にできるのです)し、損傷した体に繋がっている銀の糸(霊的ネットワーク)を新たに複製した肉体に繋ぎ変えることや、銀の糸(霊的ネットワーク)を肉体間で交換したり複合共存させることも真新しいことではないのです。

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次回からは第三部、遺伝子(DNA)と魂の関係や進化についてお話しましょう。

アルクトゥルの人の生活・文化等については「アルクトゥルスの風」に掲載しています。下記URL又は青字をクリックしてください。
http://aborizinino.livedoor.blog/archives/15174713.html
アルクトゥルスの風(人類の誕生と地球の未来)第一部 : アボリジニの歴史と文化1000万年の軌跡

(ここの理解は次に示す図を見ながら理解してください。)

2図 (1)

 

8 生命進化のルール

  宇宙に多くの知的生命体(人間など)が存在しているのなら、中には素晴らしい文化を築いている世界もあるではないでしょうか。その素晴らしい世界の文化やテクノロジーを遅れている星に直接導入して発展に寄与出来ればどんなに素晴らしいことなのではないでしょうか。あなたはそう思いですか。宇宙人がいるということならなぜ姿を現さないのでしょうか。ここで一つあなたの疑問に答えましょう。

高度な科学技術と素晴らしい生活が目が覚めたら一夜で出来ていたなんて社会はあなたが自分を捨てて全てを他人の考えに任せてしまうということと同じようなものです。長い時間かかって築き上げたその惑星の文化などを捨てさせてしまうことはできないのです。人はお互いに個性があるように惑星の文化なども一つ一つ個性があるのです。人と人とはお互い意識を通い合わせる中で理解し、良いところを取り入れて少しづつ自分を成長させていくことが大切なのです。如何に素晴らしい文化やテクノロジーがあっても、全てごろっと変えることは出来ないのです。

そのようなわけで私たちは宇宙にあまねく存在している人間など知的生命体が築きあげた文化を大切に思い、宇宙旅行の技術が確立されていない惑星や宇宙に多くの人間が存在していると確信していない人間が住んでいる惑星を訪問した場合には姿を現さないようにしているのです。

 

       私たちは受け入れられる段階に至っていないあなた方に高度な技術などを直接教えてあげることはできないのです。あなた方の世界を壊してしてしまう恐れがあるからです。その星の固有性を壊してしまう恐れがあるからです。だから早くその段階に至れるよう、今あなた方に語りかけて、あなた方を進化のレールに乗せようとしているのです。ここでの情報提供もその一つの理由なのです。

 

   生命体の発生の始まりと進化について少しお話しましょう。太陽の周りの空間に、将来その塵が惑星に育っていくであろう空間(3次元とは限らない)に微小な魂が集合を始めます。この魂は岩石やごく微小なウイルスの原型などの中に宿っていきます。第1密度と呼ばれる生命体の最初の姿なのです。塵は回転運動をしながら惑星を形作っていくにつれて第2密度を形成する魂も集合を始めます。中には第1密度から第2密度に対応できるように進化していく魂もあります。第2密度の生命体とは便宜上の区分けです。この密度の魂を有する生命体は自己認識のできない生命体であるのです。ウイルス、細菌、昆虫、鳥類、魚類、動物、植物などです。さらに魚類や動物などが進化していくとやがてそこに知的能力を備え自分を個人として他人と区別できる生命体すなわち人間と呼ばれる生物が誕生する。これを第3密度の生命体と呼んでいます。 

   しかし、ここに難しい問題が生じる。岩石の魂は時が過ぎていくうちに成長して全て人間に成長していくのだろうか。そうではないのです。第1密度の魂と第2密度の魂との違いはそれが芽生えた時の微小電磁気(そう説明するしか説明のしようがない)の構成要素、言い換えれば配分が違っているのです。とういうことは将来人間となる魂も初めはウイルスや動物などに潜り込んでいても人間となる要素が最初からできており必然的に自分を個人として認識できる人間に成長していくことがわかると思います。

   それでは第2密度の猫や犬はどうなのでしょうか。人に飼われる犬や猫は生まれたときにそこに将来人間になる魂が宿る傾向がある。イルカやクジラはどうなのであろうか。イルカやクジラは別格である。彼らはすでに水の中に生きている人間なのである。あなた方3次元の生物種と同等、いやそれ以上の存在なのです。個別意識を持ち、霊的には、はるかに高い存在と言えるでしょう。それには誕生した経過と魂のチャンネルを理解する必要があります。あなた方が殺すだけでなくそれを理解できる高みに1日でも早く育ってほしいと願うものです。あなた方がもう少し進化すれば彼らと言葉を交わすことも出来るようになるでしょう。

 

9 創造主(成長を続ける巨大な生命体)と一個の魂の関係

     魂の全てがひとつの基盤(魂と同じ成分の海水の様なものと考えればいいでしょう)に集合し、連携チャンネル(必ずしもすべてが結びついているわけではない.注1)が形成されたものが集合的魂でありその意識がその星(地球などの惑星)の集合意識なのです。だから地球はおろか太陽でさえ生命を宿す星は全て大きな生命体なのです(ここで太陽も生命を宿す星だといっていることについて、このような回答がありました。今言えることはあなた方は冷たい星に芽生えた知的生命体です。なぜあえて冷たい星と言ったのかその意味を考えてください。と。)。そして星がやがて寿命を終えることになると徐々に惑星の集合的魂は、別な惑星に移動するか、もしくは死者の魂がやがて惑星の集合意識の中に溶け込むのと似たように宇宙の総体の中に溶け込んでゆくことになるのです。宇宙全体は成長を続ける巨大な生命体であり、一つの惑星の集合的魂は巨大な生命体の1個の細胞でしかありません。私たち1個の魂は細胞の中の一粒の養分でしかないのです。

    

 (過日、集合意識の中の状況を意識で感じた。その情景は次のようなものでした。理解の参考になればと思いメモしておきました。

   ホテルのそれは広い庭にはるか先までテーブルが並べられている。多くの人がテーブルに座り歓談している。大きなパーティの様な雰囲気だ。各々のテーブルは、家族、部族、科学者、学校の先生、気の合った仲間など様ざまなグループ別に構成されていた。その構成されたテーブルは国家意識とでもいうような、さらに大きな集団で構成されていた。でも、なぜか一つだけぽつんと置かれているテーブルもあった。どこにも根付いていないような根無し草の様なテーブルだった。

   私は武道家のグループのテーブルに席をとった。多分若いころ柔道をしていたためだろうか。そのテーブルに座るとどういうわけか心が落ち着く。ほかのテーブルはなぜか場違いな感じがする。それでもほかのテーブルにも知人がおり、その知人はさらに他のテーブルの人と繋がっていた。要はすべてのテーブルが何らかの形でつながっていたのである。知りたいことがあれば大きな声で「おお~い、△△を知っている人は教えてくれ」と叫ぶと、それを知っている人から人を介して答えが返ってきた。この繋がりが精神ニューロンと理解すればいいだろう。)

 

注1 これは便宜上の言葉です。魂を1個の人間の神経細胞とすればこのチャンネルは人間の脳のニューロン回路のようなものと考えてよい。魂同士をつなぐ精神ニューロンとでも呼べばいいだろう。インターネットの回線のようなものです。

 

10 魂はどのようにして人体を操縦し、
      情報伝達を行っているのでしょうか。

     脳内のクリプトン原子と脳細胞はどのように協働しているのでしょうか。大脳皮質の視床下部(注意:クリプトン原子群の活動している基盤はインターネットを検索しても出てきません。ここで初めて紹介するのですから。しかし、なかには説明もなく松果体と書かれていたのがありました。この基盤は松果体ではないので注意して下さい)におけるクリプトン原子群の各電子群は協働しており脳波から生じる神経インパルスに完璧に連動し、独立した系の内部情報は定常的に保たれているのです。系の外部から相互作用があれば系は別な種類の固有状態に変化するのです。これは瞬間的な量子状態の変化として観測されます(量子飛躍)。

   結論を先に言えば、あなた方の現在の科学では人間が考えたり行動(ここの行動とは動くということに限定されない。心臓が規則正しく送られてきたパルスに対応して血液を送り出すそのパルスも含めてのことである)したりするとそこには電気信号が発生し、それはすなわち心電図や脳波等として観測され、それにより心臓が動いたり、思考が発生したりするということが知られている。しかしそれは本当なのでしょうか。地球時間で換算すればそれよりおよそ1マイクロ秒早くクリプトン原子に信号が発生しているのです。人間が行動するより1マイクロ秒早く信号が発生しているというあなた方の現代科学ではありえない現象がクリプトン原子の中に起きているのです。これは例えばリンゴを食べたいと考えてリンゴに手を伸ばす行為より先に何らかの信号があってリンゴを食べたいという気持ちになりリンゴに手を伸ばすということになると同じ事である。

人間の意志に基づいて行為が発生するより先に「その行為を行いなさい」という命令現象が生じているということは、時間的に矛盾そのもので、ありありえないとあなた方は思うでしょう。さらに詳しく調べるとは今度は前記とは逆に意志的行為の後にその現象が生じているのである。これはどういうことでしょうか。意志的行為と現象は同時のはずなのに、行為が終わった後でその行為をしたという必要のない過去の現象のシグナルが発生しているのである。ということはどこからか脳に指令があり、それによって人間は機能し、機能した結果をどこかに送信しているということになると思うのではないでしょうか。

このことはクリプトン原子群が送信機と受信機の役割を果たしているということです。実際この情報の発信、受信にあたっては何百万というクリプトン原子が関わっているのです。このシステムは人間という生命体に共通する現象なのであり、タヌキとか昆虫とかは別のシステムで動いています。宇宙の存在するすべての人間はクリプトン原子群の振る舞いにより機能しているのです。

 

 ここでは前記現象がどのようなシステムで起きるか説明してみることにしよう。

        大脳皮質の視床下部のクリプトン原子の電子群は脳波から生じる神経インパルスに連動しており、駆けたり歩いたりしたときの腕や足の動きや思考など人間の行動全てにとても細かく連動しているのです。

    人間は外界から刺激を受けた時には感覚器官に接続されたニューロンにキャッチされて、視覚であれ、臭覚であれ、味覚であれ、記憶された全てのイメージ、個々人の精神性の発達により生じる現象等全ての事象は大脳皮質のニューロンネットワークの中に見出されることになります。このネットワークは刺激に対して科学的発熱反応を起こして熱を放出します。そして熱を放出しながら脳内に構成されているヘリウム自由電子ネットワーク中の量子状態を刺激していくのです。そこでは「比較的速いモールス信号の様な断続的な信号」が生じ、それが小さなヘリウムの送信機の役目を果たす部分まで伝搬していくのです。そうするとヘリウム電子の電子環とクリプトン原子の間に共振現象が生じ、このクリプトン原子が今度は受信したコードを人間の魂にも理解できるような同じような特性の別なコードに変換してから送信するのです。そのコードは私たちが日常使う言葉というより図形の様なものなのです。(宇宙船同士の霊的通信は図形のパターンを使っています)

    その一連の現象の結果として、魂はそのコードを受信すると今度は逆にそれに対応するコードを送信することになるのです。そのコードをあなた方の脳が受信し、あなた方にはまだ知られていない神経器官が「熱電対」に似た作用を起こし、運動量の増加(熱)によって抑揚をつけられた信号(メッセージ)は脳内のニューロンネットワークによって整理誘導されて神経インパルスに変換されるのです。これらの神経器官はあなた方の脳で説明するならば2つの前頭葉の運動野に配置されています。その部分は中心の大きな溝の背後と下の野に集中しているのです。この「熱電対」に似た神経器官はやがてあなた方にも発見されることになるでしょう。

 

   要は魂と人間とが双方向性チャンネルでつながれていることにより、人間として生きることができるのです。ここで「比較的速いモールス信号の様な断続的な信号」と言ったがこれはあなた方に対する説明です。あなた方は相手との情報のやり取りは言葉で話し、耳で聞いて理解すると思う。そのようにニューロンネットワークが構築されているからです。情報伝速度はせいぜい1秒間に数語程度でしょう。しかしどこの世界の人間も同じなのでしょうか。たとえばあなたの前に1000冊の分厚い歴史書が積まれていたとします。その右側にはやはり1000冊の歴史の背景事情が網羅されている本が積まれていたとします。さらに左側にも1000冊のこれらの歴史の未来の可能性が書かれた本が積まれていたとします。このすべての本をポンと一瞬で相手に情報伝達できるようにニューロンネットワークが構築されている人間もこの宇宙にはいるのです。だから「比較的早い」と言ったのですが比較的とはどの位早いのかという記述はできないのです。


次回は「死とは魂と肉体をつなぐ脳内のクリプトン原子ネットワークの崩壊」であることを中心に説明します。


 
アルクトゥルの人の生活・文化等については「アルクトゥルスの風」に掲載しています。下記URL又は青字をクリックしてください。

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アルクトゥルスの風(人類の誕生と地球の未来)第一部 : アボリジニの歴史と文化1000万年の軌跡

死後の人生、魂の旅路(第二部、第2回)から続く

 これ以降の内容は興味本位で読まれて、安易な理解のもとに楽な人生を選ぶ方がもしいるとしたならその方は立ち入らない方がいいでしょう。その方はこれを読むより今の人生を立派に築き上げてください。これからの内容は単に読まれても理解するのはかなり難しいのです。その都度、量子論や遺伝子のゲノムとは何か等用語が出てくるたびその意味を調べてください。そして現代科学はどこまでわかっているのか。矛盾はどこなのかを叡智を使って考えながら進んでください。

これ以降を公開する目的は皆さんが素晴らしい理解をして、素晴らしい発見をして、遺伝子の素晴らしい機能を活用して、或いはあなた方の子供たちに教えて未来を築いてほしいとの願いからです。この中のさらに高度な知識は断片的ながらも直接研究者に伝えられたりしてもいますがここの内容はそれらをひっくるめてやさしく説明したものととらえてもいいでしょう。

 

 

6「念」と「意識」について

  「念」と「意識」の決定的な違いは、「念」は魂が精神世界に旅立つときに

この世に残す老廃物のようなものです。人間の脳の「意識」は精神世界と協

働して宇宙を形成して行くための力のようなものです。

 

(1)「念」

  「念」とは何でしょうか。見たことがありますか。そう、見えないものですが実は見えたりもします。この世のあなた方の味方にも敵にもなります。ここで私が話す「念」とは、「生霊」などというものとは区別してください。人は生活していると衣服に新陳代謝の際に体の一部である垢などが付着します。ここには遺伝子であるDNAも付着します。DNAはあなたの体そのものでもあるのです。DNAからあなたが再生されたとしますと肉体の構成はあなたと全く変わらないはずです。あなた自身と言ってもいいでしょう。しかし少し違うのはあなたではないということです。

   あなたは魂に戻る前に服を脱ぎ捨てます。「念」はそこに染みついている魂の残存物とでも理解してください。どの位が「念」として残るのでしょうか。その寿命はどのくらいあるのでしょうか。魂として霊界に戻る前に残す「念」は、地球の人間で説明すればあなた自身の魂の20%に満たない量ですが15%は越えているでしょう。寿命は最大で大体100~200年位でしょうか。時が経過するにつれてだんだんと霧のように消えていきます。ここで勘違いしてはいけないのは、これはあなた方に対する説明ということなのです。時間も空間も異なる別な世界では、また別な説明をしなければなりません。

 

   土葬では「念」は長期間存在します。火葬ではその時点でバラバラになりますがやがて集合して一つの「念」の塊を形成していきます。しかし土葬と違ってそんなに長期間存在はしません。一番問題なのが核爆弾による身体の激烈な破損です。これはどうしようもありません。魂がズタズタになってしまうのです。魂ですから死にません。やがて新たな知識をえて徐々に復活はしていきますが、それはあなた方が何かの衝撃により脳の一部が破壊されて記憶を失った場合に破壊された部分は治療しても簡単には元に戻らないと同じなのです。ですからどこの宇宙に行っても核戦争は全て厳禁なのです。そのほかにも理由はあります。それは「意識」で説明します。

それではなぜ文明が発達して核のおもちゃが手に入ると、厳禁であるはずの核を使って生命を抹殺したり、自滅してしまうのでしょうか。この現象の大きなひとつとして説明すれば、「複数の宇宙」にかかわることなのです。

創造主が創ったすべての宇宙を一つにひっくるめたとてつもなく巨大な宇宙を人間と仮定しましょう。私たちが住んでいる宇宙をその中の一つの臓器と仮定しましょう。癌は人間にとって体の中に住んでほしくないものです。宇宙が巨大な生命体だとして、体の中にその生命を脅かすかもしれない癌が出来たらどう考えるでしょうか。どう行動をとるでしょうか。癌は他の臓器に転移する恐れがあります。人間(宇宙)を殺してしまうかもしれません。そのため他の臓器や免疫細胞など(複数の宇宙)が癌を攻撃し、人間の体から排除する行動をとります。しかし癌の発生は医学に貢献し、医療技術や人体を理解するうえでも人類の進化に役立っています。宇宙でほんの小さい星の人間がなぜ巨大な宇宙の枠組みを刺激して宇宙がこれらの人間を排除する行動を起こさせるのでしょうか。

昔、一人の人間が電波を発信し、受信できる送受信機を発明しました。それが今では全世界で使われています。世界に影響したのです。発明したのは彼の脳組織です。そう、脳の神経回路が複数の宇宙に影響を及ぼすのです。脳の重量だけでは頭が良い、悪いは判断できません。あくまでも神経組織の密度です。しかし神経組織が密であれば脳は小さいより重いほうが頭の良い人間となるわけです。この宇宙における生命体の中で脳神経が緻密な脳は最大限どのくらい成長する可能性があるのでしょうか。8000ccぐらいでしょう。(今の日本人は約1キロ+α)この脳の出すテレパシー波は一瞬で私たちの宇宙の隅々まで届く速さで伝搬するのです。(1秒間に30万キロ×107000乗の速さで伝わります)その影響はさらに宇宙間の境界を超えて複数の宇宙に広がっていきます。

人間の脳神経組織がそのような状態を作り出すので、人間でない動物には生じません。私たちがあなた方の世界の政府に宇宙の友人達を通じて何回も厳しく警告しているのはそのためなのです。私たちはあなた方人類の各個人のすべての行動について過去から未来まで全て記録として取り出すことが出来ます。ただ自由意思を尊重して直接介入はしないこととしていますが警告は発しています。が、それでも改めようとせずに事を起こしてしまった場合は魂の世界に戻ってきた場合に厳しい罰を受けさせます。自分は永遠に消滅してしまった方がいいと思う位の何百万倍もの苦渋の苦しみがそこにはあるのです。簡単に消滅したいなどそんな甘いものは精神世界にはありません。

   なぜそうなるのかというと、何度でも言います。「創造主は創造という目的を果たすため魂を現世に遣わしたのにその創造計画をぶち壊してしまったからです。言い換えれば創造主の命令に従わなかったからです。

 

自殺者についても処罰の軽重こそありますがやはり創造主の創造計画をぶち壊してしまったから厳罰が待っていますがこの罰は自らが自らに下さなければならないということです。ただし例外はあります、日本の神風特攻隊については例外と言っていいでしょう。それは、創造計画の枠組みに入っているからです。枠組みに入っていることと自殺とは違うのです。その理由はあなた方で考えなさい。今日、当時の神風特攻隊の殉職者には当時生きていれば出来たであろう世の立て直しを行うように順次生まれ代らせています。彼らはあなた方3次元の生物種のアセッションとこの星が未来永劫続くようその役割を果たすことになるでしょう。

 

   あなたを大切に思う家族や友人が先に魂の世界に旅立つ際に残していった「念」はあなたが苦境に陥った場合には、あなたを心配してあなたの心に働きかけをします。しかしその逆の場合もあるのです。

また、事故などで突然に魂の世界に旅立った場合、「死んだ」ということをしばらくの間理解出来ない場合があります。そのような場合は死を受け入れるまで魂の世界へのステップが遅くなることがあります。意識がそこに留まってしまうからです。

   ここで勘違いしていけないことは、「物が飛んできた。ラップ音が聞こえた。ぼんやりした霊魂みたいなものが写真に写った」などの現象は多くの場合、低い波動の魂や死んだ人間の魂がこの世に接触した結果であるのがほとんどです。

   ほとんどと言ったのは、魂でなく残された「念」がこのような現象を生じさせることや、アストラル界の電磁的生命体(妖精など)の接触や遠い天体の生命体がこの世界を見るためにエネルギー体として訪問する場合もあるからです。その判断をするには松果体を活性化させることです。

あなた方は外界の物を見るために「眼」を使って判断しますが、毎日、眼を布で覆って生活しますか。何も見えなくなるからそのような馬鹿なことはしませんね。それと同じです。松果体という眼を持っているのに使わないなんてそんなもったいないことをあなた方はしているのです。というよりこの秘密を知られたくないよう操作されていることに早く気付きなさい。

 

 

(2)意識

    ここの説明はなぜ核兵器の使用がいけないのかということの別な説明です。死んで霊界に進むときになぜ、苦しい地獄を味わうのかの別な説明です。しかし物理的な説明です。ここの説明は一部「念」と重複します。

人類進化の重要な問題はその方向がどちらに向かうかである。脳の発達、進化によって向かう方向も違ってくる。それに伴う意識はこの世界にどのように影響するのでしょうか。そしてこれらが他の惑星で発達した人間の脳の意識や精神世界とどのようにつながりながら発展していくのでしょうか。あなた方地球人の脳の神経ネットワークの生命のネゲントロピー的な発達は進行中で、その向かうところ他の惑星と同様に可能性は二つの大別されます。

 

● 一つ目は人間の脳が自然の流れにより発達進化する場合

● 二つ目はバイオテクノロジーによって発達進化する場合

そして脳の発達によって生じた意識は宇宙にどのように影響するのだろうか。宇宙は人間をどのように扱うのだろうか。説明しましょう。

 

とても重要なことは、生物と宇宙が支配されることになる均衡の法則があるということです

① これは連続的な変化或いは遺伝上の突然変異を経て各々の惑星やその領域の集合意識を定められた方向へと向かわせる「種の進化のプロセス」とも言うべき法則です。何らかの原因(この原因は特定されない)でゲノムを含むDNA連鎖のヌクレオチドの主系列がわずかに変化しただけでもそこからポリペプチドもしくは特殊なタンパク質の新しい連鎖が始まるのです。丁度ドミノ倒しのように、そしてドミノが枝分かれしていると想像してみよう。するとドミノは分岐点に差し掛かるとそれぞれ別な方向に進んで行く。どこに向かっていくか、或いは途中で中断してしまうかは均衡の法則に従うのです。そしてこれによる新しい胚発生のタンパク質はこれらのシステム(ネットワーク=大脳)のアーキテクチャー(ドミノの枝分かれの順序や方向などと言ったら理解できるだろうか)を変える使命を帯びている。この特殊なたんぱく質こそ脳の複雑な神経系をさらに複雑な神経構造に変化させていくタンパク質なのです。このような突然変異は通常(退行・退化プロセスに入らない限り)脳神経系などに新たな構造変化(回路変化)を生じさせて、前頭葉などの皮質の発達を促しながら周囲環境の複雑な情報処理と記憶を連携させて著しく知的(知的な人間は善良な人間だとは言わない)が向上した人間を構成していくのである。これらの変化のメカニズムのひとつとして、ライトファイバー(光の繊維)を通じて精神世界から遺伝子に情報伝達が行われてもいる。

 

勘違いしてほしくないことは、類人猿がこのような現象を起こした結果、あなた方のような人類が誕生したのだという考え方であるが、人類の脳の発達は何もこればかりが原因ではないのです。

 

この均衡の法則の重要な目的の一つは、創造主の代理人である人間が創造主の思いを完成させるために、人間自らの意識で宇宙(広大な宇宙とは限らない)を観察して集合意識にそのデーターを伝えることにある。集合意識はあなた方が現在知らない情報のコード化を担う宇宙に伝え、そしてその宇宙を通じて多くの宇宙(複数の宇宙)が変化そして進化(コード化による全体的な宇宙の進化には、創造主の思いとは反対のふさわしくない宇宙や惑星、人間などのすべて又は一部を消滅させる機能が働くこともあるのです。丁度、核戦争で人間や惑星を消滅させたりするように)させていく。この機能はあなた方の脳が意識し、これにより多くの道具等を発明し、物質世界と精神世界に影響を及ぼしていくほど強く働いていくのです。だから核兵器は使用してはいけないと警告しているのです。
 ここで短絡的に「
核兵器を持てばその人類が消滅する」とは考えてほしくない。あなた方の体内に侵入した病原菌を核兵器と仮定して、抗体との戦いがまさに核戦争である。必ず抗体が病原菌に勝利するとは限らないことを知っていると思います。もし、病原菌が勝てばその人間は死ぬかもしれません。死ななくても熱が出たり、だるかったりと回復するまで大変な思いをするはずです。回復しないで臓器に損傷を及ぼすかもしれません。最悪の場合、病気になった人間(民族、国家、惑星、宇宙など)は消滅してしまうかもしれません。このほかにも、病原菌となる要因は特定できないほど諸々です。例えば、ある惑星の住人が愛を忘れて肉体の強靭さだけを追い求めた先に待っていたのが、突如出現し爆発的に増え、皮肉なことに彼らより知的な強靭な動物でした。そしてことごとく食べられてその惑星の人間は消滅していきました。

あなた方の脳の意識能力は今後も成長を続けます。その結果あなた方の思考による自由な意思決定能力も多岐にわたり増大していきます。精神世界への影響も複数の宇宙への影響もその分大きくなっていくのです。脳の発達が起こす極めて重要な側面をよく考えていただきたいのです。

 

    私やあなた方のちっぽけな脳がはるかかなたの宇宙も考え、行動して影響を及ぼすのです。動物はそんなことできません。人間の脳のなせる業なのです。最近あなた方の小さな探査船が太陽系の小惑星に着陸し岩石を採取しました。その成果は世界中に伝えられました。科学者や技術者の小さな脳が探査船を小惑星まで飛ばしてその結果、地球全体に影響を及ぼしたことを知ることはとても重要なことなのです。宇宙と比べてこれほどまでに小さな人間の脳がささやかな活動を通じて集合意識にその情報を伝え、その情報を集合意識が遠く離れた場所の事象形成を起こすまでに増幅するならばそのフィードバックとして脳神経リンパ節の集合塊はさらに進化を続け、意識の機能がさらに完成に向かうことになるのです。

これらの脳は機能が拡大するに従ってどこまで大きくなるのだろうか。宇宙全体を見回してもその容量はあなた方の単位で表すなら8000ccを超えることはない。巨大な頭だけで体は鉛筆のような人間などこの宇宙には存在しない。均整の取れた体に均整の取れた頭がありその中に脳が収まるのである。(頭でっかちなグレイと称される人間であっても貧弱に見える体は彼らにとっては均整の取れた体なのである)そして人間の脳はどこの星に住んでいてもいつの日か進化とともにとても複雑な内部構造を持つ時期が来るのである。すると集合意識と競合する形で複数の宇宙を支配することが出来るようになるのである。丁度あなた方があなた方の畑を支配し、植物を育てたり植え替えたりするように。

 

複雑な内部構造を持つ脳とはどのようなものなのでしょうか。他の星の小学生に例を取りましょう。私がその小学校に明日訪問することにしましょう。訪問の前日、先生は生徒たちにお話します。明日地球の日本からお客様が来られます。お話しできるように日本語を勉強しましょう。さあ、先生がヤーと声をかけますから準備をしてください。「ヤー」。

翌日私が小学校を訪れると、小学生の全員が「こんにちは」と挨拶し、いろいろと日本語で話しかけてきます。私は驚いて先生になぜみんな日本語を話せるのですかと尋ねます。先生はにこやかに昨日教えました。と答えるでしょう。

この答えをお話しましょう。先生は日本語を話せます。そして日本語の由来も知っています。そこで子供たちに「ヤー」と声をかけ、先生の知識を受ける準備をさせます。そしてテレパシーで一気に子供たちの脳に日本語の情報を送ります。子供たちは1~2秒というほんの一瞬のうちに日本語の情報をキャッチし脳に記憶させていきます。いや、日本語だけではありません。そこに必ずと言っていいほど日本語が出来てきた背景事情とこれから日本語がどのように変わっていくのかという未来の可能性も記憶していくのです。これはほんの一例です。私たちの脳もこのように発達していく可能性が潜在しているのです。)

 

自然界における脳の発達については自然に発達していくこととは別に、バイオテクノロジー(染色体のネットワーク・ゲノムの合成)によっても複雑なネットワーク構造の脳を構築することは可能なのです。その場合、自らの脳を自然の流れと異なり急速に発達させることが出来るのです。(自然界が人間を想像したのなら人間のなせる業であるバイオテクノロジー行為も自然界のなせる業なのだろうか)しかし、バイオテクノロジー行為によって創造された脳が起こす「意識」が倫理にもとるような行為を行う場合等、そのような勝手な創造行為を創造主は見過ごしはしないということです。一歩倫理の線を大股で踏み越えれば複数の宇宙はその生命体もしくはその生命体が影響を及ぼす範囲の惑星や宇宙を混乱させたり消滅させることも用意しているのです。

 

脳の意識が複数の宇宙に影響したり支配するようになると人間の進化はどのような新たな物理法則の支配を受けるのだろうか。そのような新たな物理法則を創造主は用意していないのである。今まであまり影響を受けなかった法則が作用を強めるだけなのである。ランナーが速く走ればそれだけ風圧を受けるように。

 

〇 その法則の一つ目はエントロピーネゲントロピー的領域の支配法則の構造そのものであるあなた方の言ういわゆる物理生物学的法則である。

マクロ的な構造物はミクロ的な物理学のプロセスによって変化するのです。あなた方の意識がもしミクロ的な存在と仮定するならば複数の宇宙はマクロ的な構造物といってもいいでしょう。すると今まで述べたように意識は宇宙の構造を変化させていくことになるがその未来がどうなるかは直線的でなくアーキテクチャー的といってもよいだろう。

宇宙の終末モデルを科学者がいくら構築しようとしても人間に「意識」が存在し、それが精神世界の集合意識を通じてコード化されてiいく以上、予測することはできないのです。

複数の宇宙は集合意識を通じて知的生命体のようなふるまいをするからである。これが宇宙が生命体であるといわれているゆえんでもある。但しあなた方人間が持つ耳や目や嗅覚器官など外部感覚器官がない人間に似ている。あなた方の体内に多くの臓器と抗体組織があり、それが機能して体を健康に保っているように、宇宙も外部感覚器官として直接に別な宇宙の状況を感知する構造は有していないが、複数の宇宙との組織力は有している。そして鋭い内部感覚器官ともいうべき構造を有しているのである。そして人間の小さい脳の神経回路に支配されてはいるが自らも思考し、自分を守るために進化の方向を決定する。なぜなら時には人間に知識を与えようとモデルや観念などを集合意識を通じて提供する。時には人間の体内にある組織が、体に害悪をもたらす病原菌が侵入した場合にそれを一掃させるような機能が働くと同じように、この宇宙という生命体の進化を阻害する意識的要因が生じた場合には集合意識を通じて、それを抹殺させるような行動することもあり得るということなのである。例えば核戦争でその生命体を抹殺するように。

 

 

〇 その法則の二つ目は

複数の宇宙は目や耳といった外的情報収集の感覚器官はないが、自分を認識し、生を楽しんだり、衰退したり消滅(死)する場合の苦しみといった物理的(哲学的や宗教的な要素はなく、あくまでも物理的な現象を通じての)・生物学的なエントロピーネゲントロピーネットワークが存在するのです。そしてその宇宙のいくつかは人間の頭脳のような高次な意識のレベルを備えるようになるのです。それぞれの宇宙の物理法則が隣接する宇宙と必ず共通するということもないのです。過去から未来に至るまで同じ物理法則に縛られることもないのです。宇宙自らが進むべき道を選択できることになるのです。そのためこれらの宇宙のこの構造が極めて不安定な宇宙を作り出すこともあるのです。端的に言えば人間の脳が宇宙を作り出し、宇宙が人間を作り出しているのです。そしてそれに介在しているのが集合意識(魂)なのです。精神世界というものが存在しなければ人間も宇宙も機能しないということがお分かりでしょうか。精神世界と物質世界、そしてそれをつなぐ集合意識がなければ、宇宙は部品だけで電気も配線もないガラクタコンピュータのようなものなのです。また、部品がなければコンピュータも動かないことを。精神世界も進化しないことを。

 

ここで一つあなた方に知ってほしいことは今説明した二つの法則の進化のプロセスを閉ざそうとする行為をあなたが行ったときに複数の宇宙の意識は集合意識に対して、あなたが死後帰るべき集合意識の世界に向かう道中で処罰を求めることがあるということです。いや、本当は処罰ではなくあなた自らが自らの意思で自分の帰るべき集合意識と波動がずれ、或いはずれさせられてしまったために集合意識と波動の整合を取ろうとするときに生じる感覚なのです。この感覚は恐るべき知的苦悩として現れるのである。血の池地獄や針の山といった感覚程度の生易しいものではないのです。

同胞に対してエゴイストで攻撃したりバイオテクノロジーや核兵器で自滅してしまった惑星や民族は例えば核兵器の熱で骨まで焼かれていく苦しみなど、ささやかで何でもないような恐るべき知的苦悩として現れるのである。加害者も被害者も連帯責任として。それは集合意識に同化するまで続くのである。このように大きな行為でなく、個人が個人あるいは複数の人々に対して行う殺人はもとよりもろもろの行為もこの構造的ネットワークから逸脱した部分については自らその制裁を受けることになるのである。

 

これであなた方は精神世界と物質世界の同時進化が創造主の目的であることを前にもお話してようにぼんやりと分かったかと思います。ぼんやりといったのは、三次元の生命体にこれ以上説明しても感覚的に理解できないからです。理解することが不可能だからです。それでも近づきたいと思う方がいれば前に教えた「叡智」という道具を使うことです。

 

 

 

          

7 集合的魂と集合的魂の意識(集合意識)とは。(末尾の図1、2参照)

   宇宙は生成途上及び進化のレールに乗ったおびただしい数の惑星の頭脳によって構成されていると言っても良いでしょう。この頭脳というのはあらゆる魂の集合したその惑星の意識と言ってもいいでしょう。しかしいろいろな惑星の集合的魂が空間を介して互いに直接交信することはないと言っても過言ではない。

   そのため、他の星の住人が地球の過去の歴史や個人の人生においての出来事、感情、守らなければならなかった秘密、何処に何があるのか、科学、医学、文学などの詳細を知るにはどうしたらよいだろう。

  〇地球に来てタイムマシンで過去に赴きそこで詳細に調べる。しかしそれに関わった人の心の動きまでを把握するのはなかなか困難です。

    〇地球のアカシックレコードに直接コンタクトする。しかしアカシックレコードはあなた方は知らないが書き換えが可能なのです。

  〇そこで直接地球を訪れて集合的魂の意識(集合意識)にアクセスする方法が用いられます。一つの魂にアクセス出来れば集合意識は地球のすべての魂にインターネットのように接続されているので、すべてのことがわかるということです。(ここには死んだときに持っていた物質世界の自我が溶け込んだ魂の基盤、いわゆる生前の全ての記憶が蓄積されている海水へのアクセスも含まれる)しかしここで問題が起きるのです。

   その問題を他の星の住人の言葉を借りていえば「地球というところは本当にアクセスが難しい星だ。意識が一つにまとまっていない。ごちゃごちゃだ。民族や派閥や地域によっては答えもピンからキリまである。まあ、これだけいろいろな星からの移住者でごった返している星も珍しいが。これを一つにまとめるのは至難の業だ。それでも集合的魂はこの星の集合意識にうまく溶け込んでいる。見事なもんだ。」と。

   これで一つおわかりだろう。「死」を経験して第二段階を進んで行ってもあなた方が住んでいるこの星での道はいくつのもわかれていることを。

 

    ここでいろいろな惑星の集合的魂が空間を介して互いに直接交信することはない。これはどういう意味か説明しよう。あなた自身は1個の人間です。これを一つの惑星にたとえよう。あなたと他人は秘密から考え方からなんでもかんでも共有できますか。生まれや育ちも違うでしょう。星だってそうです。だから何でもかんでも共有したらそれこそストレスでいっぱいになってしまいます。しかし、あなたと他人は社会のルールの中でコミニュケーションをするでしょう。あなたを導いたり教えたりする指導者や教師もいるでしょう。ということは星々の集合的魂の意識(集合意識)の直接交信がなくてもそれらを結ぶ何らかのチャンネルの存在が必要となってきます。

    その答えを3つ提供しましょう。この3つが理解できるだけで今はとても素晴らしいことなのです。それ以外はあなたが見つけてください。

  ★一つ目は、魂が星から星へと移動することにより絆が保たれるということです。

     ★二つ目は、国家ともいうべき「セントラルサン(生命中心太陽)」が存在することにより情報交換が行われることです。

     ★三つ目は、霊的テレパシーによって情報交換が行われることです。この方式は物質世界に生きている人間も出来るように創造主は作りました。何万光年も離れている宇宙船同士の通信やはるかかなたの星域の状況をレーダーのように探索する場合には人工的な装置を用いてこれを利用します。このテレパシー波はほぼ無限大の速度で伝搬します。「ほぼ」と言ったのはとてつもなく速いがやはり有限だからです。この速度は光よりどの位早いのかは前にお話ししました。

 

 

1図 (1)

 



 

 

2図 (1)

 

 

 

 次回は生命進化のルールです

 

 アルクトゥルの人の生活・文化等については「アルクトゥルスの風」に掲載しています。下記URL又は青字をクリックしてください。

http://aborizinino.livedoor.blog/archives/15174713.html
アルクトゥルスの風(人類の誕生と地球の未来)第一部 : アボリジニの歴史と文化1000万年の軌跡

(図1を参照しながら理解してください) 

死が訪れた時あなたはどうなるのでしょうか。そこから人間の生命としての第二段階が始まるのです。

 

1図 (1)


※ここで「海水」という言葉が出てきます。それは私たちが生きていくために必要な空気や水が豊富な自然環境と同じように霊界の環境と考えてください。

 

    クリプトン原子群が行う「送受信装置」言い換えればネットワークシステムが崩壊(停止)した時、そこから人間の生命としての「第二段階」が始まるのです。

 新しい職場に赴いて第二の人生が始まると思ってくだされば理解できるでしょう。人は自分の個性を保ちながら(自分を認識しながら)最初は比較的小さい集合的魂(集合した魂の意識の総体が集合意識。最初はエスキモーであればそのグループ、或いは家系など、それら同士が次々と結ばれてやがて地球の総合意識の中に組み入れられていく)と結ばれながらあなた方の空間と時間の平凡な4次元世界の外側の世界と一体化するプロセスに入っていくのです。その関係は人間社会の国家の形態と似ています。また、脳内出血などにより脳の神経突起が突然破壊(死)しために脳のニューロンが外部の情報を取れなくなったとき(現世界の情報を取れなくなったとき)、新たに樹状突起を広げて脳にバイバスを作り、再び外界の情報源と接触を図ろうとする現象に似ているのです。

   この一体化の作業は生前の人間の「愛の作業の内容(そのように説明するしか説明のしようがない。しかし必ずしもそうではない。2極性の問題を考慮しなければならない。第3生命密度(今のあなた方)から第4密度の生命としてアセッションする場合は逆にものすごい悪、そうです悪の作業の内容でもいいのです、例えばスターウオーズの帝国側のダース・ベイダーでもよいのです。中途半端はダメなのです。しかし、第4生命密度から第5生命密度の或いはそれ以上の生命密度や次元に移るには愛の作業の内容が重要になってきます。)」というべきものにより異なってくるのです。

あなた方が天国のどの位高い位置に存在できるかは、言い換えれば如何に「高い波動、大量の情報量に対応できる魂」に成長したかにかかっているのです。

 

    人間が死ぬと個々の魂はやがて大きな魂の集合に溶け込んでいきます。個々の魂、それらはさらに巨大な星の集合的魂を形成している惑星頭脳の1個のニューロン(或いは神経細胞)のようなものです。もちろん地球で生活している人間の中には、その魂が他の惑星のニューロンとして位置付けされているものもあります。また、地球の集合的魂の中に組み込まれた1個の魂でさえ魂個人としての意識をもっており、永遠に地球の集合的魂の中に組み入れられているわけでもないのです。自らの意思や周波数の整合・不整合、他の意志、地球が人間の居住にふさわしくない状況に陥り崩壊(注1)した場合や意識次元の向上(アセッション)などにより別な世界に移動する場合も当然あるのです。このことから、魂はある程度自由意志を持っていることがわかると思います。

    魂の世界であっても中にはその星の集合的魂から他の星に脱出した魂を連れ戻す戦士もおれば、その戦士をその星の集合的魂の中に捕獲し、その星に取りこんでしまう場合もあり、この世の状況と変わらないような現実もあるのです。このことはかつてのオリオン大戦においては非常に悩まされた問題でもあったのです。実際、オリオン大戦においては多くの逃亡者がおりました。それを捕獲し、引き戻すために地球にも捕縛者が多数訪れています。しかしその捕縛者の多くも地球の集合意識に捕縛され、そこに同化していきました。

 

注1 多くの宇宙の指導者は地球の指導者に対して核兵器の廃絶を強く求めています。特に1発で地球全体をガラス質に変貌させてしまう恐れのある「プラズマ核兵器」の開発には強い警告を発しています。その理由は惑星と時空・次元領域に多大な影響があるばかりでなく、精神世界の破壊にもつながるからなのです。地球の生物が愚かな核戦争で全て全滅したらその魂はどこに行くのでしょう。自由意志があるのだからほかの星に移ればいいって。そんなに簡単にはいかないのです。一度集合意識の海(基盤)に浸ってしまった魂はその星の海水を体から抜かなければならないのです(海水についてはもう少し後で説明します)。少し抜いても、魂は海との境界を作っている膜がないのですから海水を抜いても抜いてもあとからあとから魂の体の中に海水は入ってきてしまいます。それでも抜かないと出ていけないのです。要は波動の問題で、地球の集合意識という強い波動(殻)から強い意識(意志)を持って別な波動に魂自身を変えなければならないのです。

   あなた方が意識を変えられても、そんなに強い意識のない動植物はどうするのでしょう。今まで人間界に尽くしてきてくれたのに簡単に見捨てるのですか。

  集合意識から抜け出られない魂は星の崩壊を待って徐々に宇宙の枠組の中に霧散するように浸っていくか、それとも物質世界に触手を伸ばし、長い長い時間をかけて小さな生物を作り出し、さらに長い時間をかけて動植物を作っていくか、他の星から生命体を受け入れるしかないのです。なぜこのように厳しい法則に縛られるのでしょうか。別な説明を次回の「念と思考」で説明しますが創造主の向かう道を妨害するような生命体は宇宙の枠組みから隔離されると言ったらいいでしょう。しかし自分の向かう道を妨害するような生命体を創造主は自らを進化させるためにあえて創造するということも覚えておいてください。
 しかし核兵器により崩壊して元に戻るためにあまりにも長い時間がかかると精神世界自体が衰弱してしまいます。動植物が発生する前に星の寿命が来てしまうかもしれません。どちらにせよその影響は宇宙の星々に悪影響を及ぼすことになるのです。
 更にもう一つ重要な理由がありますがここではお話しきれないので別なところでお話することになるでしょう。簡単に言えば統括する宇宙がそれらの行為を行った生命体やその生命体が存続する宇宙の消滅や組み換えを行うための情報として収集されると言ったらわかるでしょうか。その生命体をこの宇宙に生存させることが不必要(病原菌みたいなもの)と判断した結果、その生命体或いは別の生命体をコントロールしてその生命体をこの宇宙から排除するための枠組み
と言ったらわかるでしょうか。この枠組みはその生命体が核兵器を保有してもその恐ろしさに気付いて、核兵器を使用させない高い意識を持つことでさらにその生命体の発達を促すようにも作用するのです。

   このような理由で核による破壊は絶対に起こさないように警告を発しているのです。しかし現実にこの宇宙では惑星を一瞬で破壊してしまうような武器も沢山あるのです。それを使っての惑星間戦争も現実に発生しているのです。それを阻止し、秩序ある宇宙を保つために多くの星の生命体同士が同盟もしています。しかもできるだけお互いが干渉しない秩序の基に。例外とまでにはいかないけれど(普通のことなのかもしれないが)アルクトゥルス人のように居住惑星の精神世界と一緒に特別な領域(そう表現するしかない)にも精神世界を持つ生命体もあることを忘れないでほしい。

                          

4 (図5を参照しながら理解してください)

魂の故郷への旅路はエーテル界、アストラル界を通過して行われる。その旅路は楽な楽しい旅路だけではない。困難を伴うこともある。


4章5図




 この項ではエーテル界、アストラル界として説明していますがそれはあなた方にわかりやすく説明するためのものです。ここで古くから言われているエーテルの概念を想像したらいけないのです。本当はそんなもの存在しないのです。エーテル界、アストラル界をあえて言えば異なる波動の世界なのです。そこに存在するのは、いずれ第1章でお話することとなる「」の変遷重合した目にも見えなければ測定もできない。しかし確実にそこにあるもの。言い換えれば量子など自然のあらゆる最も小さいものの基盤となっているもの。物理的に言えばその海は同じ色のものが一つもない「」が変化した「ビーズ」がぎっしり詰まったあなた方が認識している真空ともいうべき場所、見方によってはあらゆる方向性を持った軸線間の「角度」なのです。そして「ビーズ」も「角度」も各々が単独で存在しているのではなく「連鎖」しているのです。その中に波動によって構成された形の異なる「島」があるのです。そしてその島の一つを巡り歩きながら浄化して霊界に戻るというイメージがわけば十分です。なぜこのようなことを言うかというと三次元の生物種であるあなた方には説明しても理解できないからです。しかし、あなた方がそれらの島に到着すれば今住んでいる世界と同じように周りの状況が認識できるようになっているのです。あなた方が今住んでいる三次元の世界で植物や小鳥や仲間たちを認識できるように。


霊界はどこにあるのでしょうか。霊界の場所はあなたの想像を超えた場所です。肉体を有する物質の世界、その上にあるエーテル界、アストラル界これらの世界にも多くの生命体が存在しています(もちろん人間もいます)が、霊界はその彼方にあります。あなた方が人間の生命としての第二段階になるとエーテル界、アストラル界を通過して霊界へと進んでいきますが、例外としてエーテル界、アストラル界から現世に生まれ変わる場合やエーテル界、アストラル界にとどまる場合、ある目的のため別な生命体の体の中に魂の同意を得て移される場合などもあります。意志が弱い(自我が強い)と霊界に通じる道を見失い、なかにはその途中の道筋で(あまりにも多くの美男美女に出会ったなどで惑わされるなどして)そこに一時留まってしまう、いや引き止められてしまう場合もあります。この場合は自我意識が魂の基盤である海水に溶けずにいる状態と考えてください。

 

   なぜ、エーテル界、アストラル界を通過しなければ霊界へと進んで行けないのでしょうか。本当は通過ではないのです。あなた自身は裸の体に肌着をまとって生活しているでしょう。その上に服を着てるでしょう、そして今のあなたはその上に宇宙服を着こんでいると想像してください。この重い物質の世界では宇宙服が必要なのです。それはとても重くて動きづらいものなのですが、宇宙で生きるには宇宙服が必要なのです。そんな重たい宇宙服なんか着たくない。本当にそうなのでしょうか。あなた方みんなが宇宙旅行にあこがれ、出来れば宇宙遊泳をしたいと思っているのではないでしょうか。だからあなた方はみんなそれを承知でこの素晴らしい宇宙遊泳をするためにこの場所にいるのです。しかし地球に帰還すれば宇宙服は脱ぎます。必要ないからです。しかし宇宙服を脱ぐ行為それは「死」と名付けられている現象なのです。人間の生命としての第二段階の最初の状態なのです。でもまだ素敵な服を着ていますね。それがエーテル体なのです。素敵な服を脱いでもまだ肌着は来ていますね。それがアストラル体なのです。魂の世界のあなたは「実体」なのです。だから「裸」は本当のあなたの姿なのです。それはきらめく光の一点と言われるものなのです。

 

   宇宙から地上の人々の生活は遠くて見えませんね。高い空で宇宙服姿でいたのではで地上の人間が見えないように、エーテル界、アストラル界は実はあなたのすぐ近くにあるのですが良く見えないのです。「よく見えないのです」と言ったのは見える人もいるからです。3次元の世界では地上と宇宙という遠い距離が地上の人間を見えなくしていますが、エーテル界、アストラル界は波動が異なることで見えなくしているのです。ですが地上の人間と同じようにアストラル界やエーテル界で生きている人間はいっぱいいるのです。あなた方が現世で肌着を着て素敵な服を着ている生活をしていると同じように。

   宇宙は、三次元の生物種が五感を駆使して探り当てようとしてもとてもできないほど複雑で広大な世界なのです。それを探り当てるにはあなた方に必ず備わっている「松果体」という器官と「叡智」という道具をお使いなさい。

 

5 霊界に入る前に個人の生前の人格や不要な記憶は失われる。

   (人生を通じて得られた体験は保存され魂の成長に活かされる)

    人格とは何でしょうか。それは生まれたこの世で生きていくのに必要なアイテムです。だから、あの世では全く必要のないものなのです。エーテル界、アストラル界を通過していくと、段々と幻ともいえるこの世で生きた記憶は必要でなくなり、通過していく世界での現実に対応する行動が必要になってきます。小学生が中学生になった場合に中学生がとる行動に小学生だったころの記憶が全て必要でしょうか。記憶よりも小学生として学んだ体験こそ中学生として役立つのではないでしょうか。そのようにして不必要なものは段々とそがれていき、その反対に人間として生まれる以前の魂の本質がよみがえってきます。それと共に、生前の家族等で魂のつながりがある部分が頭をもたげてきます。それが集合的魂の世界に入っていく最初の段階です。

 

     さらに進むと人間の時に必要だった人格や知性といった自我(魂の表皮)ともいう部分は集合的魂の住んでいる大海の塩水の中に徐々に溶けだし(表皮の部分が海の中に記憶として保存されるといった方がわかりやすいかも)海水と同じ成分の魂は自我の表皮ともいうべき殻がなくなり海水と同化することになります。ここで重要なことは生前の体験は同化した魂の中にも保存され魂の成長に資されるということです。


次回は「念」と「意識」と魂と集合的魂の意識(集合意識)のかかわりについてお話します。


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アルクトゥルスの風(人類の誕生と地球の未来)第一部 : アボリジニの歴史と文化1000万年の軌跡

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